夏 湿度 何パーセント 快適か朝の寝室で八十%に戻る
目次
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夜の寝室で冷房をつけたまま眠ったのに、朝の湿度計は80%台
部屋は冷えているのに、布団まわりだけジメジメする
夏の部屋で湿度が高い原因は、冷房不足だけではない
室温が先に下がって冷房運転が弱まり、外気や室内の水分が残ると、湿度だけが戻りやすくなる
快適な湿度は、まず50〜60%を目安にする
ただし、数字だけを追って部屋を冷やしすぎる必要はない
冷房をつけても下がらない時は、設定を何度も変える前に、湿度計の位置と30〜60分後の変化から確認するほうが原因を絞りやすい
夏の部屋は湿度50〜60%を目安にする
夏の室内で過ごしやすい湿度は、50〜60%前後が一つの目安になる
まずは60%前後まで下がるかを見る
50〜55%まで下がっても寒くなければ、その状態を維持するくらいでよい

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湿度が60〜65%でも、短時間ならすぐ異常とは限らない
雨の日、入浴後、調理中、複数人で過ごした直後は、一時的に上がることがある
一方で、70%以上が数時間続く、または毎朝80%前後まで上がるなら、湿気の入り口や測定方法を確認したい
カビやダニは湿度だけで決まるものではない
温度、継続時間、結露、ほこりなども関係する
それでも、高い湿度を長く続けないことは、発生しやすい条件を減らす一つの考え方になる
50%に合わせることより、寒くならない範囲で60%前後を保つほうが生活では扱いやすい
冷房中も湿度が高い原因は、室温が先に下がること
冷房は、室内の空気を冷やす過程で水分も外へ出している
真夏の昼間は室温が高いため、冷房運転が長く続きやすい

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その間は湿度も下がりやすくなる
ところが夜や明け方は、外気温が下がり、部屋も早く設定温度へ到達する
すると冷房運転が弱まり、水分を外へ出す時間も短くなりやすい
複数の生活者の記録では、就寝時には湿度が下がっていたのに、起床時には80%台へ戻った例が見られた
室温は十分に低い
それでも寝具、人の呼気や汗、外気から入った水分が残り、湿度だけが上がっていたという流れ
寒く感じて設定温度を25〜26℃へ上げたあと、数十分で湿度が80%近くまで戻った例もある
冷房をつけた直後の数字だけでは、朝まで湿度を保てているか分からない
外気と室内の水分が重なると下がりにくい
冷房が動いていても、部屋へ入る水分が多ければ湿度は下がりにくい
見落としやすいのは、次の場面
雨の日に窓を開けたあと
浴室の扉を開けたままにした時
室内干しをしている時
鍋や湯沸かしを使った直後
寝室で複数人が一晩過ごした時
給気口や窓の近くで測っている時
特に寝室は、昼間のリビングと条件が違う
6畳ほどの寝室で、就寝前は60%前後だったのに、朝だけ80%を超えた事例もある
同じ住宅のリビングでは60%以下だったため、家全体ではなく寝室側の条件が影響していたと考えやすい
寝室は夜間に扉を閉めることが多く、人の呼気や寝具の水分も残りやすい
さらに室温が早く下がるため、冷房運転が弱まりやすい
昼のリビングが快適でも、寝室の湿度まで同じとは限らない
湿度計の場所が違うだけで数字は変わる
部屋の湿度を確認する時は、湿度計を置く場所から見直す
給気口の近くでは80%、室内のテーブル上では65〜70%だったという記録もある
同じ部屋でも、空気が入る場所と生活する場所では数字が変わる
最初に測る位置は、次を目安にする
床から約1〜1.5m
室内の中央寄り
エアコンの風が直接当たらない場所
窓や給気口のすぐそばを避ける
洗濯物や浴室の近くを避ける
置き場所を変えた直後の数字は使わず、10〜20分ほど待ってから読む
床のすぐ上、窓際、給気口の横では、その場所だけの冷えや湿気を拾いやすい
エアコンの吹出口近くでは、部屋全体より低く表示されることもある
湿度計が一つしかない時は、同じ機器を移動して比べる
複数の湿度計を使う場合も、最初に同じ場所へ並べ、表示差を見ておくと判断しやすい
最初に見るべき数字は、窓際ではなく普段座る高さの室内湿度
最初の10分で湿気の発生源を確認する
冷房をつけても湿度が下がらない時は、いきなり故障を疑わない
まず10分ほどで、部屋の条件をそろえる
最初に湿度計を正しい場所へ移し、室温と湿度、時刻を記録する
そのあと、窓と玄関が閉まっているかを見る
次に確認するのは、室内で水分が発生していないか
部屋干しをしていないか
浴室の扉が開いていないか
調理や湯沸かしの直後ではないか
加湿器が動いていないか
多人数で長く過ごしていないか
エアコン側では、冷房になっているか、設定温度と風量がどうなっているかを見る
フィルターにほこりが厚く付いている場合は、取扱説明書に沿って掃除する
24時間換気は、住宅の換気計画に関わる
湿度が高いからといって、一律に止めるのは避けたい
給気口付近だけ高い場合は、住宅の説明書や管理会社の案内も確認する
原因を探す時は、設定変更より先に部屋へ水分が入っていないかを見る
冷房開始前、30分後、60分後を比べる
湿度は、一度見ただけでは下がっているのか戻っているのか分からない
冷房開始前に、室温と湿度を記録する
次に30分後、60分後も同じ場所で確認する
見るべき変化は3つ
室温も湿度も下がる
冷房が続き、室内の水分も外へ出ていると考えやすい状態
60分後に50〜60%前後なら、まずは様子を見てよい
その後も寒くならないかを確認する
室温だけ下がり、湿度が変わらない
窓、給気口、部屋干し、浴室などから水分が入り続けていないかを見る
測定位置も再確認したい
窓際や床付近では、部屋全体と違う数字が出ることがある
一度下がった湿度が再び上がる
室温が設定温度へ達し、冷房運転が弱まった可能性がある
実際に、冷房へ切り替えた数十分後から湿度が上がった事例や、夜間だけ70〜80%台へ戻った事例がある
この場合、運転開始直後ではなく、1時間後と就寝中の変化を見る必要がある
冷房と除湿のどちらを使うか、電気代を含めて判断したい場合は、運転方法ごとの違いを扱った記事で分けて確認すると整理しやすい
本記事では、まず湿度が高い原因の切り分けにとどめる
寝室は就寝前と起床時を同じ場所で測る
日中の測定だけでは、夜間の湿度戻りを見落としやすい
寝室では、就寝直前の室温と湿度を記録する
湿度計は動かさず、起床直後にも同じ場所で確認する
たとえば就寝前が58%、起床時が70%台なら、夜間に湿度が戻っている
一晩だけではなく、雨の日と晴れの日で数回比べると傾向が見えやすい
人の呼気、汗、寝具、扉の開閉、外気の状態が毎日違うため、一度の数字だけで故障とは判断しにくい
反対に、毎朝70〜80%台になり、同じ家のリビングでは60%以下なら、寝室側の条件を優先して見る
確認したいのは、部屋の広さ、窓の位置、扉を閉め切っている時間、在室人数
さらに同じ湿度計をリビングへ移し、10〜20分置いて比較する
寝室だけ高い時は、エアコン単体より部屋ごとの差を先に切り分ける
新築と築年数の古い住宅では見る場所が違う
夏の湿度は、建物の条件によっても変わる
新築直後では、建材や基礎に含まれる水分の影響が気になる場合がある
給気口や床下付近だけ高いなら、室内中央の数字と分けて確認したい
築年数の古い木造住宅では、窓や建具の隙間から外気の影響を受けやすいことがある
雨の日だけ急に上がるなら、外の湿った空気との関係を考えやすい
川沿い、沿岸部、雨の多い時期なども、外気湿度が高くなりやすい
ただし、立地だけで原因を決めることはできない
新築でも高湿度になることがあり、築古でも冷房中は60%以下に保てる部屋がある
見るべきなのは建物名ではなく、どの場所で、何時に、何%まで上がるか
70〜80%が続く時は故障以外の異常も見る
湿度が70〜80%でも、一度だけならすぐ故障とは限らない
雨天、入浴後、部屋干し、測定場所の違いでも数値は上がる
まず条件をそろえ、30分後、60分後、翌朝まで確認する
それでも特定の部屋やエアコンだけ高い状態が続くなら、次も見る
冷風がほとんど出ない
設定温度まで下がらない
エラー表示が出る
異音がする
室内機から水が漏れる
フィルター清掃後も変化がない
ドレンホースは、外から排水状態を目視する程度にとどめる
内部へ物を差し込んだり、室外機を分解したりしない
排水が見えることだけで、エアコン全体が正常とは判断できない
反対に、排水が見えないだけで故障とも決められない
違和感が続く場合は、自分で分解せず、メーカーや修理窓口へ相談するほうが安心だ
湿度を下げるために部屋を冷やしすぎない
湿度を50%に近づけようとして、室温が20〜23℃まで下がったという事例もある
長袖やレッグウォーマーが必要になるほど冷えているなら、湿度の数字だけを優先しすぎている可能性がある
夏の快適さは、湿度だけでは決まらない
室温、風の当たり方、体調、活動量も関係する
湿度が60〜65%でも不快感が少なく、結露やカビ臭もないなら、無理に50%まで下げなくてよい場面もある
設定温度を一時的に下げて変化を見る場合も、短時間の確認にとどめる
就寝中に寒さを我慢する使い方は避けたい
湿度計の数字より、冷えすぎず過ごせる範囲を優先する
まとめ
夏の部屋で湿度が高い時は、冷房が動いていないとは限らない
室温が先に下がって運転が弱まり、雨天の外気、寝具、部屋干し、入浴後の水分が重なると、湿度だけが戻りやすくなる
まず湿度計を床から約1〜1.5mの室内中央寄りへ移す
10〜20分待ってから、冷房開始前、30分後、60分後の数字を比べる
寝室なら、就寝前と起床直後も同じ場所で測る
50〜60%を目安にしながら、70%以上が数時間続く時だけ原因を一つずつ切り分ける
今日から設定を何度も変える必要はない
最初は、湿度計の置き場所を変えて時刻と数字を残す
それだけでも、部屋が本当に高湿度なのか、測る場所だけの問題なのかに気づきやすくなる
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
