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夏の寝室で除湿機をつけたまま寝るなら、最初から朝まで連続運転せず、まず2〜3時間の切タイマーから試したほうが失敗しにくい

夜中から朝方に湿度が戻る部屋では、連続運転ではなく55%前後の自動湿度設定へ切り替える

寝る前に湿度を下げても、人の寝汗や呼気、湿気を含んだ寝具から水分が出るため、深夜に再び寝苦しくなることがある

ただし、除湿機は運転中に熱を出す

湿度だけを見て朝まで動かすと、喉の乾燥より先に室温が上がって眠れないこともある

夏の寝室で除湿機をつけたまま寝てもよい条件

除湿機をつけたまま寝られるのは、次の条件がそろう夜になる

室温はエアコンなどで調整できている

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除湿機を弱運転か自動運転にできる

風が顔や上半身へ直接当たらない

起床時の湿度と室温を確認できる

運転音で眠りが妨げられない

特に見落としやすいのが室温

除湿機は空気中の水分を集める一方で、本体から熱を室内へ放出する

閉め切った6畳前後の寝室では、空気のベタつきが消えても、しばらくすると本体付近が暖かく感じることがある

実際に見られた生活者の体験でも、寝室の湿度を下げようと除湿機だけを動かしたところ、温風と室温上昇で暑くなり、夜中に目が覚めていた

翌日は就寝前だけ運転し、寝る時には弱運転へ変更

エアコンも高めの設定で併用したところ、冷たい風を体へ当てずに湿気を抑えやすくなっている

真夏の除湿機は、冷房の代わりではなく湿度を補助する機器として使う

除湿機は何時間つけるか迷ったら2〜3時間から試す

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夏の寝室で除湿機を何時間つけるか迷ったら、最初の一晩は2〜3時間の切タイマーで十分

就寝前から運転を始め、眠りに入るまでの湿度を先に下げておく

そのまま入眠後の2〜3時間まで動かせば、寝始めの蒸し暑さを抑えやすい

最初から5時間や8時間にすると、部屋の条件によっては湿度が必要以上に下がったり、排熱がたまったりする

生活者の体験では、同じ一晩でも結果に大きな差があった

6畳の寝室で朝まで動かし、2リットル近い水がたまった例もあれば、数時間で十分に湿気が取れ、就寝中は止める使い方へ変えた例もある

この差は、除湿機の能力だけでは決まらない

寝室の広さ

木造か鉄筋か

窓やドアの気密性

寝る人数

寝具が含んでいる湿気

部屋干しの有無

外気の湿度

これらが重なるため、他人の「5時間でちょうどよかった」をそのまま当てはめにくい

時間は一晩単位ではなく、まず2〜3時間から1時間ずつ調整する

寝汗で朝方に湿度が戻るなら55%設定へ変える

就寝前に湿度を60%前後まで下げても、朝方に再びジメジメすることがある

人は寝ている間も、汗や呼気によって室内へ水分を出す

シーツや敷きパッド、掛け布団も水分を含むため、ドアを閉めた寝室では湿気が逃げにくい

夜11時に湿度を下げて眠れたのに、深夜3時ごろ、背中にシーツが張りつくような不快感で目が覚める

温湿度計を見ると、就寝前より湿度が戻っている

このような部屋では、切タイマーを長くするより、55%前後の自動湿度設定のほうが扱いやすい

設定湿度に達したあとも強く動き続けるのではなく、湿度が上がった時だけ運転を再開できる機種なら、下げすぎと湿度戻りの両方を抑えやすい

現在使っている除湿機に「自動」「湿度設定」「おまかせ」などの機能があるか、操作パネルで確認する

55%に設定できない場合は、50%ではなく60%側から試したほうが、朝の乾燥感を避けやすい

朝方だけ湿度が上がるなら、タイマーを延ばすより自動運転へ切り替える

最初の夜は3回だけ温湿度計を見る

除湿機の運転時間を決める時は、湿度だけでなく室温も一緒に見る

確認するタイミングは3回でよい

寝る直前

タイマーが切れる2〜3時間後

朝起きた時

寝る直前に湿度70%だったものが、2時間後に55%前後まで下がり、朝も大きく戻っていないなら、次の夜も同じ設定から始められる

反対に、2時間後は湿度が下がっていても、室温が上がって寝苦しくなったなら運転時間を短くする

エアコンを主体にし、除湿機は就寝前だけに変えるほうがよい

温湿度計は、除湿機の吹き出し口の前には置かない

窓際、エアコンの風が直接当たる場所、枕元も数値が偏りやすい

部屋全体の状態を見るなら、床に直置きせず、ベッドの高さに近い棚や台へ置く

除湿機とエアコンの風が直接当たらない位置のほうが比較しやすい

表示を撮っておくなら、寝る前、タイマー終了後、起床時の3枚を比べる

湿度だけでなく室温も同じ画面に入ると、排熱の影響に気づきやすい

湿度が下がったかではなく、室温を上げずに朝まで保てたかを見る

朝に喉が乾く時は湿度設定から見直す

朝起きた時に喉や目が乾くなら、最初に確認するのは起床時の湿度

湿度が一般的な目安より低くなっている場合は、設定を55%から60%へ上げるか、タイマーを1時間短くする

次に見るのが風向き

除湿機やサーキュレーターの風がベッドへ直接流れていると、室内全体の湿度が極端に低くなくても、顔や喉だけが乾きやすい

サーキュレーターを併用する場合は、人へ向けず天井か壁へ向ける

除湿機もベッドのすぐ横を避け、風が寝具を直撃しない位置へ動かす

確認する順番は次のとおり

朝の湿度を見る

設定を5%上げる

タイマーを1時間短くする

風向きと設置場所を変える

喉の違和感は、エアコンの風、口呼吸、水分不足などでも起こる

湿度だけを原因と決めつけず、設定を変えた翌朝と比べて判断したい

乾燥感が出た時は、除湿をやめる前に設定湿度と風の直撃を分けて確認する

湿度は下がったのに暑い時は除湿機を止める

夏の寝室では、湿度より室温を優先したほうがよい場面がある

除湿機を動かして30分から1時間ほど経ち、湿度計の数字は下がったのに、背中や首元の汗が増える

本体の吹き出し口へ手を近づけると、周囲より暖かい風が出ている

この状態なら、除湿時間を延ばさない

エアコンを使える夜は、冷房で室温を整え、除湿機を短時間の補助にする

冷房の風で体が冷えやすい場合は、設定温度を少し上げ、風向きを体から外すほうが扱いやすい

エアコンを切ったあとに湿度が急に戻る部屋では、除湿機だけの問題ではなく、エアコン内部の乾燥運転や停止後の温度変化も関係することがある

その場合は、エアコンを消した後に湿度が上がる原因と、送風・内部乾燥の使い方も分けて確認したい

湿度を下げても汗が増えるなら、除湿不足ではなく排熱を疑う

寝室の条件で運転時間は変わる

同じ除湿機でも、寝室の環境によって適切な時間は変わる

気密性の高い集合住宅や、二人以上で寝る部屋は、寝汗や呼気による湿気がこもりやすい

就寝前の2〜3時間だけでは、朝方に湿度が戻ることもある

この場合は、タイマーを長くする前に55%前後の自動運転を試す

一方、一人で寝る狭い個室や、外気が比較的乾いている夜は、数時間でも湿度が下がりやすい

朝に空気が乾いた感じが残るなら、2時間から1時間へ短くしてよい

寝室で部屋干しをしている場合は、衣類から出る水分も加わる

就寝中の湿度管理とは条件が大きく変わるため、洗濯物を干した夜の数値を通常の寝室と同じ基準で見ないほうがよい

窓を開けるかどうかも外気次第

外の湿度が高い梅雨時や蒸し暑い夜に窓を開けると、除湿した空気へ湿気が入り続ける

外が涼しく乾いている夜だけ、短時間の換気が役立つという見方になる

環境差は運転時間より、朝方に湿度が戻るかで判断する

水タンクの満水は運転時間の目安にしない

寝室で一晩動かすと、タンクに1リットル以上の水がたまったという体験もある

ただし、満水で止まる時刻は、その日の湿度や寝る人数、タンク容量によって変わる

満水停止を切タイマー代わりにはできない

朝までにタンクがいっぱいになる、停止音で目が覚める、排水回数が増えて困る場合は、就寝中の湿度設定とは分けて考えたい

水タンクの容量や満水停止の対処は、寝室の運転時間とは別の問題

本記事では、タイマーと自動湿度設定による寝苦しさ対策に絞っている

まとめ

夏の寝室で除湿機をつけたまま寝る時は、朝までの連続運転から始めない

まずは就寝前から2〜3時間の切タイマー

寝汗で朝方に湿度が戻る部屋だけ、55%前後の自動運転へ変える

初日の夜は、寝る前、2〜3時間後、起床時の室温と湿度を見る

喉が乾くなら設定を5%上げ、暑くなるなら運転時間を短くする

今日から全部を決める必要はない

まずは今夜、2〜3時間に設定し、朝の温湿度計と体の感覚を確認する

その一晩を基準にするほうが、自分の寝室に合う運転時間を見つけやすくなる

監修:鈴木隆

保有資格:家電製品アドバイザ