夕飯前にノンフライヤーで唐揚げを作ったら、味は悪くないのに衣だけ粉っぽい
15分ほど加熱しても、肉の角に片栗粉が白く残る

この場合は、温度や時間を先に疑うより、粉の量、粉のなじませ方、油の当たり方を見るほうが早い

ノンフライヤーの唐揚げがまずい時は、粉が肉の水分や油となじまないまま熱風で乾き、白い粉や硬い衣として残ることがある
まず変えるのは、加熱時間ではなく粉を薄くすることと、白く乾いた部分に少量の油を当てること

油で揚げる唐揚げは、粉をまとった鶏肉全体が油に触れる
一方でノンフライヤーは、熱風で表面を乾かしながら火を通す家電

そのため、粉が厚く残ると衣になりきらず、「焼けた粉」のような食感になりやすい
COSORIやフィリップスのような熱風タイプでも、粉が多ければ白く残ることがある

レコルト系の小型タイプでは、詰め込みすぎると熱風が通りにくい
上は焼けているのに、側面や裏面だけ白っぽい唐揚げが混ざりやすい

まずは今の失敗を、次のどれに近いかで見る

白い粉が残るなら、粉の量となじませ不足
粉っぽいなら、油が衣に届いていない
衣が硬いなら、焼きすぎ
肉がパサつくなら、追加加熱の重ねすぎ
焼き色が薄いなら、油不足か詰め込みすぎ
ムラがあるなら、途中で裏返していない可能性

ノンフライヤーの唐揚げは、まずい原因を症状ごとに分けると直しやすい

ノンフライヤー 唐揚げ まずい原因は粉と油に出やすい

ノンフライヤーの唐揚げでまずいと感じやすいのは、味付けよりも衣の失敗だ

下味をつけた鶏もも肉に片栗粉を多めにつけ、すぐにバスケットへ入れる
この流れだと、加熱後に肉の角や重なっていた面だけ白く残ることがある

一度、夕飯用に鶏もも肉1枚を一口大に切り、片栗粉をしっかりつけて加熱した時、表面の一部は唐揚げらしくなった
それでも、肉の角に粉が残り、箸で持つと白い粉がぽろっと落ちた

そこで次は、余分な粉を落としてから数分置いた
粉の白さが少し落ち着き、肉の表面がしっとりしてから並べると、加熱後の白い残り方がかなり変わった

ここで見るべきなのは、温度表示ではない
粉が真っ白なまま入っていないか

粉が乾いたまま熱風に当たると、衣ではなく粉として残りやすい
時間を延ばしても、粉だけがきれいに衣へ変わるとは限らない

むしろ、肉の水分が抜けて硬くなることがある

ノンフライヤー 唐揚げ 白い粉が残る時の確認点

ノンフライヤーの唐揚げで白い粉が残る時は、まず粉をつけた直後の状態を見る

片栗粉をまぶした直後に、鶏肉全体が真っ白に見える
その状態で入れると、熱風が当たりにくい部分に粉が残りやすい

特に残りやすいのは、肉の角、皮のすき間、バスケットに接していた面
ここに白い粉が固まっているなら、加熱不足だけではなく、粉のつけすぎを疑う

鶏もも肉1枚分なら、全体を厚く覆うより、表面が薄く白くなる程度で十分
まぶしたあとにボウルの底へ余った粉が多く残るなら、次回は少し減らす

粉をつけたあと、すぐ入れない
数分置いて、粉が下味の水分を吸うのを待つ

表面が真っ白から少し薄茶色に近づいたら、熱風で衣になりやすい状態に近づく

市販の唐揚げ粉でも同じ
粉末タイプは、まぶしてすぐより、少し置いてから加熱するほうが粉っぽさを減らしやすい

水溶きタイプは注意が必要
油で揚げる前提の衣は、ノンフライヤーでは厚く残ったり、バスケットにくっついたりしやすい

ノンフライヤーでは、厚い衣より薄くなじんだ衣のほうが扱いやすい

ノンフライヤー 唐揚げ 粉っぽい時は油スプレーの当て方を見る

ノンフライヤーは油を減らせる家電だが、唐揚げの衣では油が少し必要になることがある

油の役割は、こってりさせることだけではない
粉を衣らしくまとめ、焼き色をつけ、乾いた粉っぽさを減らす役割もある

油なしで作った時に、肉の角だけ白く粉っぽく残る
その場合は、次回から油を増やすというより、白く乾いた粉にだけ油を当てるほうがよい

全体を濡らす必要はない
粉が乾いて見える場所へ、軽く当てるくらいで十分

油スプレーを使う時は、最初に上面へ軽く1回
途中で裏返したあと、裏面に白い粉が見えたらそこへもう1回

これくらいなら、ベタつきを増やしすぎずに粉っぽさを抑えやすい

ただし、粉が厚すぎると油スプレーをしても届かない
表面だけ少し焼けて、内側の粉が白く残る

オイルスプレーを使ってもまずい時は、油の量を増やす前に、粉を薄くすることを先に見る
この順番を逆にすると、ベタつくのに粉っぽい唐揚げになりやすい

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ノンフライヤー 唐揚げ 衣が硬い時は焼きすぎを疑う

衣が硬い時は、加熱時間を延ばしすぎている可能性がある

粉っぽさが残ると、あと5分だけ加熱したくなる
それでも白い粉が消えず、さらに3分足す

この流れになると、粉の問題は残ったまま、肉の水分だけ抜けやすい
結果として、衣がゴワッと硬く、肉もパサついた唐揚げになる

粉が白い理由が「なじませ不足」なら、時間だけでは直しにくい
粉っぽさを時間で消そうとしないことが大事だ

火通りが不安な時は、時間を長くする前に肉の大きさを見る
鶏もも肉は厚みをそろえ、一口大に切る

大きい肉と小さい肉を混ぜると、小さい肉は硬くなり、大きい肉は火通りが不安になる
同じバスケット内で仕上がりがばらつきやすい

鶏肉は、焼き色だけで判断しない
厚い部分を割って確認し、不安が残る場合は中心温度計を使うと安心

衣の粉っぽさと、肉の火通りは分けて見る
ここを混ぜると、必要以上に加熱して失敗しやすい

ノンフライヤー 唐揚げ 肉がパサつく時の見直し方

肉がパサつく時は、温度だけでなく加熱時間と肉の大きさを見る

小さく切った鶏肉を長く加熱すると、表面から水分が抜けやすい
熱風調理は、油で揚げる時より表面が乾きやすいためだ

特に、粉が白いからといって追加加熱を重ねると、肉の中が先に乾く
外側は硬く、中はジューシーさが減る

最初から長めに設定しない
まずはレシピの標準時間に近いところで一度確認し、途中で裏返す

白い粉が残っているなら、時間を足す前に、粉の残った面へ少量の油を当てる
そのうえで、必要な分だけ加熱する

割った時に中まで火が通っているか
肉汁が残っているか
外側だけが硬くなっていないか

この3つを見ると、次回どこを変えるべきか分かりやすい

ノンフライヤー 唐揚げ 焼き色が薄い時は油と間隔を見る

焼き色が薄い時は、温度を上げる前に、油と並べ方を見る

ノンフライヤーでは、熱風が当たった面から色づく
肉同士が重なっている場所や、バスケットの端で風が抜けにくい場所は、色がつきにくい

油なしで作ると、表面が乾いて白っぽく残ることもある
この場合は、高温にするより、油を少し足すほうが衣らしくなりやすい

鶏肉同士は、ぴったりくっつけない
少し隙間を作り、熱風が抜ける道を残す

大容量のCOSORI系でも、重ねすぎればムラは出る
容量が大きいからといって、粉が厚い唐揚げを山盛りにしてよいわけではない

レコルト系の小型タイプでは、見た目には入っても、詰めると側面や裏面が白く残りやすい
一人分や弁当用の少量なら使いやすいが、家族分を一度で作ろうとするとムラが出やすくなる

焼き色が薄い時は、温度より先に熱風の通り道を見る

ノンフライヤー 唐揚げは途中で裏返すとムラが減る

ノンフライヤーの唐揚げは、途中で裏返すかどうかで仕上がりが変わる

上面は熱風で乾きやすい
バスケットに接している面は、油や水分がたまりやすい

そのまま最後まで加熱すると、上だけ硬く、下は白っぽい
または、片面だけ湿ったような仕上がりになることがある

目安は、全体の加熱時間の半分を過ぎたあたり
一度開けて、肉の位置を少し変え、裏面を上にする

その時に白い粉が見えたら、そこだけ油を少し当てる
何度も開ける必要はない

確認は1〜2回で十分
開けすぎると庫内温度が下がり、かえって仕上がりが乱れやすい

途中で見るのは、焼け具合ではなく白い粉が残っている面
ここを見れば、油を足す場所も判断しやすい

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ノンフライヤー 唐揚げを入れすぎるとまずい仕上がりが混ざる

夕飯前や弁当用にまとめて作る時ほど、バスケットへ詰め込みたくなる

ただ、ノンフライヤーは油鍋のように、全体を油に沈める調理ではない
熱風が通る場所と通らない場所で、仕上がりに差が出る

実際に、友人に出す唐揚げを作る場面では、一度に入れられる量が少なく、250g程度ずつしか進まなかったという失敗談もある
焦って詰め込むと、うまく焼けたものと粉っぽいものが混ざりやすい

家族分を一度で作る時は、量よりも重なりを見る
バスケットの底が見えないほど詰めると、下の面に熱風が届きにくい

詰め込みすぎた状態では、上にある肉だけ色づき、下の肉は白いまま残る
間隔を空けた状態と比べると、焼き色の差が出やすい

一度にたくさん作るより、熱風が通る量に分けるほうが失敗しにくい

ノンフライヤー 唐揚げ まずい時に直す順番

ノンフライヤーの唐揚げがまずい時は、レシピ全体を一気に変えない
原因が分からなくなるからだ

最初に見るのは粉
白い粉が残るなら、粉を減らし、まぶしたあと数分置く

次に見るのは油
粉っぽいなら、白く乾いた部分にだけ少量の油を当てる

その次に見るのは並べ方
肉同士が重なっていないか、熱風が通る隙間があるかを見る

最後に見るのが時間と温度
粉っぽさを消すためではなく、火通りを整えるために調整する

最初に変えるなら、粉を薄くして数分置くこと
ここを変えるだけでも、白い粉の残り方はかなり見えやすくなる

ノンフライヤー唐揚げは揚げ物と同じ作り方にしない

油で揚げる唐揚げの感覚で作ると、ノンフライヤーでは失敗しやすい

片栗粉を多めにつける
すぐ加熱する
バスケットへまとめて入れる
粉っぽいから時間を延ばす

この流れだと、白い粉、硬い衣、パサついた肉が出やすい

ノンフライヤーでは、油の中で衣を作るのではなく、熱風で表面を焼いていく
だから、粉は薄くなじませる

油は完全になしにこだわらず、少量を必要な場所へ当てる
肉は重ねず、途中で裏返す

買い替えや機種選びを考える前に、まず今の作り方で直せる部分を見る
冷凍食品の使いやすさや掃除の手間、購入前の必要性は別の判断になる

唐揚げだけがまずいなら、この記事では粉、油、裏返し、入れすぎに絞って見直すほうが原因を絞りやすい

まとめ

ノンフライヤーの唐揚げがまずい時は、温度や時間より先に、粉と油の量を見る

白い粉が残るなら、粉が多いか、なじませる時間が足りない
粉っぽいなら、油が衣に届いていない
衣が硬いなら、粉っぽさを時間で消そうとしている可能性がある

肉がパサつく時は、追加加熱の重ねすぎや肉の大きさのばらつきも見る
焼き色が薄い時は、油と熱風の通り道を確認する

COSORIやフィリップスのような熱風タイプでも、粉が厚ければ白く残りやすい
レコルト系の小型タイプでは、詰め込みすぎるとムラが出やすい

ノンフライヤー唐揚げは、油を完全に使わないことより、少ない油をどこに当てるかが大事になる

まずは次回、粉を薄くつけて数分置く
白く乾いた部分だけに油を少し当て、途中で裏返す

そこから変えるだけでも、粉っぽさや焼きムラはかなり見直しやすくなる

監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ