離乳食の電気蒸し器は裏ごし前の柔らかさで見る
目次
夕方、赤ちゃんがぐずり始める前に、にんじんを小さく切って鍋に入れる
火をつけた直後に泣き声がして、戻ってきたら水が減っていて、まだ芯が少し固い
離乳食作りでつらいのは、料理が難しいことだけではない
野菜をやわらかくする間、キッチンから離れにくいことが負担になりやすい
フードスチーマーを離乳食に使うメリットは、派手な時短よりも、野菜を芯までやわらかく蒸し、裏ごしやすり潰しをラクにしやすい点にある
にんじん、じゃがいも、かぼちゃのような野菜は、蒸すことで水っぽくなりにくく、素材の甘みも残りやすい
鍋で茹でる、電子レンジで加熱する、電気蒸し器で蒸す
どれでも離乳食は作れる
ただ、離乳食初期から中期の冷凍ストック作りでは、**少量の野菜をまとめてやわらかくし、小さじ1ずつ分ける前の「潰す作業」**で差が出やすい
この記事では、フードスチーマーの選び方ではなく、離乳食作りのどの作業がラクになるのかを、野菜の甘み、裏ごし、冷凍ストックの場面に絞って整理する
フードスチーマー 離乳食でラクになるのは火加減を見る時間
離乳食用の野菜を鍋で茹でる時は、火加減を見ながら、途中で固さを確認する必要がある
にんじんを1cm角に切っても、赤ちゃん用にするなら大人の煮物よりかなりやわらかくしたい
じゃがいもも、表面だけ崩れて中に芯が残ると、裏ごしで粒が残りやすい
この時、赤ちゃんが泣く
上の子に呼ばれる
洗濯機が終わる
ほんの数分でも、火を使っている間はキッチンに戻る意識が残る
フードスチーマーや離乳食向けの電気蒸し器は、野菜を入れて水をセットし、スイッチを押すと、加熱中の見張りを減らしやすい
完全に放置してよい家電ではないが、鍋のように火加減を何度も見る負担は少ない
夕方のキッチンで、にんじん半分とじゃがいも1個を切る
1cm角くらいにしてスチーマーへ入れ、蒸している間に赤ちゃんの横へ戻る
10〜20分ほどで蒸し上がったら、フォークで押して崩れ方を見る
角が残らず、すっと潰れるなら、裏ごしやすり潰しに進みやすい状態
フードスチーマー 離乳食の強みは、調理そのものを消すことではなく、火の前に立ち続ける時間を減らせること
離乳食 電気蒸し器は鍋や電子レンジと何が違うか
離乳食 電気蒸し器で検索する人は、鍋や電子レンジで十分ではないかも気になるはず
鍋は、一度に量を作りやすい
ただし、水の中で茹でるため、野菜の味が薄く感じることがある
やわらかさを見るために、途中で火の様子も確認しやすい
電子レンジは、少量を早く加熱しやすい
その一方で、食材の大きさや水分量によって加熱ムラが出ることがある
端はやわらかいのに、中心だけ少し固いという状態になりやすい日もある
電気蒸し器は、野菜を水に浸し続けず、蒸気で加熱する
水に溶け出す量を抑えやすく、食材が水っぽくなりにくい
もちろん、食材や機種によって仕上がりは変わる
それでも離乳食では、芯までやわらかく、あとで潰しやすい状態にそろえやすいことが大きい
特に、数日分の冷凍ストックを作る時は違いが出やすい
にんじん半分、じゃがいも1個、ほうれん草半袋のように、少量ずつ別の食材を蒸して、月齢に合わせて潰す流れに向いている
多機能さより、まず見るべきなのはここ
離乳食作りでは、温め直し機能よりも「野菜をやわらかく蒸せるか」が中心になる
離乳食の蒸し野菜は甘みが残りやすい
離乳食初期は、味付けでごまかしにくい
塩や砂糖を足すのではなく、素材そのものをやわらかくして、飲み込みやすい状態に近づける時期
この時に扱いやすいのが、にんじん、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも
甘みを感じやすく、蒸した後もペーストにしやすい
鍋で茹でると、野菜が水に触れる時間が長くなる
そのため、食材によっては味が薄くなったように感じることがある
蒸す場合は、水の中で野菜が動かない
形が崩れすぎず、野菜の味も残りやすい
たとえば、にんじんを1cm角に切り、電気蒸し器で蒸す
蒸し上がったあと、スプーンで押してつぶし、蒸し汁を少し戻してのばす
水を足すだけより、蒸した時に出た水分を使うほうが、味が薄まりにくいと感じることがある
ただし、赤ちゃんの好みや進み方には差があるため、食べやすさは様子を見ながら調整したい
ほうれん草は少し別で考える
蒸した後に苦味やアクが気になる時は、冷水に取ってから刻む、裏ごしするなどのひと手間を入れるほうが扱いやすい
蒸せば何でも甘くなるのではなく、甘みが出やすい野菜と、アク抜きしたい野菜を分けて考えることが大切

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価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
離乳食の裏ごしは芯までやわらかいかで変わる
離乳食作りで手が止まるのは、加熱よりも裏ごしの場面
野菜が少しでも固いと、スプーンで押しても粒が残る
裏ごし器の網に繊維が引っかかり、結局もう一度加熱することになる
フードスチーマーで見るべきなのは、蒸し時間そのものより、蒸し上がった後の崩れ方
にんじんなら、フォークで押した時に角が残らない
じゃがいもなら、押すとほろっと崩れる
この状態なら、すり鉢でもブレンダーでも進めやすい
小さじ1ずつ分ける前のペースト作りで、力のかかり方が変わる
離乳食2週目くらいの野菜ストックでは、ほうれん草、にんじん、じゃがいもを少量ずつ用意することがある
それぞれ蒸して、潰して、必要なら蒸し汁でのばし、小さじ1や大さじ1の冷凍トレーへ分ける流れ
この時、にんじんの端が残っていると、トレーに入れる前に何度も潰し直すことになる
逆に、スプーンの背で軽く押してなめらかになる状態なら、作業が止まりにくい
離乳食の裏ごしをラクにする判断基準は、時間よりも「フォークで押した時の崩れ方」
フードスチーマー 離乳食ストックは小さじ1単位で分けやすい
離乳食初期は、食べる量が本当に少ない
小さじ1から始まり、数日かけて少しずつ増やしていく
この少量のために鍋を出す
火を使う
ザルにあげる
潰す
冷ます
トレーへ分ける
ひとつひとつは小さい作業でも、育児中は負担になりやすい
フードスチーマーが合いやすいのは、この「少量なのに工程が多い」時期
にんじん半分、じゃがいも1個、ほうれん草半袋くらいを用意し、数日分のストックにする流れと相性がいい
蒸し上がった野菜は、食材ごとに潰して、小さじ1ずつ冷凍トレーに入れる
少し進んだ時期なら、大さじ1ずつに分ける
トレーに並んだ状態を見ると、作った量が分かりやすい
にんじん半分でも、小さじ1なら何マスか埋まる
じゃがいも1個なら、のばし方によって数回分に分けやすい
ここで大切なのは、一度に大量に作ることではない
月齢に合わせて、少量を同じ固さで分けやすいこと
冷凍ストックを作る日は、蒸す前の野菜、蒸し上がり、潰した後、トレーに入れた後を並べて見ると違いが分かりやすい
写真に残すなら、この4つの状態があるだけで、作業の流れがかなり伝わる
離乳食 電気蒸し器でも洗う手間は残る
フードスチーマーは便利だが、すべての手間を消す家電ではない
特に残るのが洗い物
にんじんを蒸して潰す
次にほうれん草を蒸して潰す
その次にじゃがいもを蒸して潰す
食材をひとつずつ試す時期は、混ぜずに作ることが多い
そのため、容器、カゴ、フタ、ブレード、ヘラを何度も洗う場面が出てくる
1品だけなら数分で終わる
ただ、3種類まとめて作る日は、蒸すよりも洗って拭く時間のほうが気になることもある
特にブレンダー付きの離乳食メーカーは、刃のまわりにペーストが残りやすい
にんじんやかぼちゃのような色の濃い野菜は、洗い残しも目につきやすい
使用後に本体まわり、カゴ、フタ、ブレードを並べると、便利な反面、片付ける部品の数が見える
この部分を知らずに買うと、「蒸すのはラクなのに、洗うのが面倒」と感じやすい
フードスチーマー 離乳食は、蒸す時間をラクにする一方で、食材ごとの洗い物は残る
離乳食メーカーのブレンダー音は昼寝中に注意する
スチーム中は静かでも、ブレンダーを使う時だけ音が気になることがある
赤ちゃんが昼寝している時間に、野菜を蒸しておく
ここまでは問題なく進む
ところが、蒸し上がった後にブレンダーを回した瞬間、音で起きる
賃貸の狭いキッチンや、リビングと寝る場所が近い部屋では、こういう場面が起きやすい
音が気になる場合は、ブレンドだけ赤ちゃんが起きている時間に回す
または、スチームだけ先に済ませて、潰す作業はあとに回す
上の子がいる家庭なら、夕方の機嫌が崩れる前に蒸す
ブレンダーは食事前ではなく、少し落ち着いた時間に使うほうが進めやすい
音で困りやすいのはスチームではなく、ブレンダーを回す数十秒から数分のタイミング

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フードスチーマー 離乳食が合う家庭と合わない家庭
この記事はフードスチーマーの選び方ではないが、使う前に生活場面との相性は見ておきたい
合いやすいのは、離乳食初期から中期にかけて、野菜の冷凍ストックを作りたい家庭
小さじ1、大さじ1単位で分ける時期は、蒸して潰す流れが作りやすい
火を使っている間に、赤ちゃんから目を離すのが不安な家庭にも向いている
鍋の前に立つ時間が減るだけで、気持ちの負担が軽くなることがある
一方で、毎回ごく少量だけ電子レンジで済ませたい家庭には、電気蒸し器が大きく感じるかもしれない
洗い物を増やしたくない場合も、部品の数を先に見たほうがよい
また、市販のベビーフードを中心に進める家庭なら、使用頻度は少なくなりやすい
「買うかどうか」より先に、今困っている作業がどこかを見る
鍋の見張りがつらいのか
裏ごしが重いのか
冷凍ストック作りが続かないのか
洗い物を増やしたくないのか
フードスチーマーが合うかは、家電の性能より、離乳食作りのどの工程で困っているかで決まりやすい
離乳食に使う調理家電全体を比べたい場合は、フードスチーマーだけでなく、電子レンジ調理、ハンドブレンダー、離乳食メーカーを分けて考えると整理しやすい
ベビーフードメーカーで後悔しやすい場面や、電子レンジ調理との違いは、別の記事で分けて読むほうが判断しやすい
まとめ
フードスチーマーを離乳食に使う価値は、派手な時短ではない
野菜を芯までやわらかく蒸し、裏ごしやすり潰しをラクにしやすいことにある
にんじんやじゃがいもを1cm角に切り、蒸し上がった後にフォークで押す
角が残らず崩れるなら、小さじ1ずつの冷凍ストックにも進めやすい
鍋は火加減を見る必要があり、電子レンジは少量向きだが加熱ムラが気になることがある
電気蒸し器は、野菜を水に浸し続けずに蒸せるため、甘みや形を残しながらやわらかくしやすい
ただし、洗い物とブレンダー音は残る
容器、カゴ、フタ、ブレードを洗う時間まで含めて、自分の生活に合うかを見るほうが後悔しにくい
まずは、今の離乳食作りで一番止まっている場面を見る
鍋の見張りなのか、裏ごしなのか、冷凍トレーへ分ける前の潰す作業なのか
そこが野菜をやわらかくする工程なら、フードスチーマーはかなり助けになりやすい
最初から全部を変えず、まずはにんじん半分やじゃがいも1個の蒸し上がりを見て、今の作り方と比べてみるくらいで十分
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
