洗濯機エラーコード一覧は症状別とメーカー別で確認
目次
洗濯機のエラーコードは、メーカー名と英数字だけで故障を断定するものではない
排水・脱水・給水・ドアロックのどこで止まったかと重ねて見るほうが、原因を切り分けやすい
朝、洗濯終了予定から20〜30分たっても終わらず、洗面所へ行くと操作パネルにU11やC02のような表示が出ている
ふたを開けると槽に水が残り、仕事着や学校用の服が重いまま沈んでいる
この時に見る順番は、説明書の全ページを探す前に、止まった工程、槽の水、衣類の片寄り、ドアの状態からでよい
コード一覧はそのあとに見ると、修理を呼ぶべきか、自分で確認できる範囲かが分かりやすくなる
洗濯機 エラーコードを見る前に確認する場所
エラーコードが出たら、まず分解しない
最初に見るのは、表示パネル、止まった工程、槽の中、床まわりの4つ
操作パネルに出ている英数字は、スマホで残しておく
U11、C02、E03、C1のような表示は、メーカーが違うと意味も変わるため、あとで型番と一緒に確認しやすい
槽に水が残っているなら排水系
脱水前にガタンと揺れて止まるなら片寄り系
水が入らないなら給水系
ふたやドアが開かないならロック系
床が濡れている、水が多く残っている、本体を大きく動かさないと排水口が見えない
この状態なら、無理に作業を進めないほうが安心だ
エラーコードは「どこが壊れたか」より先に、「どこで止まったか」を見る合図になる
洗濯機 エラーコード一覧をメーカー別に見る
主要メーカーのエラーコードは、同じ症状でも表示が変わる
排水できない状態でも、パナソニックはU11、日立はC02、シャープはE03、東芝はC1のように分かれる
まずは大まかな症状で見る
そのあと、自分の洗濯機のメーカーと型番に合う説明書で確認する流れが安全だ
症状 | パナソニック | 日立 | シャープ | 東芝 | ハイアール |
|---|---|---|---|---|---|
排水できない | U11、U19 | C02、C2 | E03 | C1、排水点検 | E1 |
脱水できない・片寄り | U13 | C04 | E04 | 衣類片寄り表示など機種別 | E3 |
給水できない | U14 | C01、C1 | E01 | C5 | E4 |
ドア・ふたが閉まらない | U12 | C08、C09 | E02、E21 | C21、C23 | E0、E2 |
乾燥フィルター系 | U04 | C17、C19など | U04、E29、E31 | C25、CCなど | 機種別 |
内部異常・修理寄り | H系など | F系など | E17、E20など | E+数字 | E6、E8、E9、F系 |
この表は、原因を決めつけるためではなく、最初に疑う方向を分けるための入口として使う
水が残るなら排水
回ろうとして止まるなら脱水
水が入らないなら給水
開かない、閉まらないならロック
このように症状へ戻すと、コードだけを見て焦りにくい
パナソニック U11・U13・U14のエラーコード確認
パナソニックの洗濯機では、Uから始まる表示がよく見られる
すべてが同じ意味ではなく、排水、脱水、給水、ドアまわりで分かれる
U11は排水できない時に出やすい
槽に水が残り、洗濯物が重いままなら、排水フィルターや排水ホース、排水口を見る
U13は脱水できない時の表示
バスタオル1枚や足ふきマット、毛布などが片側に寄ると、脱水へ進まず、すすぎに戻ることがある
U14は給水できない時の表示
蛇口が開いていても、給水フィルターの詰まりやホースの状態で水が入りにくくなる場合がある
パナソニックのU表示は、まず排水・脱水・給水のどこで止まったかを合わせて見る
日立 C02・C04・C08のエラーコード確認
日立の洗濯機では、Cから始まる表示が多い
C02は排水、C04は脱水、C08やC09はふたやドアのロックまわりで見られる
C02が出て槽に水が残るなら、排水ホースの折れや排水口まわりを見る
ホースが途中で高くなっている、つぶれている、排水口に糸くずが固まっている状態は見落としやすい
C04が出る時は、衣類の片寄りを見る
防水性のある服、マット類、厚手のタオルは水を含むと重さが偏りやすい
C08やC09は、ふたやドアが閉まらない、ロックできない時の表示として考える
衣類の端が挟まっていないか、ロック部に糸くずがついていないかを見る
日立のC表示は、表示番号だけでなく、槽の水・揺れ・ロック音を一緒に見ると判断しやすい

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価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
シャープ E03・E04・U04のエラーコード確認
シャープの洗濯機では、E03やE04、U04のような表示がよく確認される
E03は排水、E04は脱水、U04は乾燥フィルターまわりで見られることが多い
E03が出た時は、糸くずフィルターと排水口を先に見る
脱水へ入る前に水が抜けきらず、洗濯物がびしょびしょのまま止まる場面と重なりやすい
E04が出た時は、衣類の偏りや水を含みやすい物を見る
回転が始まってすぐ止まる、またすすぎに戻るなら、故障より先に中身の偏りを疑う
U04が出て乾燥時間が長いなら、乾燥フィルターの表面だけでなく、奥側のホコリも見る
掃除直後でも生乾きが続くなら、内部経路の汚れや点検が必要になることもある
シャープは排水・脱水・乾燥で表示が分かれるため、止まった工程を先に見るほうが早い
東芝 C1・C5・E表示のエラーコード確認
東芝の洗濯機では、Cから始まる表示とEから始まる表示を分けて考える
C系は利用者側で確認できる内容が含まれ、E+数字は故障のお知らせに近い扱いになることがある
C1は排水できない時に見る表示
排水ホースのねじれ、つぶれ、持ち上がり、排水口の詰まりを確認する
C5は給水できない時に見る表示
蛇口、断水、給水ホース、給水フィルターの順で見ていく
E+数字の表示が出る、電源を入れ直してもすぐ同じ表示になる
この場合は、無理に分解せず、電源を切って相談窓口や修理依頼を考える
東芝はC系とE系を分けて見ると、自己確認と修理相談の線引きがしやすい
排水エラーは槽の水と排水口を先に見る
排水エラーは、洗濯槽の水が抜けず、すすぎや脱水へ進めない時に出やすい
朝に回した洗濯が止まり、ふたを開けると水を含んだ衣類が重く残っている状態
この時にいきなり排水ポンプ故障と考えない
先に見るのは、排水フィルター、排水ホース、排水口、排水トラップの順
パナソニックならU11
日立ならC02
シャープならE03
東芝ならC1や排水点検
表示は違っても、家で最初に見る場所は近い
洗濯機の前にタオルを敷き、洗面器を用意してから作業する
槽に水が多く残っている時に排水フィルターを急に開けると、床に水が出ることがある
賃貸の防水パンでは、排水口が洗濯機の真下に隠れていることもある
本体を大きく動かさないと見えない場合は、そこで止めるほうがよい
排水できない状態を詳しく分けるなら、「洗濯機が排水できない原因」のような個別記事で、排水ホースや排水口まわりを掘り下げると判断しやすい
排水エラーは、ポンプより先に水の残り方と排水経路を見る
脱水エラーは衣類の片寄りと本体の揺れを見る
脱水エラーは、壊れたように見えても、衣類の片寄りだけで起きることがある
特にバスタオル1枚、毛布、足ふきマット、撥水性のある服は偏りやすい
脱水に入るたびにガタンと揺れる
少し回って止まり、また水が入り、すすぎに戻る
これが2〜3回続くと、終了予定より10分以上長く感じる
パナソニックならU13
日立ならC04
シャープならE04
ハイアールならE3が近い症状として見られる
まずは一度止めて、衣類をほぐす
重い物を片側に寄せず、タオルなら2枚程度に分ける
少なすぎる時は、軽い衣類を数枚足すほうが安定することもある
ただし、空に近い状態でも止まる
毎回同じエラーが出る
本体が床を動くほど揺れる
この場合は、衣類だけの問題とは言い切れない
水平の崩れ、脚のがたつき、内部部品の劣化も考える
脱水できない状態だけを深く見たい場合は、「洗濯機が脱水できない原因」で、片寄りと排水不良を分けて確認するとよい
脱水エラーは、コードより先に中の衣類の偏りと本体の揺れ方を見る

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給水エラーは蛇口と給水ホース接続部を見る
給水エラーは、蛇口が開いているのに水が入らない時に困る
洗濯を始めたのに、数分たっても水の音がしない
槽の底に少しだけ水が入って止まることもある
パナソニックならU14
日立ならC01やC1
シャープならE01
東芝ならC5
ハイアールならE4が給水系の表示として見られる
最初に見るのは蛇口
次に、他の蛇口から水が出るか
最後に給水ホースとフィルターを見る
引っ越し直後は、蛇口が半分しか開いていないことがある
冬の洗面所では、給水ホースまわりが冷えて水が入りにくい場合もある
ホースを外す時は、先に蛇口を閉める
残水が出ることがあるため、タオルを下に置いてから作業する
フィルターの奥を金属工具で強くこすらない
水まわりで不安があるなら、無理に外さず相談するほうが安心だ
給水されない状態を詳しく確認するなら、「洗濯機から給水されない原因」で、蛇口、ホース、給水フィルターを分けて見るとよい
給水エラーは、蛇口だけで判断せず、ホース接続部とフィルターまで見る
ドアロックエラーは洗濯物を無理に引っ張らない
ドアロックやふたエラーは、洗濯物が中に残るため焦りやすい
夜に洗濯して、翌朝使う制服や仕事着が入ったまま開かない
この場面では、コードの意味より「今すぐ取り出したい」が先に来る
パナソニックならU12
日立ならC08やC09
シャープならE02やE21
東芝ならC21やC23が、ドアやふたの状態と関係しやすい
まず、衣類の端が挟まっていないかを見る
ふたやドアのまわりに糸くずがついていないかも確認する
カチャカチャ音が続く
閉め直しても同じ表示が出る
電源を入れ直しても開かない
この場合は、取っ手を強く引かない
ロック部に工具を差し込むのも避ける
ロック部が壊れると、洗濯物を取り出すだけで済んだ問題が、修理前提になりやすい
水が残っている状態なら、なおさら無理に開けないほうがよい
ドアロックエラーは、開けることより先に、挟まりとロック部の状態を見る
乾燥フィルターのエラーは掃除後の再発を見る
ドラム式では、乾燥フィルター系の表示も多い
乾燥時間が長い、生乾きで終わる、毎回フィルター表示が出る
この時は、表面のホコリだけでなく、奥側の汚れも見る
パナソニックならU04
シャープでもU04やE29、E31などが乾燥フィルターまわりで見られることがある
フィルターを外すと、表面にホコリが膜のようについていることがある
掃除前と掃除後で風の抜け方が変わるなら、フィルター詰まりの影響を考えやすい
ただし、1回掃除して終わりと決めない
掃除直後でも生乾きになる
翌週また同じ表示が出る
乾燥がいつもより30分以上長く感じる
この場合は、内部経路や部品側の点検が必要になることもある
乾燥フィルター系は、掃除したかより、掃除後に再発するかを見る
洗濯機 エラーコードで自己判断しない範囲
洗濯機のエラーコードは、自分で確認できる表示と、修理相談が必要な表示を分けて考える
自分で確認しやすいのは、次の範囲まで
- 蛇口が開いているか見る
- 給水ホースが折れていないか見る
- 排水ホースがつぶれていないか見る
- 排水口の見える範囲のごみを見る
- 排水フィルターを安全に扱える状態か見る
- 乾燥フィルターのホコリを見る
- 衣類の片寄りをほぐす
- 本体の脚ががたついていないか見る
反対に、次の状態なら無理に作業しない
- 電源を入れ直しても同じコードがすぐ出る
- 排水口やホースを見ても排水しない
- 槽に水が多く残ったままフィルターを開ける必要がある
- ドアロックが解除されず、衣類が取り出せない
- 焦げたにおい、異音、発熱がある
- E表示やH表示など、内部故障系に見える
- 本体を大きく動かさないと確認できない
水が床へ出ているなら、エラーコードより先に止水と床まわりを優先する
その場合は「洗濯機の水漏れ応急処置」で、水を止める順番を分けて確認したほうがよい
水・電源・ロックが絡む時は、直すより先に止める判断をする
洗濯機 エラーコードは一覧より先に症状で切り分ける
洗濯機のエラーコード一覧を見る時は、メーカー名とコードだけで判断しない
大事なのは、止まった工程と今起きている現象
槽に水が残っているなら排水系
脱水前に揺れて止まるなら片寄り系
水が入らないなら給水系
ふたやドアが開かないならロック系
乾燥だけ長いならフィルター・乾燥経路系
この順番で見ると、説明書を開く前でも原因の入口を分けやすい
洗濯物をほぐす
ホースの折れを見る
排水口の見える範囲を確認する
表示パネルと槽の状態を記録する
まずはこのくらいで十分
同じエラーが何度も出る、水が抜けない、ドアが開かない、焦げたにおいや異音があるなら、無理に直そうとしない
エラーコードは故障を決めつける数字ではなく、どこまで自分で確認し、どこから相談するかを分けるための合図として見るほうが安心だ
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
