ノンフライヤーの掃除が面倒に感じる時は、油の量だけで判断しないほうがいい

実際に面倒になりやすいのは、網に残る唐揚げ粉やパン粉、バスケット底の油、庫内に残るにおい

平日の夜、スーパーのコロッケを2個だけ温める
仕上がりはカリッとするけれど、食後に大きなバスケットと網を洗うことになる

この瞬間に「ノンフライヤーは便利だけど掃除が面倒」と感じやすい

購入前の容量や食洗機対応を細かく比べる話ではなく、この記事では購入後に掃除をどう楽にするかに絞って見る

最初に変える行動はシンプルでいい
油を先に吸う、粉を乾く前に払う、焦げ付きはふやかす、洗った後は乾かす

この順番にするだけで、網をこする時間はかなり変わりやすい

ノンフライヤーの掃除が面倒になる原因は網と油汚れ

ノンフライヤーは、油鍋のような廃油処理がない

油を冷ます
固める
鍋の外側を拭く
使った油を捨てる

この手間が減るので、揚げ物の片付け自体は軽くなりやすい

ただし、掃除がなくなるわけではない
汚れは鍋ではなく、網、バスケット底、庫内のすき間に移る

冷凍ポテトや唐揚げを温めたあと、食材はカラッとしていても、バスケットを引き出すと底に油が落ちていることがある

網の上には衣の粉
網の下にはパン粉
角にはタレと油が混ざった汚れ

この状態で食後まで放置すると、スポンジでなでるだけでは落ちにくくなる

ノンフライヤーの掃除は、油を洗うより先に、粉と油を分けて処理することが大事になる

ノンフライヤー掃除は少量の惣菜温めで面倒に感じやすい

掃除の面倒さは、汚れの強さだけでは決まらない
作った量に対して、洗う物が大きい時に負担を感じやすい

夕方、スーパーで買ったコロッケを1〜2個だけ温める場面を考える

電子レンジなら皿1枚
トースターならアルミホイルを捨てて終わる日もある

ノンフライヤーは衣が戻りやすい
べちゃっとした惣菜が、外側だけでもカリッとしやすい

ただ、その後にバスケットと網を洗う

COSORIやフィリップスのようなバスケット型は、家族分をまとめて温める時は便利
でもコロッケ2個だけだと、洗うパーツの大きさが目立つ

一人暮らしの小さいシンクだと、バスケットを回すだけで蛇口や皿に当たりやすい
夜に洗って置く場所がないキッチンでは、乾かす場所まで悩みになる

少量の惣菜温めだけなら、仕上がりより洗い物の大きさが勝つ日がある

惣菜の温め直しで迷う場合は、ノンフライヤーとトースターの違いを分けて考えると使いどころを決めやすい

ノンフライヤーの油汚れはオイルスプレーを使った日に残りやすい

ノンフライヤーは油なしでも使えるが、揚げ物らしさを出したい時は油を吹くことがある

トンカツや唐揚げにオイルスプレーを軽く使うと、焼き色がつきやすい
粉っぽさも減りやすい

ただし、油を使えばバスケットは汚れる

唐揚げ4〜6個分を温めたあと、網の裏を見ると、細かい油が点々と残る
底には食材から落ちた脂と、吹いた油が混ざってたまりやすい

冷めると、油は水だけでは流れにくい
表面がぬるっとして、次に加熱した時のにおいにもつながる

油を吹いた日は、洗う前にいきなり水をかけないほうが扱いやすい

まずキッチンペーパーで底の油を吸う
そのあと、粉や衣のかけらを払う
最後にぬるま湯と中性洗剤で洗う

油を吸った紙を見ると、底にどれくらい脂が落ちていたか分かりやすい
水で流す前に取るだけで、スポンジのベタつきも減りやすい

油を使った日は、洗剤より先にキッチンペーパーで油を取る

ノンフライヤーの網掃除は唐揚げ粉とパン粉を乾かさない

ノンフライヤーの網掃除で面倒なのは、油よりも粉残り

唐揚げ粉は、肉汁と油を吸って網目に貼りつきやすい
パン粉は、惣菜や冷凍フライから落ちて、網の下や角にたまる

調理直後は、粉がパラパラしているように見える
でも食後まで30分ほど置くと、油と混ざって固まりやすい

夕飯で唐揚げを温め、食べ終わってから洗おうとした時
網の交差した部分に白っぽい粉が残り、スポンジだけでは引っかかることがある

この時に強くこすると、網やコーティングを傷める原因になることもある

使いやすい順番は次の流れ

  • 調理後5〜10分ほど置いて、触れる温度まで冷ます
  • バスケット底の油を紙で吸う
  • 網の上と下の粉を乾いた紙で払う
  • ぬるま湯に10〜15分ほど浸ける
  • 残った網目だけ、やわらかいブラシで落とす

粉と油が混ざった状態でスポンジを使うと、スポンジ側が先にベタつく

網掃除は、洗う前に粉を落とすほうが失敗しにくい

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ノンフライヤーの焦げ付きはこする前にふやかす

焦げ付きがあると、すぐに強くこすりたくなる

ただ、フッ素加工やコーティングされた網やバスケットは、硬いたわしでこすると傷がつきやすい
傷が増えると、次から粉やタレがさらに残りやすくなる

タレ付きの手羽先や、パン粉付きの惣菜を温めたあと
角に茶色い点が残ることがある

この汚れは、油だけではなく、糖分や衣が熱で固まった状態に近い

いきなりこするより、ぬるま湯と中性洗剤で10〜15分ほど置く
それからスポンジの角や、やわらかいブラシで残った部分だけ触る

焦げた直後に熱いまま水をかけるのは避けたい
急な温度差が気になる場合もあるため、まず粗熱を取るほうが安心

焦げ付きは全体をこするより、固まった場所だけをふやかして落とす

ノンフライヤーのクッキングシートは掃除対策になるが敷き方に注意する

クッキングシートやノンフライヤー用の紙は、掃除を楽にしやすい

唐揚げ粉が多い日
タレ付き肉を温める日
衣が落ちやすい惣菜の日

こういう時に底へ敷くと、油や粉が直接バスケットに落ちにくい

ただし、敷けば何でも解決するわけではない

ノンフライヤーは熱風で加熱する
軽い紙だけを入れて予熱すると、風で浮くことがある

紙が上に舞うと、ヒーター側に近づいて焦げる可能性がある
焦げたにおいが出たり、細かい紙片が庫内に散ったりすると、掃除のための紙が逆に手間になる

使う前に、まず機種の取扱説明書で使用できるか確認する
そのうえで、紙だけを空の状態で加熱しないことを意識したい

食材を上に置いて、紙が浮かない状態にする
底を完全にふさぎすぎない
側面まで高く覆わない

底をふさぎすぎると、油は受けられても熱風が通りにくい
冷凍ポテトや唐揚げが、カリッとしにくくなることもある

クッキングシートは毎回使うより、粉やタレが多い日に限定するくらいが扱いやすい

ノンフライヤーのアルミホイルは油受けに使えても熱風をふさがない

アルミホイルも、バスケット底の汚れを減らすために使われる

チキンや魚のように脂が出やすい料理では、下に油が落ちる
その油を受けられれば、洗う時のぬるつきは減りやすい

ただし、アルミホイルも使い方を間違えると、仕上がりが変わる

網の穴を広くふさぐと、熱風が通りにくい
食材の下だけ火の入り方が変わり、焼きムラやべちゃつきにつながることがある

端が浮いた状態のホイルは、熱風で動くこともある
軽く丸めて置くだけでは安定しにくい

使う場合は、取扱説明書で可否を確認する
そのうえで、バスケットの底に合わせて小さめに敷く
側面まで立ち上げすぎず、食材の下で動きにくい状態にする

酸味や塩分の強いタレを長時間のせたままにするのも避けたい

アルミホイルは掃除を楽にする道具ではなく、油が多い日の補助として使うくらいがちょうどいい

ノンフライヤーのにおい残りは魚と鶏肉の脂で起きやすい

ノンフライヤーの掃除で、油汚れと同じくらい気になるのがにおい残り

特に残りやすいのは、魚、手羽先、鶏皮付きの肉、にんにく味の唐揚げ、タレ付き肉

バスケットと網を洗っても、次に加熱した時に前回のにおいが戻ることがある
この時は、食材ではなく庫内側に油の細かい飛び散りが残っている可能性を見る

夜に魚を焼いたあと、バスケットだけ洗ってすぐ本体に戻す
翌朝、少し温め直した時に魚のにおいがふわっと出る

こういう時は、洗い残しというより、油のにおいと水分がこもった状態として考えると分かりやすい

気になる日は、完全に冷めてから庫内を軽く拭く
上部ヒーター周辺は無理に分解しない
届く範囲の油はねだけ、湿らせた布やキッチンペーパーで取る

洗ったバスケットと網は、すぐ戻さず乾かす
夜に使ったなら、一晩外しておくくらいでもいい

水滴が角に残っている状態で戻すより、翌朝まで乾かしたほうが、こもったにおいは気になりにくい

におい残りがある日は、洗う場所より乾かす時間を見る

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ノンフライヤー掃除はバスケット型と小型タイプで負担が変わる

COSORIやフィリップスのようなバスケット型は、量をまとめて作りやすい

冷凍ポテトを家族分
唐揚げを4〜6個
惣菜を複数まとめて温める

こういう使い方では、洗い物が出ても仕上がりの変化を感じやすい

ただし、掃除ではバスケットの大きさがそのまま負担になる

シンクの中で回しにくい
洗った後に置き場所を取る
食洗機対応でも、家庭用食洗機に入れると他の食器が入りにくい

ここは購入前の選び方で詳しく見る部分だが、購入後の掃除では「大きいほど洗う時に存在感がある」と考えておくとよい

レコルト系の小型タイプは、少量の冷凍食品や一人分の惣菜には扱いやすい
ただし、小型なら必ず掃除が楽とは限らない

網が外しにくい
角が深い
手が入りにくい
油を捨てにくい

こういう形だと、小さくても粉や油が残りやすい

掃除のしやすさは容量より、網が外せるか、角に手が届くか、油を捨てやすいかで見る

購入前に洗いやすさまで見たい場合は、ノンフライヤーの選び方の記事で、容量やパーツ数を分けて確認したほうが判断しやすい

ノンフライヤーの掃除手順は油・粉・焦げで分ける

ノンフライヤー掃除は、毎回すべてを大掃除する必要はない

大事なのは、汚れを一緒にしないこと
油、粉、焦げを同じタイミングで洗おうとすると、スポンジもバスケットもベタつきやすい

使った後の流れは、次の順番が扱いやすい

  • 調理後5〜10分ほど置き、触れる温度まで冷ます
  • バスケット底の油をキッチンペーパーで吸う
  • 唐揚げ粉やパン粉を乾いた紙で払う
  • 焦げ付きがある時は、ぬるま湯に10〜15分浸ける
  • 網目だけ、やわらかいブラシで洗う
  • 洗った後は水滴を切り、しばらく乾かす

冷凍ポテトだけの日は、粉を払って軽く洗うくらいで済むこともある
唐揚げ粉やパン粉の日は、網をふやかす時間を取る
魚や鶏皮の日は、庫内のにおいまで見る

使う料理によって掃除の重さを変えると、ノンフライヤーを使うこと自体が負担になりにくい

最初に変えるなら、洗剤で洗う前に油を吸って粉を払うこと

ここを飛ばすと、油と粉が混ざって落ちにくくなる

ノンフライヤーの掃除が面倒な人は使う料理を絞る

ノンフライヤーを毎日何でも使う家電にしようとすると、掃除が重く感じやすい

向いているのは、洗い物に見合う仕上がりがある料理

家族分の冷凍ポテト
唐揚げやチキン
揚げ物惣菜のまとめ温め
油を落としたい肉料理

このあたりは、バスケットを洗っても満足感が残りやすい

反対に、コロッケ1個、弁当用の少量おかず、急いで食べたい夜食は、電子レンジやトースターのほうが楽な日もある

「使わない日」を決めることも、掃除を面倒にしない工夫になる

掃除が面倒で使わなくなりそうな場合は、音、置き場所、容量、使用頻度まで含めて、ノンフライヤーで後悔する人の条件を分けて考えると整理しやすい

この掃除記事では、まず今あるノンフライヤーをどう洗うかに絞る

仕上がりの変化が小さい料理には無理に使わない
その割り切りだけでも、食後のシンクで感じる負担は減らしやすい

まとめ

ノンフライヤーの掃除が面倒に感じるのは、油の量そのものより、網目に残る粉、バスケット底の油、庫内に残るにおいが重なる時

油鍋の廃油処理は減る
でも、唐揚げ粉、パン粉、肉の脂、魚のにおい、タレの焦げ付きは別の形で残る

最初に変えるなら、洗う前の順番を見る

油を紙で吸う
粉を乾く前に払う
焦げ付きは10〜15分ほどふやかす
洗った後はしっかり乾かす

クッキングシートやアルミホイルは便利な日もあるが、機種ごとの使用可否を確認し、熱風をふさがない使い方にとどめるほうが安心

ノンフライヤーを毎回完璧に洗おうとすると続きにくい
まずは、油が多い日、粉が多い日、においが残る日で掃除の重さを分ける

食後に一番面倒だった場所をひとつだけ変える
そこから始めるほうが、ノンフライヤーを無理なく使いやすくなる

監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ