編集

2mを超える庭木を見ると、脚立へ上がらず枝を落とせる高枝チェーンソーが気になる

ただ、充電式高枝チェーンソーは、長く伸ばせば扱いやすくなる道具ではない

ポールを伸ばすほど先端の重さと振れが増え、届いても狙った枝へ刃を乗せにくくなる

選ぶ前に見るべきなのは最大到達高だけではなく、バッテリー込みの重さ、重心位置、最長時の保持しやすさ、刃先の角度になる

地上から作業できれば脚立へ上がる回数は減らせるが、落枝やチェーンの挟まりまでなくなるわけではない

「届く高さ」と「自分で切れる高さ」を分けて考えることが、後悔を減らす最初の判断になる

充電式高枝チェーンソーは届いても狙えないことがある

高枝チェーンソーを初めて持つと、刃が高い位置まで届いた時点で切れそうに見える

実際には、次の3段階をすべて満たさなければ枝は落とせない

刃先が枝の高さまで届く

枝の狙った位置へ刃を乗せられる

切り終わるまで刃先を保持できる

特に難しいのが、2つ目の「刃を乗せる」作業

ポールが長くなるほど、手元の数cmの動きが先端では大きな振れになる

枝の付け根を狙ったつもりでも、刃先が隣の細枝へ当たったり、枝の上を滑ったりしやすい

最大到達高は、切断できる高さではなく刃先が届く高さと考えたほうがよい

最長状態で使う前に、低い横枝で刃先との距離感をつかむ

その後、中間の長さ、最長の順に伸ばしたほうが、いきなり頭上で振り回さずに済む

最長時のポールは、しなりより先端の揺れを見る

高枝チェーンソーのポールは、長く伸ばすと完全な直線を保ちにくい

本体を持ち上げた時に少したわむだけなら、すぐ使えないとは限らない

確認したいのは、手元を止めたあとも刃先の揺れが残るかどうか

刃先が左右に往復すると、細い枝の付け根へ正確に乗せにくくなる

無理に押し付けるとポールがさらに曲がり、チェーンへ横方向の力がかかることもある

買う前に実機を持てるなら、バッテリーを付けた状態で最長まで伸ばす

そのまま斜め上へ構え、手元を止めた時の先端を見る

重さの数字だけでなく、止めた刃先が落ち着くかを見るほうが扱いやすさを判断しやすい

細いポールでも短く使えば安定しやすく、太いポールでも最長時には先端荷重を感じる場合がある

太さや素材だけで決めず、実際の長さと重心をセットで確認したい

先端モーター型は数値以上に重く感じやすい

同じ3〜4kg台でも、重い部品が手元にある道具と、ポール先端に集まる道具では負担が違う

高枝チェーンソーは、ガイドバー、チェーン、モーターが先端側にある製品が多い

手から重心までの距離が長くなるため、持ち上げた時には本体重量以上の重さを感じやすい

特に負担が出やすいのは、枝が真上ではなく横へ離れている場面

真上ならポールを立てやすく、本体の重さを下方向へ逃がせる

塀の向こう側や樹冠の奥を狙うと、ポールが斜めから水平に近づき、腕だけで先端を支える時間が長くなる

高枝切り電動タイプの扱いやすさは、重量より「どの角度で持つか」に左右されやすい

持ち上げた瞬間だけで判断せず、垂直、斜め45度、水平に近い角度で30秒ほど構えてみる

前腕だけでなく、肩、首、腰のどこへ負担が集まるかを見ると、自分に合うか判断しやすい

刃が枝へ乗る前と乗った後では重さが変わる

高枝チェーンソーは、作業中ずっと同じ重さに感じるわけではない

最もつらいのは、刃を空中へ浮かせたまま枝を探す時間

狙った位置へ刃が乗るまでは、先端の重さを腕と肩で支える必要がある

一度ガイドバーが横枝へ乗ると、枝が支点になり、先端荷重の一部を預けやすくなる

チェーンが食い込んだ後は、本体の自重が下向きの力になり、手ノコより少ない往復で切れる場面もある

一方、切断が終わった瞬間は枝の支えがなくなる

それまで枝へ預けていた刃先が急に下がり、ポールを支えていた腕も前へ引かれやすい

切れた瞬間までを1回の操作として考え、刃先の下に人や物を置かないことが大切になる

切断中だけでなく、枝が離れた直後に本体を受け止められる姿勢を作っておきたい

横枝は狙いやすく、垂直枝は角度を合わせにくい

高枝チェーンソーと相性がよいのは、頭上から横へ伸びた枝

ガイドバーを枝の上へ乗せやすく、本体の重さも切断方向へ使いやすい

斜め上へ伸びた枝は、刃先角度を変えられる機種なら対応しやすい

ただし、枝が立ち上がるほどガイドバーを正しい向きへ合わせにくくなる

垂直に伸びた枝や幹は、刃先を左右へ傾けられない製品では特に難しい

無理に本体全体を横向きへ倒すと、先端荷重を腕だけで受ける形になる

70代の使用者が、縦枝を切るため横向きに構えようとしたものの、重くて現実的ではなかったという例もある

また、枝が込み入った場所では、切りたい枝より手前の細枝へチェーンが触れやすい

高さだけでなく、横枝か垂直枝か、刃先を入れる空間があるかを先に見る

REYS レイズ ホエイ プロテイン 山澤 礼明 監修 1kg 国内製造 ビタミン7種配合 WPCプロテイン ぷろていん ホエイプロテイン (カフェオレ風味)

商品リンク

REYS レイズ ホエイ プロテイン 山澤 礼明 監修 1kg 国内製造 ビタミン7種配合 WPCプロテイン ぷろていん ホエイプロテイン (カフェオレ風味)

価格や在庫状況は各販売ページで確認してください

根元から木そのものを倒したい場合は、高枝の扱いやすさとは別の判断が必要になる

その場合は記事308の根元伐採を扱う内容で、切断位置や道具の選び方を分けて確認したい

生垣の表面を平らに整えたい場合も、高枝チェーンソーよりヘッジトリマーの領域になる

面をそろえる作業は、記事307の生垣剪定で考えるほうが目的に合いやすい

狙った枝へ刃を乗せる時は、最初から押し付けない

刃先が枝へ届かないと、腕に力を入れて押し付けたくなる

しかし、空中で揺れている刃を強く押すと、枝の上を滑ったり、ポールがたわんだりしやすい

最初はチェーンを回さず、ガイドバーの根元側を枝へ軽く当てる

刃先だけを引っかけるより、枝へ触れる面を広く取ったほうが安定しやすい

位置が決まってから始動し、チェーンの動きで自然に食い込ませる

切れないからといって強く押すより、刃の位置、チェーンの張り、刃の状態を見直すほうが先になる

最初から最長にせず、次の順で慣らすと動きをつかみやすい

最短状態で低い横枝へ刃を乗せる

斜め上の枝で角度を合わせる

中間まで伸ばして先端の振れを見る

最後に最長状態で保持する

最初に変える行動は、最長まで伸ばすことではなく、低い枝で刃を置く感覚を覚えること

これだけでも、頭上で何度も持ち上げ直す回数を減らしやすい

枝に挟まる時は、切り口が閉じる方向を疑う

高枝チェーンソーで起きる厄介な失敗が、ガイドバーの挟まり

上から切り進めている途中で枝の重みがかかると、切り口が閉じてガイドバーを締め付けることがある

実際に高さ7〜8mほどの雑木を切った例では、枝の荷重方向を考えず作業し、何度もチェーンソーが抜けなくなっている

無理に引っ張った結果、チェーン周辺の部品が外れ、枝葉の中から探すことになった

次の作業では、枝が落ちる方向を見て刃を入れる位置を変更

太い枝は先に浅い切り込みを作り、切り口が閉じにくい側から切ることで、挟まる回数が減ったという

ただし、太い枝の切断方法は、枝の傾きや重さによって変わる

自分で落下を制御できない大枝や、建物側へ傾いた枝は無理に進めないほうが安心だ

挟まった時は運転を止め、バッテリーを外してから状態を見る

回転させたまま引き抜こうとせず、枝の荷重を安全に逃がせないなら作業を中止する

高所で抜けなくなった本体へ脚立で近づくような状況も避けたい

チェーンの緩みと外れは作業前後に見る

チェーンは使っている間に熱を持ち、張り具合が変わることがある

緩んだまま続けると、ガイドバーから外れたり、溝からずれたりしやすい

確認するのは作業開始前だけでは足りない

数本切ったあと、切れ味が変わった時、異音や振動が出た時にも一度止める

チェーンがガイドバーから浮きすぎていないか、手で回した時に引っかからないかを見る

確認時は電源を切り、バッテリーを外してから触れる

チェーンオイルが不足すると、切断速度が落ち、無意識に本体を押し付けやすくなる

切れにくさを腕力で補う前に、張りとオイルを見るほうが失敗しにくい

切断中の違和感は、疲れのせいと決めつけず、一度止めてチェーン周辺を確認する

肩ベルトは重さを消さず、支点を増やす

肩ベルト付きの高枝チェーンソーは、腕だけで持つより荷重を分けやすい

ただし、付ければ軽くなるわけではない

肩ベルトは本体を支える支点を増やす道具で、刃先を上下左右へ動かす力は腕に残る

ベルトの位置が重心と合わないと、先端が上がりすぎたり、反対に下がったりする

作業前に、チェーンを動かさず次の動きを確かめたい

枝の高さまで無理なく持ち上げられるか

刃先を少し下げてもベルトが首へ食い込まないか

本体を体から離した時に振られないか

緊急時にすぐスイッチを離せるか

30秒ほど斜め上へ構えただけで肩が強く痛むなら、最長状態での連続作業は避けたほうがよい

数本ごとに本体を下ろし、腕と首を休めるほうが、後半の狙いを乱しにくい

充電式はバッテリー込み重量で比べる

充電式高枝チェーンソーは、コードを引き回さずに庭を移動しやすい

その一方、バッテリーを付けると本体重量が増える

REYS レイズ ホエイ プロテイン 山澤 礼明 監修 1kg 国内製造 ビタミン7種配合 WPCプロテイン ぷろていん ホエイプロテイン (カフェオレ風味)

商品リンク

REYS レイズ ホエイ プロテイン 山澤 礼明 監修 1kg 国内製造 ビタミン7種配合 WPCプロテイン ぷろていん ホエイプロテイン (カフェオレ風味)

価格や在庫状況は各販売ページで確認してください

商品ページで本体のみの重さが示されている場合は、実使用時との違いに注意したい

確認するのは、次の4点

バッテリー込みの総重量

バッテリーの装着位置

連続して切れる本数

充電が減った時の切断力

バッテリーが手元側に付く製品は、先端との釣り合いを取りやすい場合がある

先端側に重さが集中する製品は、数字が軽くても長く感じやすい

運転時間も、空回しの時間だけでは判断しにくい

枝の太さ、硬さ、チェーンの状態によって、実際に切れる本数は変わる

庭で使う場面を想定し、1回の作業で何本切りたいかを先に決めると選びやすい

10本前後の枝を切る予定なら、連続運転時間だけでなく、途中で肩を休める時間も含めて考えたい

充電式は電池持ちだけでなく、電池を付けた状態で持ち続けられるかを見る

最短でも長い機種は収納場所を選ぶ

伸縮式という言葉から、使わない時は短く収まると思いやすい

実際には、最短状態でもガイドバーを含めると長く、一般的な掃除用具より収納場所を取ることがある

玄関へ立てかけると倒れやすく、刃先が人の動線へ出る

屋外へ置きっぱなしにすると、湿気や汚れも気になる

購入前は、最長寸法だけでなく最短収納寸法を見る

ガイドバーへカバーを付けた状態で、物置の奥行きや高さに収まるかを測っておきたい

バッテリー、充電器、チェーンオイル、工具も同じ場所へまとめられると、作業前の準備が短くなる

使った後は木くずを落とし、チェーン周辺の状態を見てから収納する

伸縮できることと、小さく収納できることは別の条件になる

高枝切り電動タイプが向く場面と避けたい場面

充電式高枝チェーンソーが使いやすいのは、刃を上から乗せられる横枝

脚立では届きにくいが、枝の下に十分な作業空間がある場面にも向いている

反対に、次の状態では扱いにくさが増える

垂直に伸びた枝や幹

枝が密集して刃を入れる隙間がない

塀や屋根の向こうへ大きく張り出している

電線、窓、車の近くに枝がある

切った枝の落下場所を確保できない

足元が傾斜している

本体を水平に近い角度で持つ必要がある

葉が茂る季節は、枝の付け根が見えにくくなる

落葉後は位置を確認しやすいが、乾いた枝と生木では切れ方が同じとは限らない

庭の広さより、刃先と落枝の動きを見渡せるかが重要になる

太すぎる枝や、どちらへ落ちるか読めない枝は、地上から届いても自分で切らない判断が必要だ

地上作業でも落枝の範囲には入らない

高枝チェーンソーは、脚立へ上がる回数を減らしやすい

ただし、地面に立っていれば安全という意味ではない

切った枝は真下へ落ちるとは限らず、途中の枝へ当たって方向を変えることがある

ガイドバーが挟まると、本体を外すために枝の下へ近づきたくなる

しかし、切りかけの枝の下へ入るのは避けたい

作業前に人、ペット、車、自転車を移動させ、落下範囲へ入らない位置から構える

保護メガネ、手袋、滑りにくい靴なども用意する

電線や建物へ接触しそうな枝、落下を制御できない大枝は、専門業者へ相談するほうが安心だ

脚立を使わないことと、危険がなくなることは同じではない

まとめ

充電式高枝チェーンソーは、高い枝へ届くことより、届いた先で刃を安定させられるかが重要になる

ポールを伸ばすほど、先端の重さ、しなり、振れは大きくなりやすい

一方、横枝へ刃が乗った後は、自重を切断へ使える場面もある

選ぶ時は最大到達高だけで決めず、バッテリー込み重量、先端重心、肩ベルト、刃先角度、最短収納寸法を見る

使い始める時は最長まで伸ばさず、まず低い横枝で刃を置く感覚を確かめる

30秒ほど斜め上へ保持してつらいなら、さらに高い枝を無理に狙わない

地上から届いても、落下方向を読めない枝は切らないほうがよい

まずは切りたい枝を下から見て、横枝か、刃を置く空間があるか、落下範囲を空けられるか

その3点を確認してから、道具が自分の庭に合うか判断すると失敗を減らしやすい

監修:鈴木隆

保有資格:家電製品アドバイザ