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7月の午後、駅まで歩いただけで頭皮が熱くなり、前髪の根元が汗で束になる

そんな時に頭皮用クーリングスプレーを使うと、噴射直後はパチパチした刺激と冷感が広がり、不快感を切り替えやすい

ただし、頭皮の汗や皮脂を洗い流すものではなく、冷感も長時間続くとは限らない

髪をペタンコにしたくないなら、強い冷感だけで選ばず、液が髪へ付きにくいノズルと乾きやすさを見ることが重要になる

頭皮用クーリングスプレーは熱感を一時的に切り替えるもの

頭皮用クーリングスプレーは、頭皮へ直接噴射し、メントールや炭酸の刺激で冷たさを感じやすくするアイテム

夏の通勤後、帽子を脱いだ直後、ドライヤーを使った後など、頭皮に熱がこもった場面で使いやすい

生活者の声では、噴射した瞬間にパチパチと弾け、頭皮がひんやりしたという体験が複数見られた

暑さでイライラしていた時に使い、頭皮だけでなく気分も切り替わったという人もいる

一方で、冷感については「長続きしなかった」「すぐ元の暑さに戻った」という不満も少なくない

長時間頭を冷やす道具ではなく、汗をかいた直後の不快感を一度リセットする道具と考えたほうが期待外れになりにくい

冷感の強さと持続時間は分けて見る

「強力冷感」「氷点下」と書かれていても、噴射時の冷たさと、その後のスースー感は同じではない

噴射した瞬間は液体やガスの気化で冷たく感じ、その後はメントールの刺激が残る商品もある

そのため、使用感を見る時は次のように分けると判断しやすい

噴射した瞬間に冷たいか

パチパチした刺激があるか

1分後も冷感が残るか

5分後は涼しい程度か

15分後に元の熱感へ戻るか

ミントの香りだけが残っていないか

購入者の体験では、噴射直後の爽快感は強くても、持続時間は短いと感じた例が多い

気温、湿度、髪の長さ、汗の量でも変わるため、特定の時間を一律に当てはめるのは難しい

冷たさの強さより、いつ使えば役立つかを見る

電車へ乗る直前や昼休みの終わりなど、数分でも気分を切り替えたい場面のほうが向いている

頭皮のニオイは消すのではなく一時的に目立ちにくくする

頭皮用の冷感スプレーを使うと、ミントやシトラス系の香りによって、汗のニオイが気になりにくくなることがある

ただし、スプレーを吹きかけても、頭皮に残った汗や皮脂がなくなるわけではない

毛髪に覆われた頭皮は汗が乾きにくく、時間がたつほど皮脂や湿気が残りやすい

その上から香りを重ねると、噴射直後は爽やかでも、再び汗をかいた時にニオイが気になる場合がある

特に帽子やヘルメットを使った後は、頭皮だけでなく内側にも汗が残っている

スプレー後に帽子をかぶり直すと、内側の湿気やニオイが髪へ戻ることもある

外出先では、まずハンカチやタオルで汗を押さえる

その後に頭皮へ少量使うほうが、香りだけを重ねるより扱いやすい

ニオイ対策の順番は、汗を押さえてからスプレー

帰宅後は洗髪し、帽子やヘルメットの内側も乾かしておくと、翌日にニオイを持ち越しにくい

汗を拭かずに噴射すると髪がペタンコになりやすい

頭皮が熱い時は、早く冷やしたくなり、同じ場所へ何度も噴射しやすい

しかし、汗で濡れた根元へ液体が重なると、前髪や頭頂部が束になりやすい

たとえば駅まで10分ほど歩き、前髪の根元が汗でまとまった状態

そのまま生え際付近へ連続して噴射すると、頭皮は冷たく感じても、液が髪へ付き、根元がさらに寝やすくなる

特に前髪の内側、分け目、こめかみ付近は、液が流れると見た目に変化が出やすい

使う順番は次の形が失敗しにくい

ハンカチで頭皮と生え際の汗を押さえる

髪を2〜3か所に分けて頭皮を見せる

同じ場所へ連続噴射せず、少量ずつ使う

指の腹で軽くなじませる

表面が乾いてから根元を起こす

こするように汗を拭くと、前髪が乱れやすい

タオルを当てて数秒押さえ、表面の水分を取る程度で十分

最初に変えるのは噴射回数ではなく、汗を押さえる順番

これだけでも、頭皮だけを冷やしやすくなり、髪への付着を減らしやすい

頭皮へ届く細いノズルは髪を濡らしにくい

頭皮用クーリングスプレーには、広く霧が出るタイプと、細いノズルを頭皮へ近づけて使うタイプがある

髪のボリュームを残したい時は、頭皮へ狙って噴射できる形のほうが扱いやすい

広範囲に霧が広がるタイプは、頭皮だけでなく髪の表面にも液が付きやすい

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ロングヘアや毛量が多い人では、髪をかき分けても頭皮へ届く前に髪が湿ることがある

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細いノズルなら、分け目を作って頭皮へ近づけやすい

購入者の体験でも、ノズルを頭皮へ当てて数か所に分けて使うと、噴射位置を調整しやすかったという声が見られた

買う前は冷感表示だけでなく、次の部分を見る

頭皮へ狙って使えるノズルか

1回の噴射範囲が広すぎないか

液だれしにくいか

使用後にベタつきが残らないか

キャップやロックが持ち歩きに向くか

前髪を守りたいなら、噴射範囲の狭さを先に見る

速乾性は「使用直後」ではなく5分後の髪で判断する

噴射直後にサラッとしていても、髪の内側へ液が残っていることがある

見た目では分かりにくいため、前髪の根元や分け目を指で触って確認する

5分ほどたっても根元が湿っているなら、外出前の使用ではペタンコになりやすい

反対に、表面が乾き、指を入れた時に髪が1本ずつ動くなら、ボリュームを戻しやすい状態

速乾タイプという表示だけでなく、実際の使用後に次の変化を見ると判断しやすい

前髪が何本かの束になっていないか

分け目が使用前より広がっていないか

頭頂部を押した時に湿りが残らないか

手ぐしだけで根元が起きるか

香りやベタつきが長く残らないか

正面だけではなく、頭頂部を同じ照明と角度で見ると違いが分かりやすい

冷感より先に消えてほしいのは、髪に残る湿り

パチパチ感が強いほど冷却力が高いとは限らない

炭酸タイプには、頭皮へ当てた時にパチパチ弾けるものがある

この刺激を爽快と感じる人もいれば、強すぎると感じる人もいる

敏感な頭皮では、冷たさより刺激が先に気になることもあるため、パチパチ感と冷感を同じ評価にしないほうがよい

使用後は次の4点を別々に見る

冷たく感じたか

パチパチした刺激が心地よいか

痛みやヒリつきがないか

液だれやベタつきがないか

刺激が強くても、冷たさが長く続くとは限らない

また、刺激を我慢して使い続ける必要もない

傷、湿疹、炎症などがある部分は避け、違和感が続く場合は使用を止めたほうが安心

目や顔へ向けて噴射せず、商品ごとの使用方法も先に確認しておく

香りはニオイ対策と職場での使いやすさを左右する

頭皮のニオイが気になる時は、香りが強い商品のほうが安心に見える

ただし、メントールやミントの香りが長く残ると、電車、職場、飲食店では使いにくい場合がある

購入者の中には、冷感よりメントール臭の強さが気になった人もいた

一方で、香りの主張が弱く、普段使っているシャンプーや整髪料と混ざりにくい点を評価した例もある

外出先で使うなら、店頭のテスターや少量使用で残香を確認したい

噴射直後だけでなく、15分後、30分後にも香りが気になるかを見る

爽快感が好みでも、残香が生活場面に合うとは限らない

クーリングスプレーとドライシャンプーは役割が違う

頭皮を冷やしたい時と、ペタンコ髪をふんわり戻したい時では、必要な機能が異なる

頭皮用クーリングスプレーは、熱感や蒸れの不快感を一時的に切り替えるもの

ドライシャンプーは、パウダーなどで皮脂やベタつきを目立ちにくくし、髪を扱いやすくするもの

髪が汗で少し湿った程度なら、クーリングスプレーを頭皮へ少量使い、乾いてから根元を起こす方法でも対応しやすい

すでに髪が皮脂で束になり、分け目が広がっている場合は、冷却だけでは戻りにくい

その場合はドライシャンプーの領域になる

ただし、パウダータイプは黒髪へ近距離から大量に使うと、白い粉が目立つことがある

白残りやボリューム回復については、頭皮用クーリングスプレーとは分けて考えたほうが選びやすい

冷やす目的と、髪を立ち上げる目的を1本で解決しようとしない

帽子やヘルメットを使う日は内側の湿気も見る

自転車でヘルメットをかぶった後は、頭皮だけでなく額からも汗が流れやすい

生活者の体験には、頭皮用の制汗ミストを使っても、汗が完全には止まらなかったという声がある

クーリングスプレーにも、発汗を完全に止める役割は期待しにくい

汗をかく場面で大切なのは、スプレーの量を増やすことではない

一度ヘルメットを脱ぎ、頭皮と生え際の汗を押さえる

内側の汗取りパッドも湿っているなら、乾かすか交換してからかぶり直す

頭皮だけ爽やかにしても、湿った内側が再び触れれば、不快感やニオイは戻りやすい

帽子を使う日は、頭皮と内側をセットで乾かす

ボディ用の冷感シートやローションは使う場所と役割が異なるため、夏の全身ケアはボディ用シートや冷感ローションの記事で分けて確認したい

持ち歩くならサイズより先に保管場所を決める

外出先で使う頭皮用クーリングスプレーは、小型のほうが持ち歩きやすい

バッグへ縦に入るか、キャップが外れにくいか、噴射音が大きすぎないかも確認したい

ただし、エアゾール製品は高温になる場所へ放置できない

夏の車内や直射日光が当たる窓際は避け、商品表示に従って保管する

持ち運ぶ予定なら、購入前に次の場面を想像しておく

通勤バッグへ無理なく入るか

トイレや更衣室で使える噴射音か

キャップがバッグ内で外れないか

使用後に濡れた手で滑らないか

帰宅まで高温を避けて保管できるか

携帯性は缶の小ささだけでなく、安全に置ける場所まで含めて考える

まとめ

頭皮用クーリングスプレーは、夏の汗と熱感が重なった場面で、頭皮を一時的に冷たく感じさせるアイテム

一方で、汗や皮脂を洗い流すものではなく、液が髪の根元へ付くと、前髪や頭頂部がペタンコになりやすい

使う時は、いきなり連続噴射しない

まず汗を押さえ、髪を分けて頭皮へ少量ずつ使う

表面が乾いてから根元を起こすと、冷感と髪型を両立しやすくなる

冷却力の強さだけで選ばず、ノズル、速乾性、残香、刺激の強さを見ることも大切

今日から全部を比べる必要はない

最初は、いつものスプレーを使う前に汗を押さえる

そのひと手間で、夏の頭皮の蒸れとペタンコ髪は切り分けやすくなる

監修:佐藤翡

肩書き:美容研究家