夏の枕 湿る 臭い朝カバーを外して裏の冷たさを見る
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夏の朝、枕から頭を上げた時に、中央だけひんやり湿っている
カバーを外すと、枕本体にも頭の形に沿った臭いが残っていた
この場合、原因は寝汗だけとは限らない
汗や皮脂がカバーと枕本体に残り、湿度の高い状態や乾燥不足が重なると、洗っても臭いが戻りやすくなる
最初にすることは、消臭剤や洗剤を増やすことではない
枕カバーと枕本体を分け、どちらが湿って臭うか確認することから始めたい
雨の日にシーツが乾かない時も同じで、洗剤より先に干し方を見る
二つ折りで布同士が重なっているなら、A字状に空間を作り、扇風機の風を内側へ通すほうが乾き残りを減らしやすい

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価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
夏の枕が湿って臭うのは汗だけが原因ではない
寝ている間は、頭や首まわりから出た汗が枕カバーへ触れ続ける
さらに、頭皮や顔の皮脂、よだれ、整髪料などが重なると、カバーを洗っただけでは臭いが戻ることがある
特に気づきやすいのが、冷房を切ったあとの朝
起きた直後は臭いが分からなくても、枕の中央を手の甲で触ると、端より冷たく感じることがある
カバーを外した時、枕本体までしっとりしていれば、表面だけの問題ではない
見る場所は、頭が当たる中央、首側の端、枕の裏面の3か所
中央だけ湿るなら寝汗の影響を考えやすい
裏面まで冷たいなら、枕内部に湿気が残っている可能性も見る
加齢臭という言葉でまとめられやすいが、年齢に関係なく、寝汗や皮脂、乾燥不足が重なれば似た臭いは起こりうる
臭いの種類だけで決めつけず、どこが湿り、いつ臭いが戻るかを先に確かめるほうが原因を絞りやすい
枕カバー・枕本体・収納場所を分けて確認する
枕の臭いで困った時は、次の順で確認する
カバーを外した直後に分けて嗅ぐ
まず、使用後の枕カバーと枕本体を離す
カバーだけ臭うなら、交換頻度や洗い方を見直す余地がある
本体にも同じ臭いが残るなら、カバー交換だけでは戻りやすい
枕本体は、表面だけでなく裏側も確認する
表面は乾いて見えても、裏面や縫い目付近を押した時に冷たさが残るなら、内部まで乾いていない可能性がある
洗濯直後と数日後を比べる
洗濯機から出した直後は、洗剤や柔軟剤の香りで臭いを感じにくいことがある

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ところが、畳んで数日置いたあとに、枕カバーだけ脂っぽく感じる場合がある
この時は、洗濯直後の香りだけで判断しない
洗濯直後ではなく、乾燥後と収納後の2回で臭いを見る
未使用のカバーまで収納後に臭うなら、枕だけでなく、洗濯槽や乾燥機、収納棚の影響も切り分けたい
クローゼット内そのものが湿っている場合は、枕のお手入れとは別に、クローゼットのカビと湿気対策を確認したほうがよい
1晩で戻るか数日で戻るかを見る
新しく洗ったカバーが1晩で臭うなら、枕本体からの移りや寝汗、皮脂の影響を疑いやすい
3〜4晩使ってから気になるなら、交換間隔を短くするだけでも変化を見やすい
臭くなってから強い洗剤を増やすより、臭いが定着する前に交換する運用のほうが負担を減らしやすい
枕カバーを洗っても臭いが戻る時の見直し方
枕カバーを毎回洗っているのに臭いが残ると、洗剤が足りないと思いやすい
ただ、実際には次のような状態が重なっていることがある
枕本体にも臭いが残っている
洗濯後の乾燥が足りない
カバーを長く使い続けている
収納場所に湿気がある
洗濯槽や乾燥機から臭いが移っている
最初から漂白剤や高温のお湯を使うのではなく、洗濯表示を確認する
カバーが洗濯可能なら、指定された洗剤量と水量で洗い、厚く折れたまま乾かさない
乾燥後は、縫い目と折り返し部分を触って冷たさがないかを見る
臭いが強いカバーと清潔なカバーを一緒に収納すると、取り出した時に両方が気になることもある
乾いたつもりで畳まず、縫い目まで乾いたことを確認してから収納する
枕の上に薄いタオルを敷き、カバーより短い間隔で交換する方法もある
毎日枕カバーを外すのが負担な時は、肌に触れる一番上の布だけ替えるほうが続けやすい
枕の素材で洗い方と乾かし方を変える
枕は中材によって、水洗いできるものと避けたいものがある
見た目だけで判断せず、枕本体の洗濯表示を最初に確認することが前提
パイプ枕は中材の偏りと内部の水分を見る
パイプ系は水洗いできる製品もあるが、すべてが洗えるわけではない
長年使ったパイプ枕を丸洗いした体験では、つけ置きした湯がすぐ濁り、洗浄後も内部に水分が残った例がある
濡れた枕は想像以上に重くなる
脱水や持ち運びの途中で形が崩れ、中材が片側へ寄ることもある
洗える表示がある場合でも、洗濯ネットを使い、単独洗いにする
乾燥後は外側だけで判断せず、中央を両手で押して冷たさが残らないかを見る
パイプ枕は「洗えるか」より「中まで乾かせるか」まで考える
ウレタン枕は丸洗いを避ける
低反発枕などに使われるウレタンは、水洗いに向かない製品が多い
水を含むと乾きにくく、素材が傷んだり形が崩れたりする可能性がある
洗濯機や乾燥機へ入れる前に、必ず表示を確認したい
洗えない場合は、カバーを外し、風通しのよい日陰で湿気を逃がす
壁へ密着させず、枕の裏面にも空気が当たる置き方にする
途中で表裏を返すと、片面だけ湿気が残りにくい
わた枕は表面が乾いても中央を確認する
ポリエステルわたなどは、洗える製品でも内部に水分が残りやすい
外側がさらっとしていても、中央を押すと冷たい
この状態でカバーを戻すと、翌朝また湿った臭いを感じることがある
干す時は平らに置いたままにせず、途中で上下を入れ替える
中材が偏っていれば、完全に乾いてから形を整える
羽毛・そば殻・ラテックスは表示を優先する
羽毛、そば殻、ラテックスなどは、家庭での水洗いに向かないものがある
そば殻は中まで濡れると乾燥が難しく、ラテックスは熱や直射日光で傷む可能性もある
素材が分からない枕を自己判断で丸洗いしない
表示が消えている場合は、購入元やメーカーの案内を確認するほうが安心だ
洗えない枕は朝のうちに湿気を逃がす
枕を起きてすぐベッドの上へ伏せたままにすると、裏側の湿気が逃げにくい
夏の朝は、カバーを外して枕を立てるか、裏面が空気に触れる向きへ変える
窓を開ければ必ず乾くわけではない
雨上がりや外の湿度が高い日は、湿った空気を室内へ入れることもある
外気が重く感じる日は、窓開けだけに頼らず、エアコンや扇風機で室内の空気を動かす
扇風機は枕の表面へ近距離から強く当てるより、少し離して裏側まで風が回る位置に置く
買い替える前に、今ある扇風機で風の通り道を作れるか試す
枕を立てた時、背面に手を当てて風を感じる位置なら、片面だけに当てるより湿気を逃がしやすい
夏にシーツが乾かない原因は湿度だけではない
夏のシーツが乾かない日は、外の湿度だけが原因ではない
二つ折りにした面が密着している
小さなラックへ無理に押し込んでいる
脱水後の水分が多い
部屋の空気が動いていない
こうした条件が重なると、外側は乾いても中央だけ湿ったままになりやすい
夕方、ベッドへ戻そうとしてシーツを広げた時、表面は乾いているのに、折り重なっていた中央だけ冷たい
この状態なら、そのまま使わず、もう一度風を通したほうがよい
乾いたかどうかは端ではなく、重なっていた中央部で判断する
A字干しはシーツの内側へ空気を通しやすい
A字干しは、シーツを真ん中から二つ折りにして密着させる干し方ではない
2本の物干し竿や複数のハンガーを使い、横から見た時に山型になるよう掛ける
布の内側へ空間を作り、下側を開けておく形
竿が1本しかない場合は、複数のハンガーへシーツを蛇腹状に掛け、布同士が貼り付かないよう間隔を作る
椅子を使う場合は、通路を塞がない場所へ置き、背もたれを先に拭いてからシーツを掛ける
小さな部屋では転倒や引っ掛かりを避けるため、無理に大きく広げないほうがよい
A字にしたら、扇風機の風を表面だけへ当てない
シーツの開いた下側から、内側を通り抜ける方向へ風を送る
布が少し揺れ、反対側へ風が抜けていれば、内側にも空気が動いている
一方向だけ湿りが残る時は、途中で前後を入れ替える
干し始めから2時間ほどたった頃に、中央と裾を触って差を見る
中央だけ冷たければ、風向きを変えるか、重なりを広げ直す
乾燥時間は室温、湿度、素材、脱水性能で変わる
時間だけで判断せず、重なった部分に冷たさが残らない状態を目安にする
追加脱水は干す前の水分を減らせる
洗濯終了後のシーツが手に重く感じる日は、そのまま干す前に追加脱水を検討する
一度追加するだけでも、干し始めの水分量を減らしやすい
ただし、長く脱水しすぎるとシワが強くなる製品もあるため、洗濯表示と洗濯機の説明を優先する
追加脱水後は、洗濯槽の中で固まったシーツを一度広げる
丸まったまま干すと、折れた内側へ風が入りにくい
四隅を持って軽く広げ、重なりをほどいてからA字状に掛ける
追加脱水だけで終わらせず、干す前に布の固まりをほどくところまで行う
乾燥機でシーツが丸まる時は途中で広げ直す
乾燥機を使っても、シーツが球状に丸まると中心だけ湿ることがある
終了後に取り出した時、外側は熱いのに、広げた中央が冷たい
これは乾燥時間だけを延ばしても改善しにくい状態
乾燥機の説明で途中停止が認められている場合は、一度取り出して絡まりをほどき、向きを変えてから再開する
ほかの大物と詰め込みすぎると、シーツが動く空間が減る
容量を超えない範囲でも、団子状になりやすい時は単独に近い状態で乾かすほうが扱いやすい
乾燥機から出したあとは、すぐ畳まない
中央、四隅、ゴム部分を触り、少しでも冷たさがあれば室内で広げて風を通す
外側の熱だけで乾燥完了と判断しないことが大切になる
高温のお湯や強い洗剤を先に使わない
臭いが取れないと、高温のお湯や台所用洗剤、長時間の漂白剤つけ置きを試したくなる
実際には、熱い湯で容器が変形した例や、洗った枕が大量の水を含み、内部まで乾かなかった例もある
枕やカバーの素材によっては、色落ち、変形、すすぎ不足につながる可能性がある
洗濯表示にない方法を、臭いの強さだけで追加しない
酸素系漂白剤を使う場合も、製品表示の対象素材、量、つけ置き時間を守る
塩素系漂白剤やほかの薬剤とは混ぜない
洗える枕であっても、乾燥機に対応しているとは限らない
洗濯可と乾燥機可は別に確認する
まとめ
夏の枕が湿って臭う時は、洗剤を増やす前に、カバーと枕本体を分けて見る
朝、頭が当たる中央と裏面を触り、どちらに冷たさや臭いが残っているか確かめる
本体まで湿っているなら、素材を確認し、洗えるものだけを適切に洗って中まで乾かす
シーツが乾かない日は、干す時間より布の重なりを見る
二つ折りで密着させず、A字状に空間を作り、扇風機の風を内側へ通す
夕方は端ではなく、中央の冷たさを確かめてからベッドへ戻す
今日からすべて変える必要はない
まずは明日の朝、枕カバーを外して中央と裏側を触ることから始める
臭いの場所が分かるだけでも、洗うべきものと乾かすべきものを切り分けやすくなる
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
