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ベランダに置いた外置き洗濯機は、台風の強風で本体が倒れる前に、給水ホースや排水ホースが引っ張られて故障につながることがある

特に海沿いアパートでは、横殴りの雨、潮風、紫外線が重なりやすい

ベランダ洗濯機の台風対策は、本体・フタ・ホース・コード・防水カバーを分けて固定することが中心になる

台風後に洗濯機の向きが変わっていて、給水パイプや排水ホースの交換になった例もある

「倒れていないから大丈夫」ではなく、数十cm動いただけでも接続部に負荷がかかると考えたほうがよい

ベランダ洗濯機の台風対策は本体固定だけでは足りない

外置き洗濯機の台風対策で最初に見るのは、本体が倒れるかどうかだけではない

強風で本体が少し動くと、先に負担がかかりやすいのはこのあたり

給水ホース

排水ホース

蛇口との接続部

電源コード

フタ

操作パネル

洗濯機カバーの裾や背面

ベランダの奥に置いていても、風は横から回り込む

屋根があっても、横殴りの雨が操作パネルや背面に入り込むことがある

実際、屋外のポリカ屋根下で使っていた洗濯機でも、前の洗濯機は操作パネルがボロボロになったというレビューがあった

屋根があるかどうかより、風で雨がどこから入るかを見るほうが現実的だ

外置き洗濯機の固定ベルトを使う前に確認する場所

固定ベルトをいきなり巻く前に、まずベランダ全体を見る

一人で作業するなら、最初に確認するのはこの順番でよい

手すりや壁に固定できる場所があるか

ベルトが洗濯機の胴体を回せるか

給水ホースや排水ホースを潰さないか

電源コードを引っ張らないか

ベランダ排水口が詰まっていないか

賃貸契約や管理規約で手すり固定が問題ないか

特にアパートやマンションのベランダは、専有部分ではなく共用部分扱いになることがある

手すりに強く締め付ける前に、管理会社や契約内容を一度確認しておくほうが安心

排水口も見落としやすい

台風前に落ち葉や砂がたまっていると、横殴りの雨のあとに水が引きにくくなる

台風後に洗濯はできたのに、数時間後に洗濯槽へ水がたまるようになった相談もある

台風前の対策は、固定だけでなく排水と蛇口まわりの確認まで含めて考えたい

外置き洗濯機の固定ベルトは胴体に回して締める

固定ベルトは、フタだけにかけない

フタの上から強く押さえると、フタやヒンジに負担がかかりやすい

基本は、洗濯機の胴体を横方向に回す

上部のフタではなく、本体の側面を押さえる位置にベルトを通す

作業の流れはこうなる

洗濯機の前後左右にベルトを通す余白を見る

給水ホースと排水ホースを避ける位置を決める

ベルトを胴体に水平に回す

手すりや壁側の固定できる場所へつなぐ

少し揺らして、本体だけが大きく動かないか確認する

余ったベルトを短くまとめ、風でばたつかないようにする

背面が狭いベランダでは、洗濯機の後ろで結ぶ作業が地味にきつい

レビューでは、横面でゆるめに結んでからカバーを回し、最後に横寄りの位置で締めると楽だったという声もあった

一人で作業するなら、最初から背面中央で無理に結ばない

手が届く横側で仮止めし、最後に締めるほうが失敗しにくい

洗濯機カバーの強風対策はサイズと裾の固定を見る

防水カバーは、かけるだけでは台風対策になりにくい

安いカバーを素材やサイズを見ずに買い、雨の日にベランダでめくれて洗濯機が濡れた例がある

端が約3か月でほつれ、半年ほどで処分したという流れもあった

カバーで見る場所は、厚みより先にこの4つ

洗濯機の高さと奥行きに合っているか

給水ホースを通す穴やファスナーがあるか

背面や側面を締められるか

裾が風でめくれない構造か

サイズが合わないカバーは、風でふくらむ

ふくらんだカバーが排水ホース出口をふさぐと、排水まわりの確認もしにくい

防水カバーは、本体を雨から守るものではなく、風でめくれないよう固定して初めて役に立つものと考えたほうがよい

防水カバーの付け方は給水ホースまわりから整える

防水カバーを付ける時は、上からかぶせて終わりにしない

給水ホースを無理に曲げると、接続部に負担がかかる

作業はこの順番が扱いやすい

洗濯機のフタを閉める

給水ホースの位置を確認する

カバー上部の穴やファスナーにホースを通す

カバーを前後左右に均等に下ろす

背面と側面の紐や面ファスナーを締める

裾が排水ホースや排水口をふさいでいないか見る

5kg洗濯機にカバーを5分未満で装着できた例もあるが、台風前は急いで済ませないほうがよい

普段の雨よけなら数分でも、台風前は裾、背面、給水ホースまわりまで見る必要がある

特に見たいのは、給水ホースがカバーで引っ張られていないか

カバーの穴の位置が合わない時は、無理に閉じず、ホースに余裕を残して固定する

フタ・ホース・コードは固定ベルトとは別に押さえる

固定ベルトで本体を押さえても、フタやコードがばたつけば不安は残る

フタは軽く開くだけでも風を受けやすい

ただし、フタの上にブロックや重い物を置くのは避けたい

重みが一点にかかると、フタやヒンジに負担が出ることがある

フタは、本体に沿わせるように軽く固定する

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コードはコンセントから抜き、濡れにくい位置でまとめる

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給水ホースは蛇口を締め、接続部に無理な角度が出ていないか見る

排水ホースは、排水口から抜けそうになっていないか、折れ曲がっていないかを確認する

本体固定、フタ固定、ホース固定、コード固定は別作業

ここを分けると、台風後の不具合に気づきやすくなる

ベランダ洗濯機に水を入れる台風対策は補助として考える

台風前に洗濯槽へ水を入れて重くする方法は、台風の多い地域で見られる対策のひとつ

ただし、これは万能ではない

洗濯機の状態、設置場所、排水まわり、建物の条件によって向き不向きがある

使うなら、あくまで補助として考える

蛇口を締める

ホース類を固定する

フタを固定する

台風後は早めに水を抜く

異音や水漏れがあれば無理に使わない

水を入れて重くしても、ホースが外れれば水漏れにつながる

実際に、台風後にホースが外れて水が出続けていた家を見たという体験談もある

水を入れる対策は、本体固定の代わりではなく、最後に足す一時的な補助策

不安がある場合は無理に行わず、固定と排水確認を優先したい

海沿いアパートの洗濯機は台風前に塩害も見る

海沿いの外置き洗濯機は、台風当日だけで傷むわけではない

日常的な潮風、紫外線、湿気で、カバーの縫い目、ファスナー、固定ベルト、バックル、操作パネルが少しずつ劣化しやすい

海岸から約800mほどの場所でも、外回りの金属部品に白サビが出たという体験談がある

海の前に長く住む人の声では、洗濯ばさみが1年ほど、物干し用品が4〜5年ほどで劣化しやすいという話もあった

洗濯機本体だけを見るより、次の小さな部品を先に見る

ベルトのほつれ

バックルの割れ

カバーの縫い目

ファスナーの固さ

操作パネルまわりの白っぽさ

電源コードの硬化

ホースのひび

台風前日に初めて気づくと、交換や補修が間に合わない

海沿いでは、台風予報が出る前から固定具とカバーの劣化を見るほうが安全側に寄せやすい

台風後の洗濯機チェックは電源を入れる前に行う

台風が過ぎたあと、すぐ洗濯できるか試したくなる

ただ、電源まわりが濡れている時は、無理に通電しないほうがよい

まず見るのは、外側の状態

洗濯機の位置がずれていないか

固定ベルトが緩んでいないか

カバーが破れていないか

給水ホースが引っ張られていないか

排水ホースが抜けていないか

蛇口まわりに水漏れがないか

操作パネルに水滴が残っていないか

ベランダ排水口が詰まっていないか

台風後に電源ボタンを強く押した時だけ反応し、指を離すと消えるという相談もあった

屋外設置では、操作部に雨水が入りやすい状態になることがある

洗濯機が少しでも変な動きをするなら、いきなり通常運転にしない

短時間の確認にとどめ、異音、水漏れ、電源の不安定さがあれば、管理会社や修理窓口へ相談したほうが安心だ

台風後は、洗う前に位置・ホース・水漏れ・電源まわりを見る

この順番にすると、故障のサインを見落としにくい

外置き洗濯機の関連記事と役割を分ける

この記事で扱うのは、台風前に外置き洗濯機を固定する手順

防水カバーの細かい選び方や、雨で操作パネルが壊れやすい原因、台風後に水がたまる時の確認は、別の記事で分けたほうが読みやすい

たとえば、外置き洗濯機カバーの選び方では、サイズ違いでめくれる失敗を中心に見る

海沿い家電の塩害対策では、洗濯機だけでなく室外機や物干しも含めて確認する

同じ外置き洗濯機の悩みでも、検索している人の状況は少し違う

この記事では、台風前に今すぐ固定する人向けに絞る

そのほうが、読者も作業の順番を迷いにくい

まとめ

ベランダの外置き洗濯機は、台風で完全に倒れなくても、少し動くだけで給水ホースや排水ホースに負担がかかる

海沿いアパートでは、そこに横殴りの雨、潮風、紫外線による劣化も重なりやすい

だから、対策はカバーをかけるだけでは足りない

まず見るのは、本体を固定ベルトで押さえ、フタ・ホース・コード・防水カバーを別々に固定できているか

台風後はすぐ運転せず、位置ずれ、ホース抜け、水漏れ、操作パネルの濡れを順番に確認する

全部を一度に完璧にする必要はない

最初は、洗濯機の胴体にベルトを回せるか、カバーの裾がめくれないか

この2つから見るだけでも、台風前の不安はかなり減らしやすくなる

監修:佐藤進

保有資格:家電製品アドバイザ、防災士