コンベクションオーブン焼き芋は温度より時間と太さを見る
目次
夕方に焼き芋を食べようとして、コンベクションオーブンを180℃で1時間
取り出して割ったら、表面は熱いのに中心だけサクッと硬い
この失敗は、温度が低すぎるというより、芋の太さに対して時間が足りていない時に起きやすい
コンベクションオーブンで焼き芋を作る時は、温度だけで決めない
見る順番は、加熱時間、芋の太さ、アルミホイルの有無、最後の竹串確認
最初の目安は、150〜160℃で100〜150分
太めなら20〜30分ずつ追加し、竹串が中心まで軽く入るかで判断するほうが失敗しにくい
コンベクションオーブンの焼き芋は温度より時間を見る
コンベクションオーブンは、庫内に熱風を回して加熱する家電
表面に熱は当たりやすいが、丸ごとのさつまいもは中心まで熱が届くのに時間がかかる
焼き芋で失敗しやすいのは、表面の焼け方だけで判断すること
皮が熱い
少し香ばしいにおいがする
持つと柔らかく感じる
それでも割ってみると、中心だけ色が薄く、食べた時に繊維っぽさが残ることがある
特に太い芋は、外側と中心で火の入り方に差が出やすい
焼き芋の完成は、温度表示ではなく中心の柔らかさで見る
コンベクションオーブン焼き芋の温度と時間の目安
家庭用のコンベクションオーブンなら、最初は150〜160℃で100〜150分を目安にする
細めの芋なら100分前後
中くらいなら120分前後
太めなら150分前後まで見る
ただし、これは固定時間ではない
同じ160℃でも、芋の太さ、品種、包み方で仕上がりは変わる
目安としては、直径4cm前後の細めなら火が入りやすい
200g前後の中くらいなら120分前後を見たい
300gを超える太めの芋は、150分近くかかることもある
休日の午後に、台所で太さの違う芋を3本並べて焼くと分かりやすい
160℃で100分焼いた時、細い芋は竹串が奥まで入る
一方で太い芋は、中心で竹串が止まることがある
その太い芋だけさらに30分焼くと、断面の色が濃くなり、中心の硬さも減りやすい
同じ天板に並べても、焼き上がる時間は一本ずつ違う
焼き芋の太さが違う時は時間をそろえない
太さの違うさつまいもを同じ時間で焼くと、細い芋と太い芋で仕上がりがずれる
細い芋は先に柔らかくなる
太い芋は中心だけ硬いまま残る
そのまま全部を長く焼くと、細い芋だけ乾きすぎることもある
この時は、太い芋に合わせて全体を焼き続けるより、細い芋だけ先に取り出すほうが扱いやすい
100分を過ぎたら、一本ずつ竹串を刺す
抵抗なく中心まで入る芋は取り出す
中心で止まる芋だけ、20〜30分追加する
焼き芋は「全部まとめて120分」で終わらせるより、一本ごとに竹串で確認する料理と考えたほうがよい
焼き芋が硬い時は温度を上げるより時間を足す
焼き芋が硬いと、途中で180℃や200℃に上げたくなる
ただ、温度を上げても中心が急に柔らかくなるわけではない
むしろ外側だけ乾いて、皮が硬くなりやすい
中はまだ繊維っぽいのに、外側だけ焼きすぎた状態になることもある
夕飯前に急いで1時間だけ焼き、割ってから中心の硬さに気づく
そこで温度を上げて追加すると、外側の水分が抜けて食感が重くなりやすい
硬い時に見るのは、まず温度ではなく竹串の抵抗
中心で止まるなら、同じ温度で20〜30分追加する
追加したあとは、もう一度同じ場所ではなく、少し横から刺す
一本の中でも太い部分と細い部分で感触が変わるため、中心に近い太い部分を見るほうが分かりやすい
焼き芋のアルミホイルありとなしで時間は変わる
アルミホイルを巻くかどうかで、焼き芋の食感と時間は変わる
アルミホイルありは、水分が逃げにくく、しっとり寄りになりやすい
ただし、熱の入り方がゆるやかになり、同じ時間では中心が硬く残ることがある
アルミホイルなしは、皮が乾きやすく、ほくほく寄りになりやすい
皮が少し浮いたようになり、香ばしさも出やすい
同じ160℃100分で比べると、ホイルなしは皮の表面が乾いて軽い食感に寄りやすい
ホイルありは水分が残り、しっとりする一方、中心確認はより大事になる
濡らしたキッチンペーパーで包んでからアルミホイルを巻くと、さらにしっとり寄りになる
ねっとり甘い焼き芋を狙う時には合うが、ほくほく感が好きな人には重く感じることもある
アルミホイルを使う場合は、ヒーターに触れないようにする
機種によって使い方の注意が違うため、取扱説明書と庫内のヒーター位置は先に確認しておくほうが安心だ
商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
焼き芋のねっとり系とほくほく系は時間の見方が違う
紅はるか、シルクスイート、安納芋のようなねっとり系は、甘さや蜜感が出るまで時間がかかりやすい
短時間で取り出すと、外側は柔らかいのに中心が少し繊維っぽい
焼けているように見えても、甘さが弱く感じることがある
一方で、鳴門金時や紅あずまのようなほくほく系は、比較的早く中心まで火が入りやすい
同じ時間で焼いた時、ねっとり系より軽い食感に仕上がりやすい
たとえば中くらいの紅はるかと鳴門金時を同じ天板で焼くと、鳴門金時のほうが先に竹串が通ることがある
紅はるかは同じ時間でも、中心に少し抵抗が残る場合がある
この時、温度を上げるより、紅はるかだけ追加で20〜30分見る
ねっとり系は、火が通る時間と甘さが出る時間を分けて考える
焼き芋の竹串確認は中心の抵抗を見る
焼き芋の確認で一番分かりやすいのは竹串
見るのは、表面の柔らかさではなく中心に入る時の抵抗
焼けている芋は、竹串がほとんど引っかからず奥まで入る
まだ早い芋は、途中で止まる
中心だけ押し返されるような感触が残る
刺した時にサクッとした生っぽさがあるなら、まだ追加したほうがよい状態
そのまま割ると、断面の中心だけ色が薄く、食べた時に硬さが残りやすい
竹串確認は、100分を過ぎたあたりから始める
硬ければ20〜30分追加
もう一度刺して、抵抗が減ったかを見る
取り出す時は庫内も芋もかなり熱い
竹串を刺す時や天板を動かす時は、ミトンを使い、蒸気や熱い蜜にも気をつけたい
コンベクションオーブン焼き芋の基本手順
さつまいもはよく洗い、水気を軽く拭く
太さが近いものを選ぶと、焼き上がりの差が出にくい
太さが違う場合は、細い芋を先に取り出す前提で並べる
天板にぎゅうぎゅうに詰めず、熱風が回る余白を少し残す
ほくほく寄りにしたいなら、そのまま天板へ
しっとり寄りにしたいなら、アルミホイルで包む
さらにねっとり寄りにしたい時は、濡らしたキッチンペーパーで包んでからアルミホイルを巻く
温度は150〜160℃
細めなら100分前後
中くらいなら120分前後
太めなら150分前後を目安にする
100分を過ぎたら、竹串で中心を確認
軽く入れば取り出す
中心で止まるなら20〜30分追加する
焼き上がった直後にすぐ割らず、少し置くと中心が落ち着きやすい
断面を見た時、中心まで色がそろい、竹串の抵抗が少なければ成功に近い
コンベクションオーブン焼き芋は機種差と環境差も見る
同じ160℃でも、すべてのコンベクションオーブンで同じ仕上がりになるわけではない
庫内が狭い機種
熱風が強く当たる機種
天板の位置がヒーターに近い機種
予熱ありと予熱なし
冷えた芋をそのまま入れた場合
こうした差で、焼き上がりの時間は少し変わる
初めての機種や初めての品種では、最初から完璧な時間を当てようとしないほうがよい
まずは150〜160℃で長めに見て、竹串の感触を記録する
メモは短くて十分
「紅はるか、中くらい、ホイルなし、160℃120分で少し硬い」
「シルクスイート、太め、アルミあり、150℃150分でちょうどよい」
このように残しておくと、次に焼く時の基準になる
自分の家のコンベクションオーブンに合う時間は、一度の確認でかなり絞りやすくなる
コンベクションオーブン焼き芋で失敗しやすい流れ
失敗しやすいのは、温度だけで判断してしまう流れ
「180℃なら早く焼けそう」と思い、太めの芋を1時間で取り出す
皮は熱く、表面も少し柔らかい
でも割ってみると、中心だけ色が薄く、食べるとサクッとした硬さが残る
慌てて20分追加しても、外側は乾いているのに中心だけまだ繊維っぽい
この状態になると、温度を上げるほど外側との差が出やすい
対策は、最初から時間を足せる前提で作ること
夕飯直前に1時間で仕上げようとするより、時間に余裕がある日に始める
120分で一度確認し、硬ければ30分足す
太い芋だけ残し、細い芋は先に出す
焼き芋は急いで温度を上げるより、途中で状態を見て時間を足すほうが失敗しにくい
商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
まとめ
コンベクションオーブンで焼き芋を作る時は、温度より時間を見る
温度を上げれば早く甘くなるわけではなく、中心まで熱が届く時間が必要になる
特に太めの芋、ねっとり系の芋、アルミホイルで包んだ芋は、短時間で切り上げると芯が残りやすい
最初の目安は150〜160℃で100〜150分
ただし、時間は固定しない
100分を過ぎたら竹串を刺し、中心で止まるなら20〜30分ずつ追加する
最初に変える行動は、温度設定ではなく確認方法
焼き芋は、竹串が中心まで軽く入るかを見てから取り出す
次に作る時は、芋の太さ、品種、アルミホイルの有無、焼いた時間を短く残しておく
それだけでも、自分の家のコンベクションオーブンで失敗しにくい時間を見つけやすくなる
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
