冷感 リッププランパー外出後に髪が張り付く夏の重さ
目次
- ひんやりするだけでUV対策になるとは限らず、厚く重ねれば保護力より先に重さが気になりやすい
- 冷房の効いた室内では刺激が強く感じられなくても、汗をかいた後や唇が乾いている時は、同じ商品でもピリつきが目立つ場合がある
- 強さを比べる時は、刺激なしを0、使い続けにくい強さを5として記録すると違いが見えやすい
- その上から塗り直すと、口角付近まで膜が動き、輪郭がぼやける場合もある
- ベタつきが強い時は、唇を擦らず、ティッシュを一度だけ軽く当てる
- スースーするからといって、紫外線対策ができるとは限らない
- 記事や商品名に「夏向け」「ひんやり」と書かれていても、UVカット表示がなければ、紫外線対策用としては別に考えたほうがよい
- 冷感、プランパー、UVカットの3機能がそろった商品がない場合は、手持ちのUVリップと冷感グロスを組み合わせる方法もある
編集
朝のメイクで冷感リッププランパーを塗った時は心地よくても、外へ出た途端に髪が張り付き、飲み物を飲んだ後にはベタつきだけが残ることがある
夏に使うなら、刺激の強さよりもSPF・PA表示と一度塗りの使いやすさを先に見るほうが失敗しにくい
冷感、プランパー、UVカットの3機能は、すべての商品にそろっているわけではない
ひんやりするだけでUV対策になるとは限らず、厚く重ねれば保護力より先に重さが気になりやすい
この記事では、冷感リッププランパーの清涼感、ふっくら見える変化、夏のベタつき、UVカット表示の見方に絞って整理する
冷感リッププランパーは実際に唇を冷やすわけではない
冷感リッププランパーを塗ると、数秒ほどで唇にスーッとした感覚が広がる商品がある
メントールなどは、化粧品に清涼感を加える目的で使われる成分
唇の温度を大きく下げるというより、冷たく感じやすい刺激を加えるものと考えたほうが分かりやすい
冷房の効いた室内では刺激が強く感じられなくても、汗をかいた後や唇が乾いている時は、同じ商品でもピリつきが目立つ場合がある
清涼感の強さは、気温だけでなく唇の状態にも左右される
冷感は直後より5分後の残り方を見る
塗った瞬間に強くスースーしても、すぐ消えるなら日常では使いやすいことがある
反対に、直後は穏やかでも、5分ほどしてから刺激が強まり、食事前まで残る商品もある
使い始めは、次の順番で変化を見ると判断しやすい
塗布直後の刺激
5分後の冷感
15分後のピリつき
30分後に残る感覚
飲み物を飲んだ後の変化
強さを比べる時は、刺激なしを0、使い続けにくい強さを5として記録すると違いが見えやすい
例えば、直後が3でも15分後に1まで下がるなら扱いやすい
15分後も4に近く、唇を触りたくなるなら毎日の塗り直しには向きにくい
塗った瞬間の爽快感より、15分後に違和感が残らないかを見る
ふっくら感は唇の大きさより縦じわに出やすい
プランパーを塗っても、唇そのものが長期間大きくなるわけではない
変化が分かりやすいのは、唇中央のツヤと縦じわ
グロスの膜が表面の凹凸を覆うため、塗布直後は輪郭が丸く見えやすい
塗る前と直後を比べる時は、唇全体の大きさだけを見ない
上唇中央の縦じわ
下唇の光が集まる位置
口角付近の皮むけ
輪郭からグロスが広がっていないか
この4か所を見ると、きれいにふっくらしたのか、単に厚く付いただけなのかを分けやすい
皮むけがある時も、塗った直後はつるんと見えることがある
ただし、荒れが治ったのではなく、膜で一時的に隠れている可能性がある
直後のツヤだけでなく、15分後に皮むけが浮いてこないかまで確認する
一度塗りと二度塗りでは夏の重さが変わる
冷感を強くしたい時や、縦じわをもっと隠したい時は重ね塗りをしたくなる
しかし、二度塗りすると清涼感より先にグロスの厚みが増えやすい
冷房の効いた室内では問題がなくても、屋外へ出て風を受けた時に差が出る
髪を下ろしていると、前髪や横髪が唇へ触れ、そのまま貼り付くことがある
飲み物を一口飲んだだけでも、カップの縁にツヤが広く残りやすい
その上から塗り直すと、口角付近まで膜が動き、輪郭がぼやける場合もある
一度塗りと二度塗りを比べるなら、塗った直後だけでなく次の場面まで見る
風のある屋外を歩いた後
冷房下で30分ほど過ごした後
水やお茶を飲んだ後
ティッシュで一度押さえた後
ベタつきが強い時は、唇を擦らず、ティッシュを一度だけ軽く当てる
表面の余分な膜を取るだけでも、髪の張り付きは減らしやすい
最初から厚く塗らず、一度塗りで外へ出てから判断するほうが失敗しにくい
UVカットは冷感ではなく表示で判断する
冷感リッププランパーには、清涼感とツヤを中心にした商品も多い

商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
スースーするからといって、紫外線対策ができるとは限らない
夏の唇を守る目的なら、パッケージや公式の商品表示でSPF・PAの有無を見る必要がある
商品は大きく分けると次の3種類
冷感とプランパー効果はあるが、SPF表示がない
UVカットとツヤはあるが、冷感がない
UVカットとプランパー効果があり、清涼感は穏やか

商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
記事や商品名に「夏向け」「ひんやり」と書かれていても、UVカット表示がなければ、紫外線対策用としては別に考えたほうがよい
UV機能は塗った瞬間に体感できない
「日焼けしなかった」と短期間で断定するより、必要な量を塗れたか、飲食後に塗り直せたかを見るほうが現実的
UVリップと冷感グロスを重ねる時は順番を見る
冷感、プランパー、UVカットの3機能がそろった商品がない場合は、手持ちのUVリップと冷感グロスを組み合わせる方法もある
先にUVリップを唇全体へ薄く塗り、少しなじませる
その後、冷感グロスを唇中央だけへ重ねると、全体の厚みを抑えやすい
塗ってすぐ重ねると、下のUVリップが動きやすい
色付きなら輪郭が広がり、チップにも色が移りやすくなる
最初は、UVリップを塗ってから数分置き、冷感グロスを一度だけ中央へ乗せるくらいで十分
唇全体へ二度重ねるより、中央にツヤを集めたほうが、ふっくら見せながらベタつきを抑えやすい
UVリップを土台にし、冷感グロスは中央だけに足す
室内と屋外では使い心地が変わる
冷房の効いた部屋では、グロスの膜が重く感じにくいことがある
ところが、外へ出て汗をかき、風を受けると状況が変わる
唇そのものより、髪の張り付きや口角への広がりが気になりやすい
冷房下では反対に、時間がたつと唇の内側だけ乾き、表面には膜が残ることもある
夏に確認したいのは、単純な「冷たさ」ではなく次の差
室内では刺激が強すぎないか
屋外では髪が張り付かないか
食後に膜だけ残らないか
冷房下で内側が乾燥しないか
室内で塗った直後だけを見て選ぶと、外出時の使いにくさを見落としやすい
色とラメは屋外の日陰で確認する
透明に見える冷感リップでも、元の唇の色によって仕上がりは変わる
ブルー系が完全な無色にならず、少しくすんで見えることもある
赤系が商品写真よりピーチやコーラルに寄る場合もある
ラメ入りは、室内では控えめでも、窓際や屋外では粒が目立ちやすい
見比べるなら、同じ距離と角度で次の3条件をそろえる
室内照明
窓際の自然光
屋外の日陰
直射日光では唇のツヤが白く飛びやすく、縦じわや色の違いが分かりにくい
自然光を使うなら、日なたより日陰のほうが比較しやすい
唇が荒れている時は清涼感を足さない
唇に亀裂や皮むけがあると、普段は平気な冷感成分でも強くしみる場合がある
日焼け後にヒリついている時や、口角が切れている時も同じ
ふっくら見せることより、まず刺激を増やさないほうが扱いやすい
次の状態では、無理に試さない
唇に亀裂がある
皮をむいた直後
日焼け後に熱っぽさがある
口角が切れている
過去にリップで腫れたことがある
メントールやカプサイシン誘導体への反応には個人差がある
すべての人に同じ清涼感や赤みが出るわけではない
強い痛み、腫れ、かゆみ、息苦しさなどが出た場合は、すぐに使用を中止する
症状が強い、または長く続く場合は、医療機関へ相談したほうが安心だ
冷感リッププランパーは、荒れた唇を治すための商品ではない
違和感がある日は、プランパー効果より使用を止める判断を優先する
夏に使いやすいかは塗り直しで決まる
冷感UVリップグロスは、メントール系の清涼感とグロスのツヤが重なることで、夏の唇をひんやり、ふっくら見せやすい
一方、厚く重ねるとベタつきが増え、髪の張り付きや飲食後の重さが気になりやすい
選ぶ時は、刺激の強さだけで決めない
まずSPF・PA表示を確認し、一度塗りで唇全体へ伸ばす
その後、5分、15分、30分と変化を見て、飲み物を飲んだ後も無理なく塗り直せるかを確かめる
顔全体の紫外線対策は、顔用の日焼け止め下地の選び方で分けて確認すると、リップと下地の役割を混同しにくい
今日からすべてを変える必要はない
まずは手持ちのリップを一度だけ薄く塗り、15分後の刺激と飲食後の重さを見る
その2つに違和感がなければ、夏の外出でも続けやすいか判断しやすくなる
監修:佐藤翡
肩書き:美容研究家
