コンベクションオーブンの掃除は油はねとパンくずで決まる
目次
夕飯後に唐揚げを2〜3個温め直しただけでも、受け皿を見ると油が薄く広がっていることがある
翌朝そのまま食パンを焼くと、パンの香りより先に油っぽいにおいが気になることもある
コンベクションオーブンの掃除で面倒になるのは、庫内全体が一気に汚れるからではない
油はね、落ちた油、パンくず、焼き網のこびりつきが別々の場所に残ることが原因になりやすい
掃除を楽にしたいなら、使ったあとに全部をこするより、調理前に汚れの行き先を作るほうが早い
まず見る順番は、パンくずトレー、受け皿、焼き網、扉の内側
この4か所に絞るだけでも、毎回の手入れはかなり軽くなる
この記事は、購入前の後悔や選び方ではなく、すでに使っているコンベクションオーブンの掃除を楽にするための対処法に絞る
掃除の手間まで含めて購入前に判断したい場合は、「コンベクションオーブンで後悔する人は予熱と置き場所で決まる」のような購入前の記事と分けて考えると整理しやすい
コンベクションオーブン掃除は油はねとパンくずを分けて考える
コンベクションオーブンは、熱風を回しながら焼くため、揚げ物の温め直しや肉料理に使いやすい
その一方で、油や衣のかけらも動きやすく、汚れが一か所にまとまりにくい
トーストだけの日は、主な汚れはパンくず
揚げ物を温めた日は、落ちた油と衣
チーズトーストやピザの日は、溶けたチーズやソース
同じ「掃除」としてまとめると面倒に見えるが、汚れの種類で見る場所を分けると扱いやすい
パンくずは乾いているうちに払う、油は広がる前に吸わせる
まずこの2つを分けるのが基本になる
夕飯前にスーパーのかき揚げを250℃前後で5分ほど温めると、衣は戻りやすい
ただ、網の下には細かい衣が落ち、受け皿にはうっすら油が残る
このとき何も敷かずに焼くと、庫内の底、焼き網、扉の内側まで確認することになる
反対に、受け皿で油を受けておけば、洗う場所はかなり絞れる
掃除を楽にする最初の対策は、調理後ではなく調理前の30秒で決まる
コンベクションオーブンのパンくず掃除はトレーだけで終わらせない
トーストを焼いたあとの掃除は、パンくずトレーがあるとかなり楽になる
食パン2枚なら、冷めたあとにトレーを引き出して払うだけで済むことも多い
ただ、4枚まとめて焼いた朝は少し違う
パンを取り出す時に手前へ引くと、扉の付け根や庫内の手前側に細かいくずが残りやすい
パンくずトレーは便利だが、すべてのくずを受け止めるわけではない
特に見落としやすいのは、次の場所
- 扉の付け根
- 焼き網の脚まわり
- 庫内の手前側
- パンくずトレーの外側
- トレーを外したあとの底面
普通の食パンだけなら、2〜3回に1回の確認でも足りることがある
ただし、バターを塗ったパン、チーズトースト、総菜パンを焼いた日は、その日のうちに見たほうがよい
油分が混ざったパンくずは、乾いたくずより固まりやすい
濡らす前にキッチンペーパーでつまむと、底面に広がりにくい
朝食後にシンクの前でパンくずトレーを振った時、乾いたくずだけならすぐ落ちる
一方でチーズが混ざったくずは、トレーの角に薄く残りやすい
パンくず掃除は、濡らす前に乾いた状態で払うほうが失敗しにくい
コンベクションオーブンの油はね掃除は受け皿で変わる
コンベクションオーブンの油はね掃除が重くなるのは、揚げ物の温め直しをしたあと
フライ、唐揚げ、コロッケ、かき揚げ、フライドチキンは、衣が戻る一方で油も落ちやすい
唐揚げ2〜3個でも、受け皿に薄く油が残ることがある
フライドチキンのように油を含むものなら、小さじ1杯ほど集まる場合もある
この油を庫内の底で受けると、次に加熱した時ににおいが出やすい
焦げつきの原因にもなるため、油料理の日は受け皿を使うほうが安心だ
揚げ物を温める日は、先にこの形にする
- 受け皿を入れる
- 受け皿の上に使用可能なアルミホイルやシートを敷く
- その上に焼き網を重ねる
- 揚げ物を重ねずに置く
- 冷めてから5〜10分以内を目安に受け皿を見る
この流れにすると、油は受け皿側に集まりやすい
夕飯後でも、洗う場所を焼き網と受け皿に絞りやすくなる
油がまだ少し温かい段階なら、キッチンペーパーで吸わせやすい
完全に冷えて固まってから洗うより、こすり時間は短くなりやすい
油はね掃除は、落ちたあとに広げないことが大事

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価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
焼き網の掃除は衣のこびりつきを先に防ぐ
焼き網の掃除で面倒なのは、油そのものより衣のこびりつき
唐揚げやフライを直接網に置くと、冷えた衣が網目に張りつくことがある
特にメッシュ状のバスケットや細かい網は、衣が入り込むとスポンジだけでは落ちにくい
無理にこすると網を傷めやすく、洗う時間も長くなる
油を減らしたくて何も塗らないと、逆に張りつきやすいことがある
掃除を軽くするなら、食材側ではなく、焼き網の触れる部分にだけ薄く油をなじませるという考え方もある
キッチンペーパーに少量の油を含ませ、揚げ物が当たる部分だけを軽く拭く
たっぷり塗る必要はない
衣を張りつかせないための薄い膜を作るくらいで十分
温め終わってすぐに揚げ物を引きはがすと、衣が崩れて網に残りやすい
1分ほど置いてからトングで持ち上げると、衣がまとまりやすいこともある
焼き網を見る時は、表面だけでなく裏側も見る
衣のかけらは、網の交差部分や脚の近くに残りやすい
焼き網掃除は、洗う前より焼く前のひと手間で変わる
天板と受け皿の掃除は料理ごとに使い分ける
天板や受け皿は、食材を乗せるだけの道具ではない
コンベクションオーブンでは、汚れを受ける場所として使うと掃除が楽になる
トーストだけなら、焼き網とパンくずトレーで足りることが多い
ただし、チーズトースト、ピザ、総菜パン、冷凍ポテト、唐揚げ、フライでは汚れ方が変わる
チーズトースト1枚でも、端から溶けたチーズが網の下へ落ちる
そのチーズが底面で焦げると、次に食パンを焼いた時ににおいが出やすい
ピザや総菜パンは、パンくずだけでなく油分とソースも落ちる
乾いたくずよりベタつきやすく、天板の角に残りやすい
揚げ物をアルミホイルの上に直接置くと、下側が油で湿ることがある
サクッと戻したいなら、焼き網で浮かせて下に受け皿を置く形が向いている
料理ごとの目安は、次のように分けると考えやすい
- トーストは焼き網とパンくずトレー
- チーズやソースが落ちるものは天板
- 揚げ物は焼き網と受け皿
- 肉や魚は受け皿で油を受ける
- 衣が細かく落ちるものは網と受け皿をセットで確認する
箇条書きで覚えるより、見る場所を決めておくほうが続けやすい
トーストなら下、揚げ物なら下と網、肉や魚なら下と横
このくらいの分け方で十分
コンベクションオーブンのにおい残りは油はねと焦げくずを見る
コンベクションオーブンのにおい残りは、料理のにおいだけではない
庫内に残った油、焦げたパンくず、チーズやソースの小さなこびりつきが、次の加熱でにおいやすくなる
夜に揚げ物を温め、翌朝に食パンを焼くと分かりやすい
前日の油はねを拭かないままだと、パンを入れる前の庫内で油っぽさに気づくことがある
特に見る場所は、扉の内側と庫内側面
油は下に落ちるだけでなく、細かく横にも飛ぶ
薄い点のような油はねは見逃しやすいが、時間がたつとベタつきやすい
におい残りを減らすために、毎回大掃除をする必要はない
油料理をした日だけ、冷めたあとに3か所を見る
- 受け皿に油が残っていないか
- 扉の内側に細かい油はねがないか
- 庫内の底に焦げたパンくずがないか
拭く順番も大事になる
いきなり濡れた布で拭くと、油が広がってベタつくことがある
まず乾いたキッチンペーパーで油を吸わせる
そのあと、固くしぼった布で軽く拭く
洗剤を使う場合は、庫内に残らないように水拭きし、しっかり乾かす
におい残りが気になる時は、香りを消すより油汚れと焦げくずを先に取る

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アルミホイルとクッキングシートは機種の注意点を確認する
アルミホイルは、油を受けるには便利
ただし、コンベクションオーブンでは使い方に注意したい
庫内の底に直接敷き詰める
ヒーターに近づける
熱風の通り道をふさぐ
軽いホイルがファンの風で浮く
こうした使い方は避けたほうが安心
機種によってヒーター位置や禁止事項が違うため、説明書で使える範囲を確認する
使うなら、受け皿や天板の上に収める
端を大きく立ち上げすぎず、食材や網で浮き上がらないようにする
油が多い料理では、受け皿の内側で軽くふちを作るくらいにとどめる
クッキングシートも同じ
オーブン使用可のものでも温度上限があり、ヒーターに触れる使い方は避けたい
熱風でめくれそうな置き方もしないほうがよい
掃除を楽にする道具でも、熱風とヒーターの通り道をふさがないことが優先
コンベクションオーブン掃除は使った後の順番を決める
毎回すべての部品を洗おうとすると、コンベクションオーブンは続けにくい
使った料理に合わせて、見る場所を変えるほうが現実的
トーストだけの日は、パンくずトレー
確認は30秒ほどで済むことが多い
焦げたくずが見える日、パンを4枚まとめて焼いた日、バターやチーズを使った日は、その日のうちに見る
揚げ物を温めた日は、受け皿と焼き網
冷めてから5〜10分以内を目安に、油をキッチンペーパーで吸わせる
そのあと網に残った衣を確認する
肉や魚を焼いた日は、扉の内側と庫内側面
油は下だけでなく横にも飛ぶため、点のような油はねを見る
チーズやソースを使った日は、天板の端と網の下
固まったチーズは無理に削らず、ぬるま湯で少しゆるめてから落とすほうが扱いやすい
使った後の順番は、次の流れで十分
- パンくずトレーを見る
- 受け皿や天板の油を見る
- 焼き網のこびりつきを見る
- 扉の内側と庫内側面を見る
油料理をした日だけ、翌朝の使用前に庫内を軽く見る
パンを入れる前ににおいが気になるなら、前日の油はねや焦げくずが残っているかもしれない
掃除の手順は増やすより、見る順番を固定するほうが続けやすい
掃除を楽にするには調理前の30秒で汚れの受け場所を作る
コンベクションオーブンは、調理後に掃除方法を考えるより、調理前に汚れ方を予想したほうが楽になる
トーストならパンくず
チーズトーストなら溶けたチーズ
揚げ物なら落ちる油と衣
肉料理なら油はね
冷凍ポテトなら細かい油と塩、くず
料理ごとに出る汚れを先に考え、受け皿を使うか、天板に敷くか、焼き網で浮かせるかを決める
少量だから大丈夫と思った時ほど汚れは残りやすい
コロッケ1個、唐揚げ2個、惣菜パン1個でも、油やチーズは落ちる
狭いキッチンや換気しにくい賃貸では、におい残りも気になりやすい
家族分のトーストを朝にまとめて焼く家では、パンくずの量が一気に増える
一人暮らしで少量の揚げ物だけ温める場合でも、受け皿を使うかどうかで後片づけが変わる
最初に変える行動はひとつでいい
油やくずが出そうな料理を入れる前に、受け皿とパンくずトレーを確認する
これだけでも、使用後にこする場所は減らしやすい
まとめ
コンベクションオーブンの掃除の面倒さは、油はね、落ちた油、パンくず、焼き網のこびりつきが別々の場所に残ることで起きやすい
揚げ物の温め直しや朝のトーストでは、汚れが分かれて出るため、掃除も分けて考えるほうが扱いやすい
パンくずは乾いているうちに払う
油は広がる前に吸わせる
焼き網の衣は張りつく前提で、薄く油をなじませるか、温め後に少し置いてから外す
におい残りが気になる日は、扉の内側と庫内の焦げくずを見る
毎回すべてを洗う必要はない
まずは、パンくずトレー、受け皿、焼き網、扉の内側の順で見る
次に揚げ物やチーズトーストを温める時は、入れる前の30秒だけ使って、汚れの受け場所を作る
そこを変えるだけでも、使った後の掃除はかなり軽くしやすい
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
