アイロンが熱くならない原因はコード根元の断線と収納癖
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アイロンが熱くならない原因は、ヒーターの故障だけではなく、コード根元の断線、プラグ付近の接触不良、コードレス機の充電台側の不調でも起きやすい
朝、シャツにアイロンをかけようとしてランプがつかない
コードを少し動かすと電源が入ったり切れたりする
置いている時は熱くなるのに、布の上で動かすと止まる
このような時は、分解する前に、まず電源、温度設定、スタンド、コード根元、プラグ付近を順に見る
ただし、焦げ臭い、火花が出る、煙が見える、コードやプラグが異常に熱い
この状態なら原因探しより先に使用を止めるほうが安心だ
アイロンが熱くならない時の確認順
アイロンが熱くならない時は、いきなりヒーター故障と決めつけない
最初に見るのは、電気が安定して入っているかどうか
ここが不安定だと、アイロン本体は正常でも熱くならないように見える
朝にシャツへアイロンをかけようとして、プラグを差し、温度ダイヤルを回してもパイロットランプがつかなかった例がある
シャツを軽く湿らせていたため、そのまま待つと布が乾いてしまう
結局、先に別のアイロンを出してシャツだけ済ませ、その後で故障確認に回っていた
困るのは本体の故障だけではない
出勤前や制服を着る前の数分が、そのまま失われることだ
コンセントと温度設定を先に見る
まずは、分解しない範囲で確認する
コンセントに最後まで差さっているか
延長コードや電源タップで接触が悪くなっていないか
温度設定が低温や切になっていないか
パイロットランプが点くか
コードレスならスタンドに正しく置けているか
自動オフ機能が働いていないか
ここまでで反応が戻るなら、コード断線ではなく、設定や接続の問題だった可能性もある
反対に、何度差し直してもランプが安定しないなら、次はコードまわりを見る
コードを軽く動かした時のランプを見る
コードを持ち上げた瞬間だけランプが点く
向きを変えると消える
本体を動かした時だけ熱が止まる
この場合は、コード根元やプラグ付近の断線、接触不良を疑いたい
ただし、通電したまま強く揺らして確かめるのは避ける
見るのはあくまで軽い確認まで
少しでも焦げ臭さ、熱さ、火花があれば、そこで止める
アイロンのコード根元が断線しやすい理由
コード根元の断線は、外から見ただけでは分かりにくい
表面に大きな傷がなくても、内部の線だけが弱っていることがある
そのため、使っている人には「急に壊れた」ように見えやすい
外観に目立つ傷がないほど大事に使っていたアイロンでも、電源コード根元の断線らしき症状で突然使えなくなった例がある
乱暴に扱った覚えがないほど、持ち主は「なぜ急に」と感じやすい
コード根元の折れ癖を見る
コード根元が弱っている時は、次のような前兆が出やすい
電源ランプがついたり消えたりする
コードの向きを変えると一瞬だけ熱くなる
本体根元やプラグ根元に折れ癖がある
コードの同じ場所がいつも曲がっている
布の上で前後に動かすと電源が切れる
プラグ付近が熱い
焦げたようなにおいがする
見る場所は、コード全体ではなく本体から出てすぐの部分と、プラグの付け根
ここに毎回同じ角度の曲がりがあるなら、収納や使い方の負担が集中している可能性がある
置いている時だけ熱くなる症状もある
やや紛らわしいのが、置いている時は熱くなるのに、使い始めると切れる状態
補助事例として、ヘアアイロンでは、置いたままなら加熱するが、髪を2〜3回挟むと突然電源が切れる記録がある
コードを動かすと通電が切れ、根元付近の断線が疑われていた
衣類用アイロンでも、布の上で前後に動かした時だけ電源が不安定になるなら、ヒーターより先にコードの動き方を見る

商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
止まっている時ではなく、使っている時に切れるかどうかが見分ける手がかりになる
アイロンのプラグ付近に火花や煙が出た時の故障サイン
プラグ付近に火花や煙が出た場合は、確認を続けない
古い衣類アイロンでは、電源が入ったり切れたりする症状の後、プラグ付近から火花と煙が出た例がある
20年以上使われたスチームアイロンで、コンセントに挿して電源を入れた時に異常が出ていた
この状態は、もう少し使えるかを見る段階ではない
火花が出る
煙が出る
焦げたにおいがする
プラグやコードが異常に熱い
コードの被覆が割れている
中の線が見える
触ると違和感がある
このどれかがあれば、すぐに電源を抜き、使用を控える
アイロンは発熱する家電なので、接触不良のまま使うと不安が残る

商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
自分で原因を探し続けるより、メーカーや販売店の点検、買い替えを含めて考えたほうが安心だ
コードレスアイロンが熱くならない時は充電台側も見る
コードレスアイロンは、本体にコードがないため断線とは無関係に見えやすい
ただし実際には、充電台やスタンド側に電源コードがある
ここが傷むと、本体が熱くならないように見えることがある
コードレスの衣類アイロンで、2年程度使った頃に充電台側のコードが断線したというレビューもある
持ち主は、コードレスなのに断線するとは思わなかったと感じていた
スタンドと接点を確認する
コードレスで熱くならない時は、本体だけを疑わない
スタンドに正しく置けているか
接点部分に汚れやズレがないか
充電台のコードが折れていないか
プラグ根元に曲がり癖がないか
置いた時だけランプが点くか
持ち上げるとすぐ冷める状態ではないか
コードレスの場合、問題は「本体が壊れた」ではなく、スタンド側から本体へうまく通電・蓄熱できていない状態かもしれない
棚にしまう時、充電台のコードを折ったまま押し込んでいるなら、本体より台座側を先に見る
アイロンのコード根元の寿命は年数だけで決めない
コード根元の寿命は、何年使ったかだけでは決めにくい
体験談では、7年ほど使ったアイロンでコード側の導通不良が疑われた例がある
一方で、20年以上使ったアイロンでプラグ付近から火花と煙が出た例もある
コードレス機では、2年程度で充電台コードの断線が起きた例もあった
つまり、寿命は年数よりも、使用頻度、収納方法、コードの曲がり癖で変わりやすい
使用頻度でコード根元の負担は変わる
週5でワイシャツに使う家庭なら、コードを出す、動かす、しまう回数が多い
月1〜2回だけハンカチや名前シールに使う家庭とは、根元への負担が違う
裁縫やハンドメイドで1回30分以上使う人も、動かす回数が増えやすい
アイロン台の横でコードが引っ張られたままになると、同じ部分に力がかかる
洗面所や脱衣所に置きっぱなしにする場合も注意したい
出し入れは楽でも、コードが本体の下に挟まったり、根元を曲げたまま置いたりしやすい
2年、5年、10年は症状とセットで見る
年数だけで判断するより、症状と合わせて見るほうが現実的だ
2年以上使っていて、電源が不安定になった
5年以上使っていて、コード根元に強い折れ癖がある
10年以上使っていて、焦げ臭さやランプのちらつきがある
古い機種で、修理費が新品価格に近い
このような状態なら、点検や買い替えも選択肢になる
特に毎朝使う家庭では、1回直っても再発すると困りやすい
修理費だけでなく、また朝に使えなくなる不安も含めて判断したい
アイロンのコード収納で断線を防ぐ注意点
アイロンのコード根元は、使っている時だけでなく、しまっている間にも傷む
よくあるのは、本体にコードをぐるぐる巻きつけて、そのまま棚や引き出しへ押し込む収納
根元の1か所が毎回同じ角度で折れると、見た目はきれいでも内部に負担が残りやすい
収納場所からアイロンを出した時、コード根元がくの字に曲がったまま戻らない
プラグ付近だけいつも同じ向きに寝ている
巻き取り式で赤マークの近くまで強く引き出している
このような状態は、写真で見ても違いが分かりやすい
問題が少ない収納は、コード根元に少し余裕があり、同じ1か所だけが折れていない
本体にコードをきつく巻かない
避けたいのは、次のような収納
本体にコードを強く巻きつける
プラグをコードの輪に無理に差し込む
根元を直角に曲げたまま棚に入れる
熱が残ったままコードを巻く
コードを引っ張って巻き取り口へ戻す
巻き取り式で赤マーク以上まで引き出す
コードをねじれたまま収納する
アイロンが冷めてから、根元に少し余裕を残してゆるくまとめる
これだけでも、毎回同じ部分へ力がかかる状態を減らしやすい
棚の奥や脱衣所では押し込み収納に注意する
棚の奥、押し入れ、アイロン台の下に入れる時は、コードが見えにくい
本体は入っていても、奥でコード根元だけが曲がっていることがある
洗面所や脱衣所に置く場合は、出し入れしやすい反面、コードを束ねたまま立てかけやすい
補助事例のヘアアイロンでは、縦置き収納で束ねたコードの重みが根元にかかり、折れ曲がり部分へ負担が集中していた
衣類用アイロンでも考え方は同じ
しまう時に根元が引っ張られていないかを見るだけで、収納の癖に気づきやすい
アイロンを自分で確認する範囲と分解しない判断
自分で確認してよいのは、分解しない範囲までにとどめる
アイロンは発熱する家電なので、開けて一度熱くなったから安心とは言いにくい
戻し方が不完全だと、別の接触不良につながることもある
分解せずにできる確認
まず見るのは、外から分かる部分だけで十分
プラグを差し直す
別のコンセントで試す
温度設定を確認する
自動オフではないか見る
コードレスならスタンドへ置き直す
コードの折れ癖、焦げ、熱を目視する
コードを軽く動かした時のランプを見る
この時も、無理にコードを曲げたり、通電中に何度も揺らしたりしない
ランプがちらつく、においがする、プラグが熱い
そう感じたら、それ以上の確認は止めるほうがよい
分解修理で戻せなくなることもある
修理ブログでは、コード断線だと思って分解したものの、実際には導通があり、再組立てで苦労した例がある
コメント欄にも、接触不良を見つけて熱くなるところまでは確認したが、部品の位置が分からなくなった人の体験があった
原因を見つけたつもりでも、安全に戻せなければ意味がない
家庭での確認は、電源、設定、スタンド、コード外観、危険サインの有無まで
そこから先は、点検や買い替えを含めて考えるほうが安心だ
アイロンの修理や買い替えを判断する目安
買い替え判断は、熱くなるかどうかだけで決めない
一度温まったとしても、次のような使い方になっているなら注意したい
コードの角度を調整すれば電源が入る
手で押さえている間だけランプがつく
しばらく置くと熱くなるが、布の上で動かすと切れる
プラグを差し直すと毎回復活する
これは、だましだまし使っている状態に近い
朝の忙しい時間だと「今日だけ」と思いやすいが、コード根元やプラグ付近に不安が残る
修理を考える時は、使用年数、修理費、再発しそうな場所、使う頻度を一緒に見る
毎日ワイシャツをかけるなら、再発した時の困り方が大きい
月に数回しか使わないなら、点検や買い替えの判断も少し落ち着いてできる
焦げ臭さ、火花、煙、異常な熱があるなら、使い続けず止める
症状がない場合でも、コードの角度で電源が変わるなら、修理窓口や買い替えを検討する段階になる
まとめ
アイロンが熱くならない時は、ヒーター故障だけではなく、コード根元、プラグ付近、コードレス機の充電台側も見る
最初に確認するのは、コンセント、温度設定、パイロットランプ、スタンド、コード根元
ここまでを分解せずに順番に見るだけでも、原因をかなり絞りやすい
コード根元の断線は、見た目に傷がなくても起きることがある
本体にコードをきつく巻く、根元を折ったまま棚に押し込む、巻き取りコードを強く引っ張る
こうした収納の癖は、使っていない時間にも負担を残しやすい
まずは、アイロンをしまっている場所から出して、コード根元とプラグ付近に同じ折れ癖がないかを見る
焦げ臭い、火花、煙、異常な熱があるなら、原因探しより先に使用を止める
少しでも不安が残る状態なら、無理に直そうとせず、点検や買い替えを含めて判断するほうが安心だ
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
