朝の洗濯前に、酸素系漂白剤で洗濯槽掃除を始めるなら、最初に見るのは漂白剤の量ではない

先に確認するのは、その洗濯機で酸素系漂白剤を使えるか、40〜50℃前後のお湯を用意できるか、浮いた黒いカスを回収できるか、すすぎに時間を取れるか

酸素系漂白剤を使った洗濯槽掃除は、汚れを浮かせる力がある分、後処理に時間がかかりやすい
午前中に始めても、3時間置いたあとに黒いワカメ状の汚れが浮き、ネットですくって、空運転を2回追加するような流れになることがある

軽い掃除のつもりで夜に始めると、翌朝の洗濯物に黒いカスが付くこともある
酸素系漂白剤の洗濯槽掃除は、入れて終わりではなく、浮いた汚れを取り切るまでが作業と考えたほうが失敗しにくい

酸素系漂白剤で洗濯槽掃除をする前に見る順番

酸素系漂白剤で洗濯槽掃除をする前に、流れを先に決めておく

順番は次の通り

  • 取扱説明書で酸素系漂白剤が使えるか確認する
  • 縦型かドラム式かを見る
  • 40〜50℃前後のお湯を用意する
  • 浮いた汚れをすくうネットを用意する
  • 3時間以上、できれば半日ほど時間を空ける
  • 掃除後に空運転で黒いカスを確認する
  • 大事な衣類はすぐ洗わない

この順番を飛ばすと、作業中に困りやすい

特に多いのは、漂白剤を入れてから「汚れをすくうものがない」「すすぎが終わらない」「今日洗いたい服が洗えない」と気づくパターンだ

初めて酸素系漂白剤を使う日は、洗濯物がたまっている日ではなく、洗濯予定が少ない日の午前中が扱いやすい

酸素系漂白剤の洗濯槽掃除に使える洗濯機

酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムを主成分にした漂白剤だ
ぬるま湯の中で働き、洗濯槽の裏側に残った皮脂汚れ、洗剤残り、黒カビのような汚れを浮かせる目的で使われる

ただし、すべての洗濯機で同じように使えるわけではない

使いやすいのは、基本的に水を高水位までためられる縦型洗濯機
槽洗浄コースがあり、途中で一時停止できる機種なら、浮いた汚れを確認しやすい

一方で、ドラム式洗濯機は注意が必要になる
水量が少なく、満水でつけ置きしにくい
泡が多いと、機種によっては排水エラーや泡漏れの原因になる場合もある

取扱説明書に「酸素系漂白剤を使わない」「泡立つ洗浄剤を使わない」「メーカー指定の洗濯槽クリーナーを使う」とある場合は、自己流で使わないほうがよい

酸素系漂白剤を入れる前に、洗濯機側が対応しているかを見ることが最初の対策になる

酸素系漂白剤の洗濯槽掃除で準備するもの

酸素系漂白剤で洗濯槽を掃除する時は、漂白剤だけを用意して始めないほうがいい

最低限そろえておきたいものは、次の通り

  • 酸素系漂白剤、または過炭酸ナトリウム
  • 40〜50℃前後のお湯
  • 黒いカスをすくうネット
  • 雑巾、または使い捨てクロス
  • ゴム手袋
  • 汚れを捨てる袋やバケツ
  • 半日ほどの時間

水面に黒いカスが浮いた時、いちばん困るのは回収だ
洗濯槽の中で黒い薄片が広がると、手では取りにくい
排水前にすくわないと、槽の底や排水口まわりに残ることがある

ネットは、目の細かいもののほうが使いやすい
浮いた汚れは軽く、すぐ水面に散るため、粗い網だとすり抜けやすい

雑巾も用意しておく
排水後、パルセーターのまわりや槽の底に細かいカスが残ることがあるからだ

酸素系漂白剤、湯、ネット、雑巾、時間
この4つがない日は、洗濯槽掃除を始めないほうが失敗しにくい

酸素系漂白剤の量と洗濯槽掃除の温度

酸素系漂白剤の量は、製品表示を優先する

過炭酸ナトリウム単体を使う場合は、目安として水10Lに対して100g前後で使われることが多い
45Lの水量なら、400〜500g前後が目安になる

ただし、製品によって濃度や使い方が違う
袋や箱の表示を見て、洗濯槽掃除に使える量を確認する

お湯の温度は、40〜50℃前後が扱いやすい
水だけだと反応が弱く、汚れが浮きにくいことがある
反対に、熱湯は洗濯機の樹脂部品やホースに負担をかける場合がある

風呂の残り湯を使う場合は、入浴剤入りの湯は避ける
洗浄剤との相性や洗濯機への影響が読みづらくなるためだ

お湯を入れた直後は、槽の内側、水面、糸くずフィルターまわりを見る
すでに小さな黒い点が浮くなら、汚れが動き始めている状態と考えやすい

REYS レイズ ホエイ プロテイン 山澤 礼明 監修 1kg 国内製造 ビタミン7種配合 WPCプロテイン ぷろていん ホエイプロテイン (カフェオレ風味)

商品リンク

REYS レイズ ホエイ プロテイン 山澤 礼明 監修 1kg 国内製造 ビタミン7種配合 WPCプロテイン ぷろていん ホエイプロテイン (カフェオレ風味)

価格や在庫状況は各販売ページで確認してください

酸素系漂白剤で洗濯槽を掃除する手順

酸素系漂白剤で洗濯槽掃除をする時は、縦型洗濯機を前提に進める
ドラム式は後の章で別に見る

洗濯槽の中を空にする

まず、洗濯槽の中を空にする
衣類、洗濯ネット、糸くず、細かいゴミを残さない

糸くずフィルターや洗剤投入口に汚れがある場合は、先に取る
ここに古い糸くずが残っていると、掃除中に汚れと混ざり、黒いカスの量が分かりにくくなる

40〜50℃前後のお湯を高水位まで入れる

次に、40〜50℃前後のお湯を高水位まで入れる

縦型洗濯機なら、満水に近い水位のほうが槽の上部まで届きやすい
水位が低いと、上のほうの汚れに当たりにくい

お湯を入れたら、槽の内側の水面を一度見る
この時点で黒い点や薄い膜のような汚れが見えることもある

酸素系漂白剤を入れて5分ほど回す

酸素系漂白剤を入れたら、5分ほど洗い運転で回す
漂白剤を溶かし、槽の裏側まで行き渡らせるためだ

白く泡立ってきても、泡だけで判断しない
見るべきなのは、泡の量より、水面に黒いカスが浮いてくるかどうか

5分ほど回したあと、一時停止する

3時間ほど放置する

一時停止したら、3時間ほど放置する
汚れが多そうな場合、臭いが強い場合、久しぶりの掃除なら一晩置く方法もある

ただし、一晩置くなら翌朝の作業時間も必要になる
起きてすぐ洗濯できる状態ではないことが多い

放置後は、水面を先に見る
黒いワカメ状の薄片が浮いていたら、排水する前にすくう

黒いカスをネットですくう

浮いた黒いカスは、ネットで静かにすくう
水面を強くかき回すと、カスが沈んだり細かく散ったりする

すくった汚れは、袋やバケツに捨てる
黒い薄片がネットに何度も引っかかるなら、洗濯槽の裏側に汚れがたまっていた可能性がある

一度すくって終わりではなく、数分回してまた止める
再び浮いたら、またすくう

汚れが多い時は、洗い運転と回収を2〜3回繰り返してから排水するほうが残りにくい

排水後に槽の底を拭く

汚れが減ってきたら排水する

排水後は、洗濯槽の底、パルセーターのまわり、糸くずフィルターの近くを見る
細かい黒いカスが底に残っていることがある

ここを雑巾や使い捨てクロスで拭く
空運転だけに任せると、次の洗濯で衣類に付くことがあるためだ

洗濯槽の黒いカスはそのまま流さない

酸素系漂白剤を使うと、黒いワカメのようなカスが浮くことがある
これは洗濯槽の裏側に残っていた汚れが、剥がれて水面に出てきたものと考えやすい

この黒いカスを見ると、掃除できている感じは強い
ただし、黒いカスが浮いた時点では掃除完了ではない

そのまま排水すると、洗濯槽の底、排水ホース、排水口まわりに残ることがある
次の洗濯で水流が起きた時、残った汚れがまた出てくることもある

久しぶりの掃除では、すすぎを4〜5回しても細かいカスが出ることがある
長く掃除していない洗濯機では、10回以上回しても汚れが浮く例もある

水面の黒いカスが見えるうちは、排水前にできるだけ取る
酸素系漂白剤の掃除は、浮かせるより先に、浮いた汚れを残さないことが大事になる

洗濯槽掃除後のすすぎは何回必要か

酸素系漂白剤で洗濯槽掃除をした後は、空の状態で通常コース、またはすすぎと脱水を回す

初回なら、少なくとも1回
水面や槽の底に黒いカスが残るなら、2〜3回は見ておきたい

ただし、回数だけで判断しない
大事なのは、最後の水面と槽の底に黒いカスが残っていないかどうかだ

空運転後に見る場所は、次の3つ

  • 水面に黒い薄片が浮いていないか
  • 槽の底に細かいカスが残っていないか
  • 糸くずフィルターに黒い汚れがたまっていないか

1回目の空運転でカスが出るのは珍しくない
2回目で明らかに減るなら、そのままもう一度すすいで様子を見る

3回回しても水面に黒いカスが目立つ
または底に汚れが毎回残る
この場合は、無理に衣類を入れず、翌日以降にもう一度槽洗浄するか、メーカー指定の洗濯槽クリーナーを検討するほうがよい

何日も同じ作業を続けると、水道代も時間もかかる
汚れが減らない時は、酸素系だけで粘らない判断も必要になる

REYS レイズ ホエイ プロテイン 山澤 礼明 監修 1kg 国内製造 ビタミン7種配合 WPCプロテイン ぷろていん ホエイプロテイン (カフェオレ風味)

商品リンク

REYS レイズ ホエイ プロテイン 山澤 礼明 監修 1kg 国内製造 ビタミン7種配合 WPCプロテイン ぷろていん ホエイプロテイン (カフェオレ風味)

価格や在庫状況は各販売ページで確認してください

洗濯槽掃除の翌日に黒いカスが洗濯物へ付く時

掃除直後の水がきれいに見えても、翌日の洗濯で黒いカスが出ることがある

白いタオルやシャツに、小さな黒い薄片が付く
干す時に気づいて、もう一度洗い直すことになる
この失敗は、酸素系漂白剤で剥がれた汚れが槽の中に残っていた時に起きやすい

特に初回の掃除、久しぶりの掃除、臭いが強かった洗濯機では注意したい

掃除後すぐに洗うなら、最初は古いタオルや雑巾だけにする
黒いカスが付かないかを見てから、普段の洗濯に戻す

白い服、子どもの服、制服、仕事着は、最初の1回には入れないほうが安心だ

掃除後の最初の洗濯は、仕上がり確認用の試し洗いと考えると失敗しにくい

ドラム式洗濯機で酸素系漂白剤を使う時の注意点

ドラム式洗濯機では、酸素系漂白剤を使う前に必ず取扱説明書を見る

縦型と同じように満水でつけ置きしにくいため、手順をそのまま置き換えないほうがよい
水量が少なく、泡で中が見えにくい
途中で排水されることもある

50℃前後のお湯を入れたつもりでも、運転中に水が追加されて温度が下がることがある
泡が多くなると、排水音がして「もう流れてしまったのでは」と戸惑いやすい

ドラム式の場合、酸素系漂白剤の使用を推奨していない機種もある
泡立ちによって、エラーや漏れにつながる場合があるためだ

使えるか分からない時は、ドラム式対応の洗濯槽クリーナーやメーカー指定品を優先する
酸素系漂白剤を使うとしても、説明書の範囲を超えて自己流で量を増やさない

ドラム式は、酸素系漂白剤の効果より先に、洗濯機側の対応可否を見る

酸素系漂白剤と塩素系クリーナーを混ぜない

洗濯槽掃除では、酸素系漂白剤と塩素系クリーナーを同時に使わない

汚れがなかなか止まらない時でも、すぐ別のクリーナーを追加しない
一度しっかり排水し、すすいでから判断する

切り替える場合は、取扱説明書とクリーナーの説明を見る
メーカー指定品を使う時も、使用量とコースを守る

「酸素系で落ちないから、次は塩素系を足す」という使い方は避けたい
洗剤やクリーナーは混ぜず、1回ごとに排水とすすぎを区切るほうが安心だ

酸素系漂白剤の洗濯槽掃除で失敗しやすい場面

酸素系漂白剤の洗濯槽掃除で失敗しやすいのは、汚れ落ちそのものより段取りだ

夕方や夜に始めると、放置時間とすすぎ時間が足りなくなる
3時間置いたあとに黒いカスが浮き、そこから回収、排水、空運転まで進めると、思ったより時間がかかる

ネットを用意していないと、浮いた汚れを回収できない
カスが水面に広がったまま排水することになり、翌日の洗濯でまた出やすい

長く掃除していない洗濯機では、1回で終わらないことがある
普段から槽洗浄しているつもりでも、酸素系漂白剤で一気に汚れが浮く場合もある

熱すぎるお湯も避けたい
汚れを落としたくて温度を上げすぎると、洗濯機の部品に負担がかかる場合がある

失敗を減らすなら、夜ではなく午前中、手ぶらではなくネット付き、1回で完璧にしようとしないことが大事になる

洗濯槽の汚れが出やすい使い方

洗濯槽の汚れは、家庭の使い方で差が出やすい

風呂の残り湯をよく使う
液体洗剤や柔軟剤を多めに使う
洗濯回数が多い
脱衣所に湿気がこもりやすい
梅雨時期や夏場に臭いが戻りやすい

こうした条件が重なると、洗濯槽の裏側に汚れが残りやすくなることがある

一人暮らしで洗濯頻度が少ない場合も、濡れたタオルや衣類を槽の中に入れたままにすると、臭いがこもりやすい
家族世帯では、毎日回す分だけ皮脂汚れや洗剤残りも増えやすい

掃除の頻度は一律では決めにくい
ただ、洗濯物に小さな黒い点が付く、洗濯槽からこもった臭いがする、糸くずフィルターの汚れが増えた
このあたりが見えたら、早めに確認したほうがよい

黒いカスが洗濯物に付いてから始めるより、臭いとフィルターの変化で気づくほうが後処理は軽くなりやすい

酸素系漂白剤の洗濯槽掃除は半日見ておく

酸素系漂白剤を使った洗濯槽掃除は、短く見積もらないほうがいい

初回は、放置3時間
汚れ回収に30分前後
すすぎや空運転に1〜3回
ここまで含めると、半日ほど見ておくほうが現実的だ

汚れが少なければ、思ったより早く終わる
ただし、黒いカスが何度も浮く場合は、翌日に残ることもある

掃除後にすぐ使いたい服がある日は避ける
仕事着、制服、子どもの服、白いタオルを洗う予定がある日は、先に洗濯を済ませてから槽掃除をしたほうが落ち着いて進めやすい

酸素系漂白剤の洗濯槽掃除は、過炭酸ナトリウムがぬるま湯で働き、槽の裏側に残った汚れを浮かせることで黒いカスが出やすくなる
久しぶりの掃除や風呂の残り湯を使う家庭では、すすぎを数回追加しても汚れが残ることがある

だから対策は、難しいことではない
対応機種を確認し、40〜50℃前後のお湯と時間を用意し、浮いた汚れをネットで回収してから仕上げすすぎを行うこと

まずは漂白剤を入れる前に、取扱説明書、ネット、時間の3つを見る
そこをそろえてから始めるだけでも、酸素系漂白剤の洗濯槽掃除はかなり進めやすくなる

監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ