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梅雨明けに北側の外壁を見ると、雨だれの下だけ緑っぽいコケが残っていることがある

ベランダの排水口まわりも、乾くと黒い筋が浮いて見える

この汚れは高圧洗浄機で落としやすい場合があるが、外壁 コケ 高圧洗浄機で最初に見るべきなのは水圧の強さではなく、ノズルの種類・壁からの距離・同じ場所に当てる時間になる

外壁は床と違い、表面の塗装やシーリングも一緒に水流を受ける

強い水圧で一気に削ろうとすると、コケだけでなく外壁側にも負担がかかりやすい

まずは扇状に広がるノズルで、壁から30〜50cmほど離す

目立たない場所に数秒だけ当て、濡れた状態と乾いた後の色ムラを見てから広い面へ進むほうが失敗しにくい

外壁 コケ 高圧洗浄機は弱めの水圧設定から始める

外壁のコケは、北側の壁、植木の近く、雨どいの下、ベランダの壁際に出やすい

日が当たりにくく、湿気が残る場所ほど、緑色の薄い膜や黒い雨だれ跡が目立つ

ここでいきなり強い水圧を当てると、汚れは落ちても表面が荒れたように見えることがある

特に塗装済みの外壁は、汚れを削る場所ではなく、仕上げ面を洗う場所として扱ったほうがよい

最初の目安は、弱めから中弱

扇状ノズルを使い、壁から30〜50cmほど離して、まずは低い位置や目立たない側面で試す

30cmで水の跳ね返りが強く、壁に叩きつける感じが出るなら少し離す

50cmでほとんど変化がないなら、40cm前後まで近づけて数秒だけ当てる

濡れている時はきれいに見えやすい

その場で判断せず、乾いた後にコケの残り方と色ムラを見ることが大事になる

外壁の試し当ては数秒で止める

試し当ては、長くても数秒で止める

外壁の一部だけ明るくなりすぎたり、塗装の表面がザラついて見えたりするなら、その水圧や距離は強すぎる可能性がある

見た目の変化は、濡れた直後より乾いた後のほうが分かりやすい

半日ほど置いてから見ると、薄い黒ずみが残っているのか、表面が削れたように見えるのかを判断しやすい

落ち具合だけでなく、乾いた後の外壁の見え方まで確認してから広げる

ここを飛ばすと、作業中は気づかなかった色ムラがあとで目立ちやすい

外壁のノズル距離は30〜50cmを目安にする

高圧洗浄機の水圧は機種によって違う

同じ「中」設定でも、水の勢いが強い機種と弱い機種がある

そのため、何MPaなら正解と決めるより、外壁との距離で調整するほうが現実的

まず50cmほど離して水流の広がりを見る

コケが薄く流れるなら、その距離で十分

落ちが弱い時だけ、40cm、30cmと少しずつ近づける

ただし、ノズル先端を壁のすぐ近くまで寄せるのは避けたい

外壁は近づけて削るより、少し離して汚れを浮かせる感覚で使うほうが扱いやすい

高圧洗浄機の水圧設定は外壁材で変える

外壁のコケ取りで難しいのは、汚れだけを狙って落とせないこと

水流はコケ、塗装、目地、シーリングに同時に当たる

特に注意したいのは、古い外壁、ひび割れ、塗装が粉っぽくなっている場所

指で触って白い粉がつくような状態なら、強い水流を当てる前に慎重に見る

サイディング外壁は目地とシーリングを避ける

サイディング外壁は、板と板のつなぎ目にシーリングがある

ここに強い水流を正面から当てると、水が入り込みやすくなる場合がある

洗うなら、面の中央を中心にして、目地へ直接強く当てない

水流は上から下へ流し、継ぎ目をえぐるような角度にしないほうが安心

サイディングは面よりも目地まわりを弱く扱う

同じ外壁でも、当ててよい場所と避けたい場所が分かれる

モルタルや塗装済み外壁は色ムラを見ながら進める

モルタルや塗装済みの外壁は、表面の凹凸にコケや黒ずみが入りやすい

一方で、強く当てると一部分だけ白っぽく見えることもある

最初は広い面を一気に洗わず、手のひら1〜2枚分くらいの範囲で試す

濡れた時、乾いた時、翌日の見え方を比べると判断しやすい

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外壁全体を同じ強さで洗うより、汚れが濃い場所だけ短く当て、残りは軽く流すほうがムラになりにくい

ひび割れや塗装の浮きは高圧洗浄機を当てない

ひび割れ、塗装の浮き、剥がれかけた部分は無理に洗わない

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水流で汚れを落とすつもりでも、傷んだ部分を広げるきっかけになることがある

コーキングが割れている場所も同じ

水が入り込みそうなすき間には、ノズルを向けないほうがよい

外壁に傷みが見える場所は、汚れ落としより先に状態確認

少しでも不安が残るなら、ブラシや低い水圧にとどめる判断も必要になる

外壁コケを高圧洗浄機で落とす手順

外壁のコケ取りは、順番を決めておくと失敗しにくい

強さを上げる前に、場所、距離、時間を小さく試す

低い位置の外壁で水圧を試す

最初は、脚立を使わない低い位置から始める

高い場所から始めると、距離感がつかみにくく、水流もぶれやすい

北側外壁の下のほう、物置の陰、雨だれの端など、目立ちにくい場所を選ぶ

ここで数秒だけ当てて、コケがどう動くかを見る

薄い緑色が水に混じって流れるなら、その水圧で十分な場合がある

逆に、壁の色まで変わったように見えるなら強すぎる可能性がある

扇状ノズルで上から下へ流す

外壁は、下から上へ押し上げるより、上から下へ流すほうが扱いやすい

汚れた水が下に落ちるため、洗った場所へ泥水が戻りにくい

ノズルは横へゆっくり動かす

同じ場所で止めず、1か所につき数秒で通過する感覚にする

コケが濃い部分だけ長く当てたくなるが、そこが色ムラになりやすい

落ちない場所は長時間当てるのではなく、乾いてからもう一度見るほうが外壁に負担をかけにくい

外壁の雨だれ跡は一点当てしない

窓の下や換気口の下にできる黒い雨だれ跡は、細い筋になって残りやすい

ここを狙って一点に当て続けると、その筋だけ周囲より明るくなることがある

雨だれ跡は、汚れの線だけを追うより、周辺を含めて広めに流す

扇状の水流で上下にぼかすように当てると、境目が目立ちにくい

強い水圧で線だけ消すより、周囲となじませながら薄くするという考え方のほうが失敗しにくい

ベランダ 黒ずみ 高圧洗浄機は床と防水層で使い分ける

ベランダの黒ずみは、外壁より落ちた変化が分かりやすい

水を当てた瞬間、黒い部分が筋状に流れ、排水口へ泥水が集まることがある

ただし、ベランダ床には防水層やトップコートがある場合がある

コンクリートの土間と同じ感覚で強く当てると、表面を傷める可能性もある

ベランダは汚れが落ちやすい場所だが、防水層は外壁と同じくらい慎重に扱う

落ちるからといって、近距離で長く当て続けないほうがよい

コンクリート床は外壁より少し強めでもよい

コンクリートの床や土間なら、外壁より少し強めでも使いやすい

黒ずみ、泥、薄いコケは、水流の通った部分だけ線のように明るくなる

最初は広い面ではなく、隅の一部で確認する

黒ずみが水の流れに沿って動くなら、必要以上に水圧を上げなくてよい

床は見た目の変化が大きいため、つい楽しくなって長く当てがち

落ちた場所と落ちていない場所の境目を見ながら、面でそろえると仕上がりが安定しやすい

防水層のあるベランダは弱めで距離を取る

マンションや住宅のベランダは、防水層やトップコートが表面にあることが多い

表面が少し柔らかく見える床、ツヤがある床、塗膜のような床は強く当てすぎない

外壁と同じように、弱めの水圧で30〜50cmほど離す

水流を止めずに動かし、端や立ち上がり部分に長く当てない

防水層が古い、ひび割れがある、端が浮いている

この状態なら、高圧洗浄機で攻めるより、ほうきやブラシで軽く落とすほうが安心

排水口まわりは泥水の流れを先に見る

ベランダで一番汚れが集まりやすいのは排水口まわり

葉っぱ、砂、泥、黒ずみが固まり、水を当てると一気に流れる

いきなり強く当てると、泥水が跳ねたり、ゴミが排水口に詰まりやすい

先に大きな葉っぱや砂をほうきで集めてから、水を当てる

水を流す方向は、排水口へ向かって少しずつ

汚れを剥がす前に、泥水を逃がす道を作ると作業が楽になる

高圧洗浄機の水はねと水道なしベランダの注意点

ベランダ掃除では、汚れよりも水はねに困ることがある

壁際や溝に水を当てると、黒い泥水がサンダルやズボンに跳ねる

窓を閉め忘れると、網戸や室内側に細かい水滴が飛ぶこともある

作業前に物をどけるだけでなく、濡れて困る場所を先に見ておきたい

水はねは服・窓・隣家側を先に確認する

掃除前は、濡れてもよい服に変える

サンダルも汚れてよいものにしておくと、途中で作業を止めずに済む

窓、網戸、室外機、植木鉢、物干し竿の下

このあたりは水はねが残りやすい

集合住宅では、隣家側や階下への飛散も気になる

朝早すぎる時間や夕方遅い時間は避け、洗濯物や車の位置も見ておくとトラブルを減らしやすい

水道なしベランダは給水回数が負担になる

水道が近くにないベランダでは、タンク式やバケツ給水を使うことになる

この場合、洗浄力よりも水の運搬が負担になりやすい

狭いベランダでも、汚れが濃いと水を何度も足す必要がある

台所とベランダを何往復もする形になると、掃除そのものより給水で疲れる

タンク式を使うなら、最初から全面をやろうとしない

今日は排水口まわりだけ、次は壁際だけ、という分け方のほうが続けやすい

水道なしの使い勝手を詳しく考える場合は、タンク式高圧洗浄機や給水方法の記事で分けて確認したほうが判断しやすい

バッテリー式は15分前後で区切ると使いやすい

バッテリー式はコードがなく、ベランダや玄関まわりで使いやすい

ただし、広い外壁や床を一気に洗うには時間が足りないことがある

15分前後で一区切りになると考え、作業範囲を先に決める

排水口まわり、北側の低い外壁、玄関前のコンクリートなど、1回の範囲を小さくする

バッテリー式は家全体を一気に洗う道具というより、気になる場所を分けて洗う道具として考えるほうが使いやすい

高圧洗浄機で外壁コケ掃除を避けたい状態

高圧洗浄機は、向いている場所ではかなり便利

ただ、外壁の状態によっては無理に使わないほうがよい

汚れを落としたい気持ちが強い時ほど、先に外壁の状態を見る

ここを飛ばすと、掃除のつもりが補修のきっかけになる場合がある

塗装が浮いている外壁は水圧を当てない

外壁を触った時に粉っぽい、表面がめくれている、浮いている

この状態で高圧洗浄機を当てると、傷んだ部分が広がる可能性がある

コケよりも先に塗装の状態を確認する

手で軽く触って白い粉がつくなら、強い水流は避けたほうが安心

ひび割れとシーリング劣化は先に確認する

細いひび、コーキングの割れ、窓まわりのすき間

こうした場所に水流を当てると、水が入り込む不安がある

水圧を弱くしても、近距離で長く当てれば負担は大きくなる

ひびやすき間の近くは、ノズルを正面から向けない

不安がある場所は、家庭用の掃除で無理に落とそうとしない

外壁掃除でやってはいけない失敗例や、補修の判断を別で確認したほうがよい場面もある

高所作業は無理にやらない

外壁の上のほうにコケが出ていても、脚立に乗って高圧洗浄機を扱うのは危ない

水流の反動、ホースの引っかかり、足元の濡れで姿勢が崩れやすい

家庭で行うなら、足元が安定する低い範囲にとどめる

届かない場所は、道具で無理をするより、専門業者に相談する判断も必要になる

高圧洗浄機で落とせるかより、安全に立って作業できるかを先に見る

外壁掃除では、この判断がかなり大きい

高圧洗浄機の選び方はこの記事では深掘りしない

この記事で扱うのは、すでに高圧洗浄機を使う時の水圧設定、ノズル距離、外壁コケへの当て方

機種のランキングやおすすめ商品選びは主題ではない

購入前なら、見るべき条件は水圧の強さだけではない

水圧調整ができるか、扇状ノズルが使えるか、音が大きすぎないか、給水方法が自宅に合うかを見る必要がある

ベランダ防水層の傷みが不安な場合は、ベランダ防水層を傷めない掃除方法として分けて考えたほうがよい

水道なしや騒音が気になる場合も、高圧洗浄機の使い方・掃除場所別まとめで整理すると、自分の環境に合わせて判断しやすくなる

まとめ

外壁のコケは、強い水圧で一気に落とすより、扇状ノズルを30〜50cmほど離し、数秒ずつ試すほうが失敗しにくい

北側外壁、雨どいの下、窓の下の雨だれ跡は汚れが目立ちやすい

ただし、その場所ほど近距離で一点当てしたくなるため、塗装やシーリングへの負担も見ておきたい

ベランダの黒ずみは外壁より変化が出やすいが、防水層や排水口まわりは慎重に扱う

水を当てる前にゴミを集め、泥水の流れを作ってから進めるほうが、汚れを広げにくい

最初に変える行動はひとつでよい

目立たない場所で、弱めの水圧、扇状ノズル、30〜50cm、数秒だけ試す

乾いた後に色ムラや表面の違和感がなければ、同じ条件で少しずつ範囲を広げる

外壁もベランダも、落とす力より「傷めない距離」を先に見るほうが安心だ

監修:鈴木隆

保有資格:家電製品アドバイザ

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