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夜9時すぎ、洗濯機を回したいのに脱水音が気になって止める

こういう使い方をしているなら、洗濯機のインバーターの違いは電気代より先に脱水音と水量で見るほうが失敗しにくい

洗濯機のインバーター搭載・非搭載の違いは、モーターの回転を細かく調整できるかどうかにある

電気代だけなら差は大きく見えにくいが、毎日の生活では夜に回せるか、脱水時に響くか、水をどれくらい使うかに差が出やすい

一人暮らしで週2〜3回、昼間に洗うなら非搭載でも足りる場合がある

反対に、賃貸で夜に洗う人、家族分を毎日洗う人、脱水音で隣室や下の階が気になる人は、インバーター搭載を選んだほうが後悔しにくい

洗濯機インバーターの違いはモーター制御にある

洗濯機のインバーターは、洗濯槽を回すモーターの動きを細かく調整する仕組み

非搭載の洗濯機は、比較的シンプルな制御で洗い、すすぎ、脱水を行う

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本体価格を抑えやすい一方で、運転音や水量が大きくなりやすい

インバーター搭載機は、衣類の量や工程に合わせて回転を調整しやすい

そのため、洗濯中のモーター音、脱水時のうなり、水の使い方、消費電力量を抑えやすい

たとえば同じ7kg前後の縦型で見ると、インバーター搭載機は標準使用水量92L、消費電力量51Wh、運転音は洗濯32dB・脱水39dBという例がある

一方、非搭載機では標準使用水量119L、消費電力量112Wh/117Wh、運転音は洗濯37dB・脱水46dBという例がある

この差で見るべきなのは、電気代だけではない

水量、脱水音、夜に使えるかまで含めて判断するのが現実的だ

洗濯機インバーターの電気代差は年間では小さめ

インバーター搭載機は省エネという印象が強い

ただ、洗濯だけの電気代で見ると、差は思ったほど大きくなりにくい

同容量帯で、インバーター搭載機が1回あたり約50Wh台、非搭載機が約100Wh台だった場合、消費電力量は約2倍違う

しかし、洗濯1回に使う電気そのものが少ないため、金額差は小さく見える

電気代を1kWhあたり31円で考えると、51Whは約1.6円

117Whは約3.6円

差は1回あたり約2円ほど

週3回なら、年間差は約300円前後

毎日1回なら、年間差は約730円前後

1日2回洗う日が多くても、電気代だけで本体価格差をすぐ回収するのは難しい

だから、インバーター搭載を選ぶ理由を電気代だけにすると弱い

電気代は判断材料のひとつで、中心は静音性と水量差と考えるほうが納得しやすい

洗濯機インバーターなしは水道代と使用水量も見る

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電気代より見落としやすいのが水道代

同じ7kg前後でも、標準使用水量が92Lと119Lなら、1回あたり約27Lの差が出る

27Lは、2Lペットボトルで約13本分

週3回なら、1年で約4,200Lほどの差

毎日1回なら、1年で約9,855Lほどの差

1日2回洗う日が多い家族世帯では、差はさらに積み重なる

もちろん、水道料金は地域や契約で変わる

そのため、ここでは正確な金額よりも、洗濯回数が多いほど水量差が効いてくると見るほうが分かりやすい

一人暮らしで週2〜3回しか洗わないなら、水道代の差は大きくなりにくい

反対に、子どもの服、タオル、シーツ、部活着を毎日洗う家庭では、1回ごとの水量差が生活費に残りやすい

洗濯機インバーターの静音性は脱水音で分かりやすい

生活者が違いを感じやすいのは、洗い中より脱水中

洗いの工程は、水の音や衣類が回る音が中心になる

多少の差があっても、別の部屋にいれば気にならないことがある

しかし脱水は、洗濯槽が高速で回る

モーター音、振動、床への響きが一気に出るため、インバーターの有無を感じやすい

室内洗濯機置き場の1Kで、夜10時ごろに洗濯した場面を考えると分かりやすい

洗いの間は気にならなくても、脱水に入った瞬間だけ「ブーン」という音が強くなる

洗面所の扉を閉めても、リビング側で低い音が残る

テレビの音量をひとつ上げたくなる

下の階に響いていないか気になり、結局、休日の昼にまとめ洗いする流れになりやすい

インバーター搭載機では、この脱水時の音が抑えられやすい

古い5kg前後の洗濯機から7kgのインバーター搭載機へ替えた場合、洗面所の扉を閉めると「動いているか分かりにくい」と感じることもある

ただし、静かさは本体だけで決まらない

床、設置の水平、洗濯物の片寄りで、インバーター搭載でも音は出る

洗濯機インバーターなしで後悔しやすい生活場面

インバーターなしでも、洗濯そのものはできる

ただし、生活時間と住まいによっては後悔しやすい

特に気をつけたいのは、夜に洗う人

帰宅が21時以降で、翌朝までに干したい

この使い方では、脱水音が大きいと毎回迷う

「今日回すか、明日の朝にするか」と考える時間が増える

ワンルームや1Kで、洗濯機置き場がキッチン横にある場合も注意したい

脱衣所の扉で音を遮れないため、脱水音がそのまま部屋に入ってくる

木造アパートでは床に響きやすく、鉄筋マンションでも壁や洗濯機置き場の位置によって聞こえ方は変わる

夜間に使うなら、スペック表の運転音だけでなく、洗濯機置き場と寝る場所の距離も見ておきたい

洗濯機インバーターは一人暮らしでも必要か

一人暮らしでインバーターが必要かは、洗濯する時間で変わる

昼間に洗う

週2〜3回で足りる

洗濯機置き場が部屋から離れている

この条件なら、非搭載でも不満が出にくい

本体価格を抑えたい場合も、非搭載は選択肢になる

5〜7kgで足りて、乾燥機能を使わないなら、機能を絞ったほうが扱いやすいこともある

ただ、夜にしか洗えない一人暮らしは別

帰宅後に洗濯して、寝る前に干したい生活なら、脱水音の小ささはかなり大きい

安さだけで非搭載を選ぶと、届いてから「洗えるけれど夜は使いにくい」と感じやすい

一人暮らしでは、容量より先に洗濯する時間帯と部屋との距離を見るほうが失敗しにくい

一人暮らし向けの容量や設置条件は、洗濯機そのものの選び方で分けて考えると整理しやすい

この記事では、あくまでインバーターの有無で変わる部分に絞る

洗濯機インバーターは家族世帯ほど差が出やすい

家族世帯では、インバーター搭載の価値が出やすい

理由は、洗濯回数が多いから

1日1回で終わらず、朝に衣類、夜にタオルや部活着で2回回す日もある

朝7時台に1回

夜の風呂上がりにタオルをまとめてもう1回

この使い方では、電気代よりも水量と音が積み重なる

夜の脱水音が大きいと、子どもが寝た後に回しにくい

洗濯のタイミングが昼に寄り、干す時間までずれやすい

家族世帯では、購入時の価格差だけでなく、5年、7年使う前提で見るほうがいい

毎日使う家電は、1回ごとの小さな不満が残りやすい

洗濯回数が多い家庭ほど、インバーターの差は電気代より生活時間に出やすい

洗濯機インバーターの価格差は節約額だけで見ない

インバーター搭載機は、非搭載機より本体価格が高くなりやすい

同じ容量帯でも、店頭では1万円以上の差が出ることがある

ここで「電気代で元が取れるか」だけを見ると、判断を間違えやすい

洗濯機の電気代差は、年間で数百円から千円前後に収まることが多い

本体価格差を電気代だけで回収するには時間がかかる

見るべきなのは、節約額だけではない

判断軸 インバーター搭載 非搭載

本体価格 高めになりやすい 抑えやすい

電気代 少し抑えやすい やや高めになりやすい

水道代 水量を抑えやすい 水量が多くなりやすい

脱水音 静かになりやすい 大きく感じやすい

向く生活 夜に洗う、家族で毎日使う 昼に洗う、回数が少ない

夜に洗濯できる

脱水音で家族を起こしにくい

洗濯のたびに音を気にしなくていい

水量が少なく済みやすい

こうした使いやすさに価値を感じるなら、インバーター搭載を選ぶ意味はある

価格差は、電気代だけでなく使える時間の広さで考える

洗濯機インバーターの選び方は運転音と水量を見る

洗濯機を選ぶときは、インバーター搭載かどうかだけで終わらせない

スペック表で見る場所を決めておくと、失敗しにくい

まず見るのは、運転音

洗濯時と脱水時が分かれているため、特に脱水時を見る

一般的には、脱水時40dB前後なら静かめと感じやすい

45dBを超えると、夜間や賃貸では気になりやすい場合がある

ただし、dBだけでは判断しきれない

床が弱い、洗濯機が水平に置けていない、洗濯物が片側に寄っている

この状態では、インバーター搭載でもガタガタ音が出る

次に見るのは、標準使用水量

毎日洗う家庭なら、1回の水量差が積み重なる

週2〜3回の一人暮らしなら、音や本体価格を優先してもよい

最後に見るのが本体価格差

数年だけ使う予定なら、価格を抑える選び方も合う

長く使うなら、音と水量の差を含めて見るほうが納得しやすい

洗濯機インバーターでも設置不良があると音は出る

インバーター搭載なら必ず静か、という見方は危ない

脱水時にガタガタする場合は、本体の性能より先に設置状態を見る

本体が少し傾いているだけでも、脱水時に振動が大きくなる

確認する場所は決まっている

本体が水平に置かれているか

防水パンの上で脚が浮いていないか

洗濯物を詰め込みすぎていないか

厚手の服やタオルが片側に寄っていないか

排水ホースや給水ホースが本体に当たっていないか

洗濯機前、洗面所の扉の外、リビング側で聞こえ方を比べると、音の原因が分かりやすい

扉を閉めても床から響くなら、設置や振動の影響が大きい可能性がある

洗濯機がガタガタうるさい場合や、かさ上げ台、防水パンまわりの見直しは、インバーターとは別の問題として考えたい

インバーターは静音の助けになるが、設置不良までは消してくれない

洗濯機インバーター搭載が向く人

インバーター搭載が向くのは、音や回数の負担が大きい人

特に次の条件に当てはまるなら、優先度は高い

夜8時以降に洗濯することが多い

帰宅が遅く、翌朝までに干したい

賃貸で下の階や隣室への音が気になる

洗濯機置き場が寝室やリビングに近い

毎日洗濯する

家族分の洗濯物が多い

タオルや部活着で1日2回回す日がある

洗濯機を5年以上使うつもり

この条件が複数重なるなら、電気代差より静音性と水量差を重視したほうがいい

夜に洗えるだけで、洗濯の予定はかなり組みやすくなる

洗濯機インバーターなしでもよい人

インバーターなしでもよい人もいる

昼間に洗濯できる

洗濯回数が週2〜3回

洗濯機置き場が部屋から離れている

本体価格を最優先したい

この条件なら、非搭載でも十分な場合がある

戸建てで昼間に回すなら、脱水音が大きくても生活への影響は少ない

数年だけ使う予定なら、価格を抑える選び方も合いやすい

ただし、価格だけで決める前に、脱水時の運転音は見る

ネットでも店頭でも、スペック表の「洗濯時」「脱水時」の数字を分けて確認しておく

安さで選ぶ前に、いつ洗濯するかを先に決める

ここを外すと、洗えるのに使いにくい洗濯機になりやすい

洗濯機インバーターの違いは生活時間で判断する

洗濯機のインバーター搭載・非搭載の違いは、モーター制御の細かさによって、水量、消費電力量、脱水音に出やすい

ただし、電気代だけなら年間差は大きくなりにくい

実際の生活で差を感じやすいのは、夜に回す時、賃貸で音が気になる時、家族分を毎日洗う時

この場面では、電気代よりも脱水音と水量の差が判断材料になる

一人暮らしで昼に週数回だけ洗うなら、非搭載でも足りる場合がある

夜にしか洗えない一人暮らしや、毎日洗う家族世帯なら、インバーター搭載を優先したほうが後悔しにくい

最初に見るのは、自分が洗濯する時間帯

次に、脱水時の運転音と標準使用水量

最後に、本体価格差を見る

この順番で確認すると、インバーター搭載と非搭載のどちらが自分の生活に合うか判断しやすくなる

監修:鈴木隆

保有資格:家電製品アドバイザ