ドラム式洗濯機の洗剤量は水30L表示と入れ方で見る
目次
ドラム式洗濯機で洗い終わったあと、ドアの内側に泡が残る、タオルが重く感じる、洗剤ボトルの減りが早い
この場合は、洗剤を増やすより先に洗剤量と入れ方を見るほうが早い
ドラム式洗濯機は少ない水で洗うため、洗剤が多いと泡残りやすすぎ残りにつながりやすい
まず洗剤ボトル裏の水30Lあたりの使用量を確認し、手動投入なら1回分だけ、自動投入なら基準量を洗濯機側に設定する
泡が残る、においが強い、乾燥後にごわつく時は、洗剤を1〜2割少なめにする、すすぎを1回増やすなど、洗い上がりを見ながら調整するのが基本になる
ドラム式洗濯機の洗剤量は水30Lあたりの表示を見る
ドラム式洗濯機の洗剤量で最初に見る場所は、洗濯機本体ではなく洗剤ボトルの裏面だ
多くの液体洗剤には、「水30Lに対して〇ml」という使用量が書かれている
この数字が、手動投入でも自動投入でも基準になる
同じ液体洗剤でも、水30Lあたり10ml前後のもの、20ml、30ml、50ml近いものがある
前に使っていた洗剤の感覚でキャップ1杯を入れると、洗剤を変えたタイミングで量がずれやすい
洗濯機の画面に「0.8杯」と出ても、その1杯がすべての洗剤で同じ量とは限らない
見る順番は、洗濯機の表示、洗剤ボトルの目盛り、水30Lあたりの使用量
ドラム式洗濯機の洗剤量は、キャップの感覚ではなく水30L基準で合わせる
洗剤ボトル裏の水30L表示を確認する
洗剤量で迷った時は、ボトルの正面ではなく裏面を見る
「すすぎ1回OK」「濃縮タイプ」「自動投入対応」より先に、確認したいのは水30Lあたりの使用量
夜に洗濯しようとして急いでいると、正面の大きな文字だけ見て入れがちだ
ただ、濃縮タイプと通常タイプでは、同じキャップ半分でも実際の量がかなり違う
洗剤を新しくした日は、最初の1回だけでも裏面を見ておく
ここを飛ばすと、泡が残った時に「洗濯機の問題なのか、洗剤量の問題なのか」が分かりにくくなる
洗濯機の洗剤量表示だけで決めない
手動投入の時は、洗濯機に表示された洗剤量をそのまま入れるのではなく、使っている洗剤の目盛りに合わせる
たとえば洗濯機が0.7杯と表示しても、その洗剤のキャップでどこまで入れるかは別の話
洗濯機側の表示は目安で、最後は洗剤側の基準に合わせるほうが失敗しにくい
洗濯後すぐにドアを開けた時、泡がふちに残るなら量を見直すサイン
反対に、汚れが気になる服だけを洗う日は、全体量を増やすより部分洗いや予洗いを使うほうがすすぎ残りを増やしにくい
ドラム式洗濯機で洗剤を入れすぎると泡残りが出やすい
ドラム式洗濯機は、縦型のようにたっぷりの水で衣類を泳がせる洗い方ではない
少ない水で衣類を持ち上げ、落としながら洗うため、洗剤の濃度が高くなりやすい
その状態で洗剤を多く入れると、泡が増えすぎる
泡が多いと洗っている感じは強く見えるが、すすぎで落ちきらず、ドア内側やゴムパッキンまわりに残ることがある
乾燥まで終わったあとにドアを開け、パッキンの下側がぬるっとしている
タオルを持った時にいつもより重く、香りだけが強く残る
このような時は、洗剤不足より洗剤の入れすぎを先に疑う
ドア内側の泡とゴムパッキンを見る
泡残りは、洗濯物だけを見ても分かりにくい
確認しやすいのは、洗濯後すぐのドア内側とゴムパッキンの下側
白い泡がふちに残っている
指で触るとぬるつきがある
洗剤の香りが強く、衣類が少し重い
この状態が2〜3回続くなら、洗剤量を一度減らして比べる価値がある
いきなり半分にするより、まずは1〜2割少なめが扱いやすい
すすぎ残りはタオルと肌着で気づきやすい
すすぎ残りは、厚手の服よりタオルや肌着で分かりやすい
乾燥後のタオルがごわつく
肌着に洗剤のにおいが強く残る
翌朝使った時に、いつもより吸水が鈍い気がする
こうした違和感がある時は、洗剤を足すより、すすぎ回数を1回増やすほうが確認しやすい
洗剤量を変えた時は、同じタオルを2〜3回洗って比べると違いが見えやすい
泡が残る時の最初の対策は、洗剤を増やすことではなく、量を少し減らしてすすぎを見ること

商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
ドラム式洗濯機の洗剤の入れ方は手動投入と自動投入で違う
ドラム式洗濯機の洗剤の入れ方で間違えやすいのは、手動投入口と自動投入タンクの違いだ
購入直後や引越し直後は、洗剤ケース、自動投入タンク、柔軟剤投入口が似て見えることがある
家族が初めて使う時も、どこに何を入れるかで迷いやすい
手動投入は、その洗濯1回分だけを入れる場所
自動投入タンクは、数日から数週間分をまとめて入れる場所
ここを間違えると、洗濯槽が泡だらけになることがある
洗剤ケースは1回分だけ入れる場所
手動投入の洗剤ケースに入れるのは、その洗濯1回分だけ
洗濯機の表示を見て、洗剤ボトルの目盛りで量を合わせる
そのあと、洗剤投入口へ入れる
ここにボトル何回分も入れる場所ではない
大量に入れると、運転中に泡が増えすぎ、すすぎ不足や泡あふれにつながることがある
初めて使う洗濯機では、洗剤ケースを引き出して、洗剤用、柔軟剤用、自動投入タンクの位置を確認してから入れる
急いでいる夜ほど、ここを間違えやすい
自動投入タンクはまとめて入れる場所
自動投入タンクは、毎回量を測らずに使える便利な場所
ただし、タンクへ入れれば自動で最適量になるわけではない
最初に必要なのは、洗濯機側への基準量設定
洗剤ボトル裏の「水30Lあたり〇ml」を見て、その数字を登録する
洗剤を変えたのに設定を変えないと、前の洗剤の量のまま出続ける
自動投入にしたあと洗剤の減りが早くなった時は、まずここを見る
自動投入は"少なめにしてくれる機能"ではなく、設定した基準量で出す機能
ドラム式洗濯機の自動投入は洗剤量設定を先に見る
自動投入で失敗しやすいのは、タンクに入れることではなく、基準量の設定を飛ばすことだ
正しい流れは、洗剤を入れる前に決まる
- 洗剤ボトル裏の水30Lあたり使用量を見る
- 洗濯機の自動投入設定画面を開く
- 基準量を登録する
- 標準、少なめ、多めの設定を確認する
- タンクに洗剤を入れる
- 2〜3回洗って泡残りや香りを確認する
この順番なら、あとで違和感が出た時も原因を戻って確認しやすい
自動投入タンクは最初から満タンにしない
新しい洗剤を使う時は、最初からタンクを満タンにしないほうがいい
満タンにしてから香りが強すぎる、洗い上がりが重い、家族の肌着に合わないと感じても、使い切るまで変えにくい
特に毎日1回しか洗わない家庭では、タンク内の洗剤がしばらく残る
最初は少なめに入れ、肌着、タオル、シーツを2〜3回洗って見る
洗濯後すぐの香り、乾燥後のタオルの重さ、翌朝使った時のごわつきまで見ると判断しやすい
自動投入に向かない洗剤は手動投入に分ける
液体洗剤なら何でも自動投入に使えるとは限らない
水30Lあたりの使用量が多い洗剤、石けん系、粘度が高いもの、分離しやすいものは、機種によって自動投入に向かないことがある
水30Lあたり50ml前後の洗剤を使おうとして、洗濯機側の設定範囲に入らないこともある
この場合は、毎日の衣類は自動投入用の洗剤、肌着やシーツなどは手動投入、と分けるほうが現実的
すべてを自動投入に任せる必要はない
自動投入に合わない洗剤は、無理にタンクへ入れず手動投入に分ける
ドラム式洗濯機の洗剤がすぐなくなる時の確認点
自動投入にしてから洗剤がすぐなくなると、故障のように感じることがある
ただ、まず見るべきなのは、1回量だけではなく洗濯回数だ
一人暮らしで週2〜3回洗う家庭と、家族で1日2回以上回す家庭では、同じタンクでも減り方がまったく違う
毎日1回なら1週間で7回
家族のタオル、仕事着、子どもの服、シーツを分けると、1日2回で1週間14回になる
数日に一度だけ2回洗う使い方でも、1か月で見るとかなり差が出る

商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
洗剤タンクの減り方は1週間単位で見る
洗剤の減りが気になる時は、補充した日を覚えておく
タンクの残量を1週間後に見れば、感覚ではなく回数で判断しやすい
毎回乾燥まで使う家庭、タオルを分けて洗う家庭、汚れ多めコースをよく使う家庭では、洗剤の減りが早く感じやすい
つけおきや2度洗いを使う日も、標準コースより量が増えることがある
洗剤の減りだけを見ると不安になりやすい
1週間で何回洗ったかを一緒に見ると、設定ミスか使い方の差かを分けやすい
自動投入の多め設定とコース設定を見る
洗剤タンクの減りが早い時は、次の順番で確認する
- 水30Lあたりの使用量が正しく設定されているか
- 自動投入が「多め」になっていないか
- 標準以外のコースをよく使っていないか
- 洗濯物を詰め込みすぎていないか
- 柔軟剤も同じように減りすぎていないか
- タンクや経路に漏れや詰まりがないか
この中で最初に見るのは、基準量と多め設定
ここが合っていれば、次に洗濯回数とコースを見る
ドラム式洗濯機で泡が残る時は洗剤量を3回比べる
泡が残る時は、1回だけで判断しにくい
衣類の量、水温、汚れ、コースで泡立ち方が変わるからだ
同じタオルや肌着を使って、3回ほど比べると違いが見えやすい
1回目はいつもの量
2回目は洗剤を1〜2割少なめ
3回目は少なめに加えて、すすぎを1回追加
見るのは、香りだけではない
洗濯後すぐのドア内側、ゴムパッキンの下側、乾燥後のタオルの重さ、肌着のベタつき
柔軟剤の香りが強いと、洗剤残りに気づきにくい
比べる時だけは、柔軟剤を控えめにすると判断しやすい
汚れ落ちが不安な時は全体量を増やさない
洗剤を減らすと、汚れ落ちが不安になることがある
汗や皮脂が多い衣類、泥汚れ、襟や袖の汚れは、全体の洗剤量を増やすより部分的に見るほうがよい
汚れが強い場所に直接塗る
汚れ物だけ別コースにする
ひどい汚れだけ予洗いする
このほうが、すすぎ残りを増やしにくい
ドラム式では、全体に洗剤を増やすより汚れた部分だけ先に処理するほうが扱いやすい
ドラム式洗濯機のにおいは洗剤量だけで深追いしない
洗濯物が臭い時、洗剤や柔軟剤を増やしたくなる
ただ、この記事で見るべき範囲は、あくまで洗剤量と入れ方だ
生乾き臭、こもったにおい、乾燥後の重いにおいは、洗剤不足だけで起きるとは限らない
洗剤残り、柔軟剤残り、洗濯物の詰め込み、槽内汚れ、ゴムパッキンのホコリ、乾燥フィルターの詰まりが重なることもある
そのため、においが気になる時も最初に増やすのではなく、次の順に見る
- 洗剤を入れすぎていないか
- 柔軟剤を多めにしていないか
- すすぎ1回洗剤を通常洗剤と同じ感覚で使っていないか
- 洗濯物を詰め込みすぎていないか
- 洗剤ケースやパッキンまわりに残りがないか
洗剤量を見直してもにおいが続くなら、槽洗浄や乾燥フィルター、排水口まわりの問題も切り分けたい
そこは別の対策として考えたほうが、この記事の内容と混ざりにくい
におい対策でも、まず足すのではなく残りやすい量になっていないかを見る
ドラム式洗濯機に洗剤を大量に入れた時の対処
手動投入口に大量の洗剤を入れてしまった時は、そのまま洗い切ろうとしないほうがよい
泡が多すぎると、すすぎ不足や泡あふれにつながることがある
まず運転を止め、取扱説明書で排水や脱水の手順を確認する
機種によって操作が違うため、自己判断で無理に進めないほうが安心だ
エラー表示、異音、水漏れ、排水口からの泡がある場合は、使用を止める
不安が残る時は、メーカー窓口や販売店に確認する
泡が落ち着いたあとも、洗濯物にぬめりや強い香りが残るなら、洗剤なしですすぎ直す
乾燥まで一気に進めるより、泡と洗剤分を流してから判断するほうが失敗しにくい
見る場所は、洗濯槽だけではない
ドアの内側、ゴムパッキン、洗剤ケース、排水口まわり
泡が流れたように見えても、投入口やパッキンに残っていることがある
ドラム式洗濯機の洗剤量で最初に変える行動
ドラム式洗濯機の洗剤量は、感覚で決めるより順番で見るほうが失敗しにくい
最初に見るのは、洗剤ボトル裏の水30Lあたり使用量
次に、洗濯機の洗剤量表示または自動投入設定
最後に、洗濯後の泡残り、タオルの重さ、香り、乾燥後のごわつきを見る
違和感がある時は、いきなり洗剤を変えない
まずは同じ洗剤のまま、量を1〜2割少なめにする
それでも泡やぬめりが残るなら、すすぎを1回増やして比べる
自動投入を使うなら、洗剤を変えた時に設定も変える
手動投入を使うなら、入れるのは1回分だけ
今日すぐ試すなら、次の洗濯前に洗剤ボトル裏の水30L表示と、自動投入設定の数字を見比べる
ここが合っているだけでも、泡残り、すすぎ残り、洗剤の減りすぎはかなり見直しやすくなる
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
