洗濯機のスピードコースの電気代は汚れ落ちとすすぎで見る
目次
朝、出勤前に洗濯機のスピードコースを選ぶと、25分前後で終わる機種もある
ただ、電気代を大きく下げるためのコースと考えると、期待とずれやすい
洗濯だけの電気代は、標準コースでも1回数円程度に収まる例が多い
スピードコースで少し短くなっても、月30回使って数十円差くらいにとどまることもある
むしろ差が出るのは、汚れ落ち、汗のにおい、すすぎ残り、洗剤の量
軽い汚れなら便利だが、夏のTシャツやタオルまで急いで洗うと、あとで洗い直したくなることがある
洗濯機のスピードコースの電気代は大きな節約になりにくい
洗濯機のスピードコースは、標準コースより運転時間を短くする
洗い時間を減らしたり、すすぎ回数を少なくしたりして、全体を早く終える仕組みが多い
たとえば標準コースが50分前後の機種で、スピードコースなら25分前後
少量なら10分程度で終わる機種もある
この差は、朝や夜にはかなり大きい
外出前に干したい時、明日着る服だけ洗いたい時は助かる
ただ、洗いと脱水だけなら、電気代そのものは乾燥機能ほど大きくない
標準コース1回が約2〜3円程度の例なら、スピードコースで短くしても差は数円未満になりやすい
スピードコースの価値は、電気代よりも「待ち時間を減らせること」にある
節約目的だけで毎回使うより、洗濯物の状態で使い分けるほうが失敗しにくい
洗濯機のスピードコースで汚れ落ちが足りやすい服
スピードコースに向いているのは、汚れが軽い少量の洗濯物
数時間だけ着た部屋着
汗をあまりかいていないシャツ
薄手のTシャツ1〜2枚
試着程度の服
明日着る服だけを急いで洗いたい時
このくらいなら、短時間でも不満が出にくい
操作パネルで「標準」と「スピード」を切り替えた時、表示時間が50分から25分前後に変わると、つい毎回使いたくなる
特に一人暮らしで洗濯物が少ない日は、標準コースが長く感じやすい
ただし、洗濯槽の中で服が詰まりすぎると話は変わる
短い洗い時間の中で衣類が動きにくくなり、汚れや洗剤が残ったように感じやすい
スピードコースは、軽い汚れを少量だけ洗う時に使う
この前提を外すと、時間は短くても仕上がりに不満が残りやすい
洗濯機のスピードコースで汚れ落ちが弱くなりやすい服
スピードコースで迷うのは、見た目は汚れていない服
特に夏のTシャツや肌着は判断しにくい
朝、前日に着たTシャツをスピードコースで洗う
表示時間は25分ほど
すぐ干せて安心したのに、乾いたあと首元や脇のあたりに汗っぽさが残る
この流れは起きやすい
汗や皮脂は、泥汚れのように見えるとは限らない
見た目がきれいでも、繊維の中ににおいが残ったように感じることがある
特に避けたいのは、次のような洗濯物
- 夏に一日着たTシャツ
- 汗を吸ったインナー
- 部活や運動後の服
- 湿ったタオル
- 襟や袖に皮脂がついたシャツ
- 食べこぼしがついた服
- 泥汚れが残る靴下やズボン
同じTシャツでも、数時間だけ着たものと、真夏に一日着たものでは違う
スピードコースで見るべきなのは服の種類ではなく、汗・皮脂・においの強さ
汗臭さが戻りやすい服は、最初から標準コースに回したほうが洗い直しを防ぎやすい
洗濯機のスピードコースはすすぎ1回と洗剤量を見る
スピードコースで見落としやすいのが、すすぎ回数
時短コースでは、標準コースよりすすぎが少なくなることがある
すすぎ1回で使うなら、洗剤側の表示も見る必要がある
洗濯物が少ないのに、いつも通りの洗剤量を入れる
そのままスピードコースで回す
干す時に香りが強く残り、肌着やタオルで少し気になる
こういう時は、汚れ落ちより先に洗剤量とすすぎ回数を見たほうがよい
洗剤のパッケージに「すすぎ1回OK」とあるか
少量洗いなのに洗剤を入れすぎていないか
粉末洗剤なら溶け残りが出やすい状態ではないか
ここを確認するだけでも、スピードコースの失敗は減らしやすい
夜に洗濯する人は、さらに注意したい
集合住宅や寮で23時以降に洗い直せない場合、洗剤残りが気になってもすぐ回し直せない
夜のスピードコースは、洗剤を入れる前に「すすぎ1回対応」と「量」を見る
不安が残る洗濯物は、無理に時短せず標準コースにしたほうが安心だ

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価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
洗濯機のスピードコースと乾燥機能の電気代は分けて考える
洗濯機の電気代を見る時は、洗濯だけか、乾燥まで使うかを分ける
洗い、すすぎ、脱水だけなら、1回あたりの電気代は大きくなりにくい
スピードコースで短くしても、家計に出る差は小さめ
一方で、乾燥機能を毎回使う家庭では話が変わる
乾燥時間、衣類の量、フィルターの詰まりのほうが電気代に影響しやすい
ここを混ぜると、スピードコースの節約効果を大きく見積もりやすい
洗濯だけの時短と、乾燥まで含めた電気代は別の問題
この記事で見るのは、あくまで洗濯機のスピードコースで洗う時の電気代と汚れ落ち
乾燥の電気代は、別に分けて考えたほうが判断しやすい

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洗濯機のスピードコースを使うか迷った時の見分け方
スピードコースを使うか迷ったら、洗濯物を入れる前に3つ見る
まず、着た時間
数時間だけならスピードコース向き
朝から夜まで着た服なら、標準コースを選びやすい
次に、汗とにおい
脇、首元、タオルの端を近づけた時に気になるなら、短時間洗いでは残りやすい
最後に、洗い直せる時間があるか
朝の外出前や夜遅くは、失敗した時にやり直しにくい
この3つで分けると、使いどころが見えやすい
- 数時間だけ着た薄手の服はスピードコース
- 汗を吸ったTシャツやタオルは標準コース
- 食べこぼしや泥汚れは標準コース
- 夜に洗い直せない時は無理に時短しない
- すすぎ1回なら洗剤表示と量を先に見る
汚れが強い部分だけ先に軽く予洗いするのも手
襟、袖、靴下の泥だけ水で流してから入れると、標準コースでも仕上がりを見やすくなる
迷った時は、電気代ではなく「洗い直しになるか」で判断する
1回の電気代差より、もう一度洗う手間のほうが大きくなりやすい
洗濯機のスピードコースは朝より前夜やタイマーが合う場合もある
朝に急いでいる時ほど、スピードコースを選びたくなる
ただ、急いでいる時ほど失敗すると困る
出勤前に25分で洗ったTシャツが、乾いた後に汗っぽい
その時点で洗い直す時間がなければ、別の服を出すしかない
この場合、スピードコースより前夜の標準コースのほうが合う
または、朝に終わるようタイマーを使うほうが失敗しにくい
一人暮らしなら、薄手の服だけを少量で回す日もある
家族世帯なら、タオル、子どもの服、汗をかいた服が混ざりやすい
同じスピードコースでも、洗濯物の中身で結果は変わる
朝の急ぎ洗いほど、先に洗濯物を分ける
軽い服だけならスピードコース
においが気になる服が混ざるなら標準コース
この分け方のほうが、あとで困りにくい
まとめ
洗濯機のスピードコースの電気代は、標準コースより少し安くなる場合がある
ただし、洗濯だけなら1回あたりの差は大きくなりにくい
大事なのは、電気代よりも汚れ落ちとすすぎの使い分け
短時間だけ着た服、薄手の服1〜2枚、少量の急ぎ洗いなら使いやすい
一方で、夏のTシャツ、汗を吸ったインナー、タオル、泥汚れ、皮脂汚れは標準コースのほうが失敗しにくい
すすぎ1回になる場合は、洗剤の表示と量を見る
夜や集合住宅のように洗い直しにくい環境では、最初から標準コースを選ぶ判断も必要になる
スピードコースは、毎回使う節約コースではない
軽い汚れを短時間で済ませるためのコースとして使うと、時間も洗い直しの手間も減らしやすい
まずは次の洗濯で、服を入れる前に「汗をかいた服」と「軽く着ただけの服」を分ける
そこから始めるだけでも、スピードコースで失敗する回数は減らしやすくなる
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
