縦型洗濯機のほうが合う家庭の生活パターン夜のタオル山
目次
夜に洗濯機を回そうとして、洗濯カゴを見たらタオルだけで半分以上埋まっている
そのあとに子どもの服、パジャマ、下着を入れると、乾燥まで一気に任せる量ではないと気づくことがある
縦型洗濯機のほうが合う家庭の生活パターンは、乾燥まで全自動にしたいかどうかより、毎日の洗濯量、汚れ方、乾かす場所、残り湯の使い方、手入れを続けられるかで決まりやすい
特に、家族分の服やタオルをまとめて洗う家庭、泥汚れや汗汚れが多い家庭、外干しや別乾燥機を使える家庭では、縦型洗濯機のほうが生活に合うことがある
ここでは、ドラム式と縦型の優劣ではなく、買う前に自分の家庭が縦型向きか判断するための生活パターンに絞って整理する
洗濯機選び全体で迷う場合は、洗濯機選びで後悔しない家庭別チェックまとめのように、先に家庭ごとの使い方を分けて考えると判断しやすい
縦型洗濯機が合う家庭は乾燥より洗う量が多い
縦型洗濯機が合う家庭は、乾燥機能よりも一度に洗い切れる量を重視する家庭だ
たとえば、バスタオルが毎日3〜5枚出る家庭では、タオルだけで洗濯カゴのかなりの部分を使う
そこに大人の服、子どもの服、パジャマ、下着、靴下が入ると、洗濯はできても乾燥まで同じ量を入れるのは厳しくなりやすい
夜に洗濯乾燥を始めたのに、朝になって厚手のタオルが少し湿っている
追加で30分から1時間ほど乾燥をかける
その間、次の洗濯物を回せない
この流れが何度も起きるなら、乾燥まで全自動にする便利さより、まず洗濯物をまとめて洗えることのほうが重要になる
洗濯カゴが毎日満杯に近い家庭は、乾燥機能より洗濯容量を先に見るほうが失敗しにくい
子どもの服やタオルが増える家庭は乾燥容量で詰まりやすい
子どもが小さいうちは、服1枚が小さいため、洗濯量を軽く見がちだ
しかし、園児の服が小学生の体操服やジャージに変わると、洗濯カゴの埋まり方が変わる
Tシャツが大きくなる
ズボンが厚くなる
学校用、習い事用、部活用で服が増える
バスタオルやスポーツタオルの枚数も増える
最初は1日1回で済んでいた洗濯が、週末だけ2回になる
部活や外遊びが重なる日は、夕方の時点で洗濯カゴがいっぱいになる
この状態で乾燥まで一度に終わらせようとすると、乾き残りやすい服を分ける必要が出てくる
タオルは乾燥へ
子どもの服は外干しへ
セーターや傷みやすい服は別に干す
分ける作業が増えるなら、全自動の便利さは少し弱くなる
子どもの成長で洗濯物が増えている家庭は、洗濯容量だけでなく乾燥容量が先に足りなくなるかを見る
子どもがいる家庭の洗濯機選びで見るポイントは、さらに別で分けて考えるとよい
この記事では、その中でも縦型洗濯機が合いやすい生活パターンに絞る
泥汚れや汗汚れが多い家庭は水量で洗う安心感がある
夕方、子どもが帰ってきたあとに靴下の裏を見ると、黒くなっている
ズボンの膝に砂がついている
体育着が汗で重い
部活着をビニール袋から出すと、湿った熱気がこもっている
こういう洗濯物が多い家庭では、気になるのは節水よりも、汚れが残らないか、すすぎ切れるかになりやすい
縦型洗濯機は水をためて衣類を動かすため、汚れ物を水の中で洗っている感覚が分かりやすい
もちろん、縦型なら何でも落ちるわけではない
泥が固まった靴下やズボンは、洗濯機に入れる前に軽くはたく、ひどい部分だけ水で流す、泥汚れだけ分けるといった予洗いが必要になる
毎回すべてを手洗いする必要はない
まず見るのは、洗濯後に靴下の裏や襟まわりへ汚れが残っているかどうか
残りやすいなら、水量を増やす、すすぎ回数を見直す、詰め込みすぎないようにする
この順番で確認したほうが、洗濯機のせいだけにしなくて済む
泥汚れや汗汚れが多い家庭では、洗濯機の種類より先に、水量と詰め込み具合を見る
お風呂の残り湯を使う家庭は洗濯リズムが変わりにくい
毎晩、お風呂のあとに洗濯を回す家庭では、残り湯の使い方も生活リズムの一部になっている
夜、家族が入浴する
洗濯物を集める
残り湯を洗いに使う
洗濯が終わったら浴室乾燥へ移す、または翌朝干す
この流れが決まっている家庭では、洗濯機を変えたことで残り湯が使いにくくなると、思ったより不便に感じやすい
不便なのは水道代だけではない
お風呂のあとに誰が洗濯を回すか
洗濯物をいつ集めるか
洗い終わったものをいつ干すか
ここまで一緒に変わるからだ
残り湯を使う場合は、洗いに使う程度にとどめ、すすぎは水道水にするほうが安心しやすい
においや汚れが気になる日は無理に使わず、水道水に切り替える判断も必要になる
残り湯を使う家庭では、節約だけでなく、夜の洗濯動線が崩れないかを見る
商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
外干しや別乾燥機がある家庭は縦型の弱点を補いやすい
縦型洗濯機の弱点としてよく言われるのが乾燥機能だ
ドラム式のように、洗濯から乾燥まで1台で得意な機種は多くない
ただし、これは乾燥を洗濯機だけに任せたい家庭の話になる
戸建てで外干しスペースがある
賃貸でもベランダに余裕がある
浴室乾燥がある
除湿機で部屋干ししている
衣類乾燥機を別に置ける
ガス乾燥機を設置できる
こうした環境なら、縦型の弱点は小さくなる
むしろ、洗う機械と乾かす場所を分けることで、洗濯の詰まりが減る場合もある
縦型で次の洗濯をしている間に、前のタオルを乾燥機へ入れる
服は外干し、厚手のものだけ浴室乾燥へ回す
シーツは休日に分けて洗う
このように分けられるなら、1台ですべて終わらせるより動きやすい
一方で、ベランダが狭い賃貸、外干ししにくい地域、梅雨や冬に乾きにくい環境では、縦型だけだと干す場所に困りやすい
花粉の時期に外干しを避ける家庭も同じだ
縦型が合うかは、洗濯機本体よりも乾かす場所があるかで大きく変わる
洗濯乾燥機がいらない家庭の判断基準を考える場合も、最初に見るのは乾燥機能そのものではなく、家の中に乾かす逃げ道があるかどうかになる
洗濯だけ早く終わらせたい家庭は縦型が扱いやすい
乾燥まで使わない家庭では、洗濯だけの速さも大事になる
朝、家族が出る前に1回回したい
夜に洗濯だけ済ませて、翌朝干したい
休日にシーツとタオルをまとめて洗いたい
このような家庭では、乾燥込みの時短より、洗濯だけを早く終えられることが助かる
洗濯が終わったらすぐ取り出す
干すものを分ける
次の洗濯を回す
この単純な流れが合うなら、縦型は扱いやすい
特に、洗濯物をためがちな家庭では、少量を毎日こまめに乾燥まで回すより、たまった分を一気に洗えるほうが気持ちが楽なこともある
ただし、ためすぎると洗浄力は落ちやすい
洗濯槽いっぱいに詰め込むより、衣類が動く余白を残すほうが洗いやすい
洗濯だけを早く終えたい家庭では、乾燥機能より取り出しやすさと次の1回を回せる流れを見る
メンテナンスを単純にしたい家庭にも縦型は合いやすい
ドラム式は便利だが、乾燥機能をよく使うほど手入れも増える
乾燥フィルターのほこり
ドアまわりの細かい糸くず
ゴムパッキンの水分
乾燥後に残るふわっとしたほこり
最初の数日は気にならなくても、忙しい夜に毎回掃除するとなると負担になりやすい
家族の誰もフィルターを見ない
乾燥後のほこりに気づいても後回しにする
週末にまとめて掃除しようとして、結局忘れる
この流れが見える家庭では、乾燥機能の便利さより、手入れの続けやすさを先に見たほうがよい
縦型にも糸くずフィルターや洗濯槽の掃除は必要だ
放っておいてよいわけではない
ただ、乾燥機能を毎回使う生活と比べると、日々の手入れの感じ方は変わる
洗濯機に全自動より単純さを求めるなら、掃除を誰がいつやるかまで決めてから選ぶ
縦型洗濯機が向いている家庭の見分け方
縦型洗濯機が向いているかは、家族人数だけでは決まらない
見るべきなのは、毎日の洗濯物がどう増え、どこで詰まっているかだ
家族が多くても、毎日少量ずつ乾燥まで回せるならドラム式が合うこともある
反対に、3人家族でもタオルや作業着が多く、外干しや浴室乾燥を使えるなら縦型が合うこともある
判断しやすいのは、次のような状態だ
- 洗濯カゴが毎日半分以上埋まる
- バスタオルが1日に3枚以上出る
- 週に数回、体操服や部活着を洗う
- 泥汚れや汗汚れをそのまま入れる日が多い
- 外干し、浴室乾燥、除湿機、別乾燥機のどれかを使える
- 乾燥フィルター掃除を毎回続ける自信がない
- 洗濯を夜か朝の決まったタイミングで回している
このうち複数当てはまるなら、縦型洗濯機はかなり現実的な選択になる
縦型は安いから選ぶものではなく、洗濯量と乾燥動線が合う家庭で選びやすい機種だ
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縦型洗濯機が向いていない家庭
反対に、縦型洗濯機が向いていない家庭もある
毎日、洗濯から乾燥まで完全に任せたい
干す場所がほとんどない
洗濯物を取り出して干す時間がない
雨の日や花粉の時期も洗濯機だけで乾かしたい
少人数で洗濯物が少ない
節水を強く重視したい
この場合は、縦型にすると「洗うこと」は楽でも、「干すこと」が負担になりやすい
特に、帰宅が遅い家庭では、洗濯が終わったあとに干す作業が残るだけで面倒に感じることがある
夜11時に洗濯が終わり、そこからタオルを広げる
浴室乾燥へ移す
ハンガーを並べる
この作業を毎日続けるのがつらいなら、縦型の洗浄力より乾燥まで任せられることを優先したほうが合いやすい
ドラム式で後悔しやすい家庭の特徴は別で考えるとして、このページでは逆に、縦型を選んだほうが生活に合いやすい条件だけを残して判断する
買う前は洗濯量、汚れ、乾かす場所の順に見る
縦型洗濯機が合うか迷ったら、最初に見るのはスペック表ではない
まず、1日分の洗濯物をいつものカゴに集める
家族全員の服、タオル、下着、パジャマ
できれば、平日と休日で分けて見る
平日は1回で済むのに、休日はシーツやタオルで2回になる家庭もある
この差があると、容量の見方が変わる
次に、汚れ方を見る
泥汚れ、汗汚れ、皮脂汚れ、食べこぼし、作業着の汚れ
これが多いなら、水量、すすぎ、予洗いのしやすさを見る
次に、乾かす場所を見る
外干しできるか
浴室乾燥があるか
部屋干しスペースがあるか
除湿機や衣類乾燥機を使えるか
ここが弱い家庭では、縦型の洗濯力があっても、干す作業で困りやすい
最後に、手入れを見る
糸くずフィルターをいつ見るか
洗濯槽の掃除をどのくらいの頻度でできるか
乾燥機能を使うなら、フィルター掃除を誰がやるか
買う前は、洗濯機の人気より、自分の家の洗濯カゴと干す場所を先に見る
生活場面を記録すると向き不向きが分かりやすい
縦型洗濯機が合うかどうかは、頭の中で考えるより、いつもの洗濯を一度だけ観察すると分かりやすい
朝の洗濯カゴに、タオルがどれくらい入っているか
泥汚れの靴下やズボンを、洗う前に分けているか
洗濯後、外干しと浴室乾燥にどう分けているか
糸くずフィルターや洗濯槽まわりを、どのタイミングで見ているか
こうした場面を見れば、必要なのが乾燥までの自動化なのか、まとめて洗う力なのかが見えやすい
フリー素材のきれいな洗濯機写真より、実際の洗濯カゴ、干す前のタオル、洗濯前の靴下のほうが判断材料になる
縦型が合うか迷う時は、洗濯機売り場へ行く前に、家の洗濯物の量を一度見ておく
まとめ
縦型洗濯機のほうが合う家庭は、乾燥まで全自動にするよりも、毎日の洗濯物をしっかり洗い切ることを優先したい家庭だ
家族分のタオルで洗濯カゴが毎日埋まる
子どもの服や部活着が増えている
泥汚れや汗汚れを水量で洗いたい
お風呂の残り湯を洗いに使う
外干しや浴室乾燥、別乾燥機を使える
こうした生活パターンが重なるなら、縦型洗濯機はかなり現実的な選択になる
反対に、干す時間がない、乾燥まで完全に任せたい、外干しや部屋干しの場所がない家庭では、縦型を選ぶと干す作業が負担になりやすい
まず変えるべきなのは、機種の比較を増やすことではない
1日分の洗濯物をカゴに集めて、量、汚れ方、乾かす場所を順番に見る
そこまで確認してから選ぶほうが、縦型洗濯機のほうが合う家庭かどうかを判断しやすくなる
