ノンフライヤーの容量は、人数だけで決めるとずれやすい

夕飯前に冷凍ポテトを多めに入れたら、上は焼けているのに下側がしんなりする
唐揚げをまとめて入れたら、衣同士がくっついた部分だけ白っぽく残る

この場合に見るべきなのは、容量のL数だけではなく、食材をバスケット底面に重ねず広げられるかという点

ノンフライヤー 容量 何Lで迷う時は、人数表より先に、普段よく作る食材を一層で置けるかを見るほうが判断しやすい

目安としては、惣菜の温め直しや一人分の少量なら2L前後
冷凍ポテトや唐揚げを少し多めに作るなら3〜4L台
家族分を一度に近い形で広げたいなら4.7L〜6L前後が候補になる

ただし、同じ容量でもバスケットの形で使える量は変わる
何Lかより、底面の広さと食材の重なり方を見ることが容量選びの中心になる

ノンフライヤー容量は何Lがいいかは人数だけで決めない

ノンフライヤーの容量は、「1人なら2L」「2〜3人なら3〜4L」「家族なら5L以上」と紹介されることが多い

この目安は入り口としては分かりやすい
ただ、実際の使い方に当てはめると、人数だけでは足りないことがある

一人暮らしでも、冷凍ポテトを皿いっぱいに出したい人なら2Lでは狭く感じやすい
逆に3人家族でも、使い道が惣菜の温め直しや弁当用のおかずだけなら、大型までは必要ない場合もある

ノンフライヤーで困りやすいのは、容量いっぱいに入らないことではない
入るけれど、重なって仕上がりが落ちること

冷凍ポテトを山のように入れると、外側は焼けても内側は蒸れやすい
唐揚げを詰めると、食材同士が触れた面に熱風が当たりにくい

ノンフライヤーは熱風で表面の水分を飛ばしながら加熱する家電なので、空気が通る隙間が必要になる
鍋のように積み上げて使うより、一層で広げる使い方のほうが仕上がりを確認しやすい

ノンフライヤー2Lは一人暮らしと惣菜温め直し向き

ノンフライヤー2L前後は、一人暮らしや少量調理には扱いやすい容量

夜にスーパーで買った唐揚げを4〜5個だけ温める
朝に弁当用のナゲットや春巻きを数個入れる
一人分の冷凍ポテトを軽くつまむ

このくらいの使い方なら、2L前後でも使いやすい場面が多い

レコルト系のコンパクトなノンフライヤーのように、小型で出し入れしやすいタイプは、狭いキッチンでも使いやすい
出しっぱなしにしやすいサイズなら、惣菜の温め直しにも手が伸びやすい

ただし、2L前後を「2人分の主菜まで作れる容量」と考えると、足りなく感じやすい

鶏もも肉1枚を唐揚げ用に切ると、だいたい8〜12個前後になることが多い
これを一度に入れようとすると、2L前後では下の段に重なりやすい

冷凍ポテトも、100g前後なら広げやすいが、200g近く入れると山になりやすい
途中で1回振っても、底に残った部分だけ柔らかいまま残ることがある

2L前後を選ぶなら、一度に作る量を少なめにする前提で見るほうが失敗しにくい
夕飯の主菜をまとめて作るより、温め直しや一人分の副菜向きと考えたい

ノンフライヤー3Lから4Lは少人数の夕飯に使いやすい

ノンフライヤー3Lから4L台は、少人数の夕飯に使いやすい容量帯

一人暮らしでも少し多めに作りたい
2人分の副菜やおつまみを作りたい
弁当用のおかずをまとめて加熱したい

こういう使い方なら、2Lより余白を取りやすい

冷凍ポテトは150〜250g前後を広げやすくなる
唐揚げなら、鶏もも肉1枚分を一度に近い形で並べられる機種もある

ただし、3〜4L台でも家族全員分を一度に作れるとは限らない
容量表記では十分に見えても、バスケットが深くて底面が狭い形だと、実際に並べられる量は減る

使う前に想像したいのは、「何g入るか」ではなく、底面にどれだけ散らせるか

冷凍コロッケやナゲットのような平たい食品は、重ならなければ扱いやすい
唐揚げは、食材同士の間に少し隙間があるほうが衣の状態を見やすい

夕飯前に2人分の唐揚げを作るなら、途中で一度開けて上下を入れ替えるくらいは想定しておくとよい
その手間が嫌なら、3L台前半より4L台を見たほうが使いやすい場合がある

3〜4L台は、少量専用から日常使いへ広げたい人向きの容量と考えると選びやすい

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ノンフライヤー4.7Lから6Lは家族分を広げやすい

家族分の冷凍ポテトや唐揚げを一度に近い形で作りたいなら、4.7L〜6L前後が候補になる

COSORIなどの大きめモデルが選ばれやすいのは、単に容量が大きいからではない
食材を重ねず広げる余白を取りやすいから

夕方、子どものおやつに冷凍ポテトを出す
夕飯で唐揚げを多めに作る
手羽先やチキンを並べて焼く
弁当用のおかずをまとめて加熱する

こういう使い方では、バスケットの余白が仕上がりと手間に影響しやすい

小型モデルだと、1回目を加熱している間に残りの食材を待たせることになる
2回目が焼ける頃には、最初の分が少し冷めている

家族分を食卓に出す時、この時間差が地味に気になる

4.7L〜6L前後なら、冷凍ポテトを250〜400g程度まで広げやすい機種もある
唐揚げなら、鶏もも肉1〜2枚分を分けずに並べられるかが目安になる

もちろん、これは機種の形や食材の大きさで変わる
同じ6Lでも、深さに寄ったバスケットと底面が広いバスケットでは使い心地が違う

大容量を選ぶ時は、容量だけでなく本体サイズも見る
掃除や音、後悔しやすい場面まで詳しく見るなら、「ノンフライヤーで後悔する人は音と掃除と容量で決まる」のような別記事で分けて考えると、容量選びと混ざりにくい

この記事では、あくまで食材を広げるための容量に絞って見る

ノンフライヤーのバスケットは容量より底面を見る

ノンフライヤーは、同じL数でもバスケットの形で使える量が変わる

深さがあるタイプは、見た目より多く入りそうに見える
ただし、底面が狭いと、ポテトや唐揚げを広げられる面積は限られる

食材を上に積むほど、下の食材に熱風が当たりにくくなる
途中で振っても、中心部に残った食材は蒸れやすい

反対に、底面が広いタイプは、同じ容量でも食材を並べやすい
とんかつ、鮭、手羽先、冷凍コロッケのように、平たく置きたい食材では差が出やすい

フィリップスのようなバスケット型を見る時も、容量だけでなく形を確認したい
丸型に近いのか、四角に近いのか
深さがあるのか、底面が広いのか

ここを見ないと、「4L台だから足りると思ったのに、とんかつが斜めにしか入らない」ということが起きやすい

商品ページを見る時は、L数の次にバスケット内部の写真を見る
できれば内寸も確認し、普段使う食材を置いた時の向きを想像する

容量表示は入る量の目安であって、重ねずに焼ける量そのものではない

ノンフライヤーで冷凍ポテトを作るなら山盛りにしない

冷凍ポテトをよく使う人は、少し余裕のある容量を選ぶほうが扱いやすい

冷凍ポテトは、バスケットに入れるだけならかなり入る
ただ、山盛りにすると中心部が蒸れやすい

外側は色がついていても、下側や中央は柔らかいまま残る
途中で1回振っても、量が多すぎると全体が入れ替わりにくい

分かりやすいのは、加熱後に上のポテトと下のポテトを比べること

上に出ていたポテトは軽く乾いている
下に埋もれていたポテトは、表面に水分が残り、皿に出した時にしんなりしやすい

一人で少量食べるなら、2L前後でも足りる場面はある
ただ、皿いっぱいに出したい、家族で分けたい、子どものおやつに多めに作りたいなら、3L台後半〜5L前後を見たほうが余裕を取りやすい

冷凍ポテト目的で選ぶなら、ポテトを何g入れるかより、底面に薄く散らせるかを先に見る

ノンフライヤーで唐揚げを作るなら何個並ぶかを見る

唐揚げを作る目的なら、容量より「何個並ぶか」を見る

鶏もも肉1枚を一口大に切ると、8〜12個前後になることが多い
これを小型バスケットに全部入れると、下の段に重なりやすい

唐揚げで出やすい失敗は、衣のべたつき
食材同士が触れている部分に熱風が当たりにくく、そこだけ白っぽく残ることがある

夕飯前に急いで入れた時ほど、つい全部を一度に入れたくなる
途中で開けてトングで返すと改善しやすいが、毎回一つずつ動かすなら手間は増える

2L前後なら、一人分の少量や惣菜唐揚げの温め直し向き
3〜4L台なら、鶏もも肉1枚分を並べられるかを見る
4.7L〜6L前後なら、家族分を一度に近い形で作れるかを確認する

重要なのは、個数だけではない
大きめに切った唐揚げは、同じ8個でも場所を取る

唐揚げ用に選ぶなら、容量表記よりバスケットに肉同士が触れず置けるかを見る

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ノンフライヤーでとんかつや魚を入れるなら横幅を見る

とんかつ、魚、チキンステーキのような食材は、容量より横幅が重要になる

ポテトや唐揚げは、ある程度バラして入れられる
しかし、とんかつや魚は形が大きく、曲げて入れるわけにはいかない

容量が大きくても、バスケットの横幅が足りなければ入れにくい
斜めに入れると、端が壁に当たったり、ほかの食材を置く余白がなくなったりする

このタイプの食材をよく使うなら、L数だけでなく底面サイズを見る

丸型や縦長のバスケットは、食材の向きによっては置きにくい場合がある
四角に近いバスケットは、平たい食材を並べやすいことがある

手羽先も同じで、1本ずつは細く見えても、6本、8本と並べると意外と場所を取る
端が重なると、その部分だけ焼き色や乾き方が変わりやすい

大きい食材を使う人は、何Lかより先に横幅と底面の形を見る

ノンフライヤー容量の目安は普段の食材で変わる

ノンフライヤー容量の目安は、人数ではなく普段の食材で考える

2L前後が合いやすいのは、一人暮らし、少量の冷凍食品、惣菜の温め直し、弁当用のおかずが中心の人
キッチンが狭く、出しっぱなしにしやすいことを優先する場合も、この容量帯は扱いやすい

3〜4L台が合いやすいのは、1〜2人分の夕飯に使いたい人
冷凍ポテトや唐揚げを少し多めに作りたい人にも向きやすい

4.7L〜6L前後が合いやすいのは、家族分を作りたい人
ポテトや唐揚げを重ねず広げたい人、手羽先やチキンを並べたい人は、この容量帯から見たほうが判断しやすい

6L以上は、まとめ調理や家族分の主菜を重視する人向き
ただし、本体が大きくなるため、毎日使う場所に置けるかは見ておきたい

ここで大事なのは、置き場所の話を広げすぎないこと
容量選びでは、置けるかより先に何をどれだけ広げたいかを決める

置き場所、音、掃除の負担まで迷う場合は、容量選びとは別に「ノンフライヤーは必要か」「ノンフライヤーの掃除が面倒か」といった悩みで分けて考えたほうが混乱しにくい

ノンフライヤー容量で迷ったら最初に食材を決める

ノンフライヤーの容量で迷ったら、最初に見るのは人数表ではない
よく作る食材を1つ決めること

冷凍ポテトを多めに作りたいのか
唐揚げを夕飯の主菜にしたいのか
惣菜の温め直しが中心なのか
とんかつや魚を入れたいのか

ここが決まると、必要な容量が見えやすい

次に、1回で作りたい量を見る
一人分でよいのか、2人分なのか、家族分を一度に近い形で出したいのか

最後に、バスケットの底面を見る
商品ページの容量だけでなく、内部の形、深さ、横幅、底面の広さを確認する

順番としては、食材、量、底面
この順で見ると、容量の数字に引っ張られにくい

ノンフライヤー容量は何Lがいいかという悩みは、結局のところ「自分の食材をどれだけ広げたいか」の問題になる

まとめ

ノンフライヤーの容量は、人数だけで選ぶより、食材の広げ方で決めるほうが失敗しにくい

2L前後は、一人暮らしの少量調理や惣菜の温め直しに使いやすい
3〜4L台は、少人数の夕飯や弁当用のおかず作りに向きやすい
4.7L〜6L前後は、家族分のポテトや唐揚げを広げたい時に候補になる

見るべきなのは、容量いっぱいに入るかではない

冷凍ポテトを薄く散らせるか
唐揚げを重ねず置けるか
とんかつや魚が底面に収まるか
手羽先を並べても余白が残るか

この4つを見ると、自分に必要な容量がかなり絞りやすくなる

迷った時は、人数表を見る前に、普段よく作る食材をバスケットに並べる場面を想像する
その食材が重ならず、熱風が当たる余白を残して置ける容量を選ぶほうが、使い始めてからの違和感を減らしやすい

監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ