ホットクックと安い自動調理鍋の違いは混ぜる機能で見る
目次
ホットクックと安い自動調理鍋の違いは、値段だけでは分かりにくい
見るべきなのは、調理中に人が戻って混ぜる・炒める・煮詰める・確認する作業が残るか という点になる
夕方、子どもを見ながらカレーを作る
朝7時に材料を入れて、18時に帰宅して食べたい
夕飯30分前に肉を柔らかくしたい
こういう場面では、同じ「自動調理鍋」でも向き不向きがかなり変わる
ホットクック系は、カレーやシチューのように混ぜながら加熱したい料理に向きやすい
安い自動調理鍋や電気圧力鍋は、角煮、牛すじ、炊飯、離乳食のように圧力で柔らかくする料理で満足しやすい
ホットクックと安い自動調理鍋の違いは途中で戻る回数に出る
ホットクックと安い自動調理鍋の違いは、完成までの時間だけで見ると分かりにくい
どちらも「材料を入れてボタンを押す」ように見える
ただ、実際の夕飯作りでは、途中で戻る作業が残るかどうかが大きい
たとえば安い電気圧力鍋では、レシピによって次のような作業が出やすい
- 肉を先にフライパンで炒める
- 加圧後にルーを入れて混ぜる
- 煮汁をフタを開けて煮詰める
- 圧力レバーが密封になっているか見る
- 減圧が終わるまでフタを開けずに待つ
この作業が夕方の5分、10分に重なると、思ったより「放置できない」と感じやすい
一方でホットクックは、まぜ技ユニットが使える料理なら、加熱中の混ぜる作業を任せやすい
カレー、シチュー、煮物、パスタ系ではこの差が出る
比較する時は、完成時間よりも「夕飯前に何回キッチンへ戻るか」を見るほうが現実に近い
ホットクックの混ぜる機能はカレーやシチューで違いが出やすい
ホットクックの強みは、加熱しながら混ぜられること
特に差が出やすいのは、市販ルーを使う料理や、とろみのある料理になる
カレー、シチュー、ミートソース、煮込み、パスタ系など
鍋で作ると、底にルーが沈んだり、途中で全体を混ぜたりする
安い電気圧力鍋でも、圧力調理のあとにルーを入れて混ぜる工程が残ることがある
この時、火を止めるタイミングや、とろみのつき方を見る必要がある
夕方に洗濯物を取り込んだり、子どもに呼ばれたりすると、この数分が地味に重い
ホットクックでも完全に何もしないわけではない
ただ、混ぜる機能がある料理では、火加減と混ぜる作業を同時に任せやすい のが大きい
市販ルーは水分量の調整で差が出る
ホットクックでも、市販ルーを箱の分量通りに入れれば必ず合うわけではない
実際の体験談では、シチューの箱に水1050mlと書かれていても、ホットクックではまず500mlで試し、濃かったため200ml足して3分追加加熱した例がある
ここで分かるのは、ホットクックのレシピ量が多くても、家庭でいつも使うルーや味の濃さに合わせるには調整が残るということ
ただ、調整するときに内鍋の中で混ぜられるため、別の鍋やボウルを増やしにくい
完成直後に底からすくった時、具材にルーがからんでいるかを見ると違いが分かりやすい
市販ルーをよく使う家庭は、レシピ数だけでなく水分量を調整しやすいかを見る
パスタやオムレツは入れ方で失敗が変わる
ホットクックの体験談では、全部入れるだけのパスタを初めて作った時、麺が束になって残った例もある
次に作る時は、麺をばらして入れることで改善している
つまり、混ぜる機能があっても、入れ方まで完全に無視できるわけではない
オムレツでも、最初は手で混ぜてから入れていたが、まぜ技ユニットを使えばボウル洗いを減らせると気づいた例がある
ここは、写真で見ると分かりやすい部分
内鍋に入れた直後の麺の向き、完成後に麺が固まっている場所、洗うボウルの有無で差が見える
混ぜる機能は万能ではなく、失敗しにくい入れ方とセットで効く
安い自動調理鍋は圧力料理で満足しやすい
安い自動調理鍋を選ぶなら、混ぜる料理よりも圧力料理で考えるほうが合いやすい
角煮、牛すじ、手羽元、大根、炊飯、離乳食
こうした料理は、混ぜ続けることより、圧力で短時間に柔らかくすること が中心になる
実際に、ホットクックをレンタルして便利だと感じた人でも、最終的に圧力調理を重視して電気圧力鍋を選んだ例がある
購入後は、豚の角煮がボタン操作でしみ込みやすくなり、圧力鍋レシピへの苦手意識が減ったという流れ
安い自動調理鍋は、ホットクックの下位互換と見るより、得意料理が違うと考えたほうがよい

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価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
加圧15分でも夕飯30分前では間に合わないことがある
電気圧力鍋でよく見落としやすいのが、表示される加圧時間と実際の所要時間の違い
たとえばカレーで圧力調理15分と表示されていても、加熱して圧が上がる時間、減圧してフタを開けられるまでの時間が加わる
体験談では、加圧15分でも全体では1時間ちょっとかかり、夕飯30分前に始めると間に合わなかった例がある
ここを見落とすと、「時短家電のはずなのに遅い」と感じやすい
電気圧力鍋は、加圧時間ではなく完成までの総時間で見る
圧力レバーと減圧確認は安い自動調理鍋で見落としやすい
電気圧力鍋では、圧力レバーやおもりの位置を確認する作業が残ることがある
排気のまま始めてもエラーにならず、圧力がかからない通常加熱になってしまう例もある
この場合、見た目は調理が進んでいるように見えても、肉の柔らかさが想定と変わる
使う前に見る場所は、本体の正面ボタンだけではない
フタの上のレバー
密封と排気の表示
減圧が終わったかどうか
フタが開く状態か
ここを毎回見る必要があるなら、完全放置とは少し違う
圧力料理を任せたい人ほど、ボタンより先にフタまわりの確認動作を見る
ホットクックと安い自動調理鍋のレシピ量は数より生活に合うかで見る
レシピ量は、数が多いほど安心に見える
ホットクックは機種によって自動メニューやネット接続によるメニュー追加があり、レシピを探しやすい
一方、安い自動調理鍋でも、自動メニューが80前後ある機種はある
ただ、生活で大事なのは数そのものではない
普段作る料理があるか
市販ルーに対応しやすいか
予約できるか
事前に炒める工程がないか
家族の量に合うか
ここが合わないと、レシピ数が多くても使うメニューは限られる
レシピブックの事前炒めは夕方の手間として残る
安い電気圧力鍋の体験談では、肉じゃがを作ろうとしてレシピブックを見たところ、先にフライパンで肉を炒めてから鍋に入れる工程があり、不満につながった例がある
料理をしたくないから自動調理鍋を使いたいのに、フライパンを出す
油を使う
洗い物が増える
この流れになると、レシピ数の多さより負担が目立つ
レシピブックを見る時は、料理名だけで判断しないほうがよい
工程の中に「炒める」「取り出す」「後入れ」「煮詰める」があるかを見る
レシピ量は、何品あるかより鍋だけで完結する料理が何品あるかで見る
予約調理はできるメニューと向かない食材がある
ホットクックも安い自動調理鍋も、予約調理は便利に見える
ただ、すべての料理が同じように向くわけではない
朝7時に豚バラ大根をセットし、18時に完成するよう予約したら、大根が崩れ、豚肉も細かくなったという体験談がある
約11時間、鍋の中で加熱や保温が続くと、食材によっては形が残りにくい
共働きで朝に仕込みたい家庭ほど、この差は大きい
帰宅後にすぐ食べられる便利さはあるが、煮崩れしやすい食材には注意が必要になる
安い電気圧力鍋でも、予約できるメニューとできないメニューが分かれることがある
似た加熱時間の予約可能メニューで代用する人もいるが、毎回考えるなら手間は残る
予約調理は、機能の有無より「よく作る料理が予約に向くか」を見る
ホットクックの温度管理は火加減を見なくていい場面で効く
ホットクックは、混ぜる機能だけでなく、温度や蒸気を見ながら火加減を調整する点も特徴になる
コンロなら、沸いたら弱火にする
焦げそうなら混ぜる
水分が飛びすぎたら火を止める
この判断を夕方に続けるのが負担になる
子どもを抱っこしている時、宅配が来た時、洗濯機が終わった時
火の前から離れにくい料理ほど、温度管理を任せられる意味が出る
ただし、温度管理があるから味が必ず決まるわけではない
市販ルーの濃さ、野菜の水分、肉の量で仕上がりは変わる
ホットクックの温度管理は、味を完全に決める機能ではなく、火加減を見る回数を減らす機能として考える

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ホットクックの使いやすさは洗い物と置き場所で変わる
ホットクックは便利だが、使った後の手間も見る必要がある
内鍋だけでなく、内ぶた、つゆ受け、まぜ技ユニットなど、洗うパーツが増えることがある
シンクに並べた時、鍋ひとつより場所を取る
カレーやシチューのような粘度のある料理では、まぜ技ユニットのすき間にルーが残ることもある
食洗機に入れられる部品があっても、毎回の片付けがゼロになるわけではない
また、置き場所も重要になる
ホットクックはフタを上に開く
フタを開けた状態で約47cmほど高さが必要な機種もあり、棚下やレンジ台に置くと全開にしにくいことがある
賃貸のキッチンや、炊飯器、電子レンジ、ケトルが並んでいる台では、置けるだけでなく、フタを開けて内鍋を出せるか を見る
安い自動調理鍋は本体が小さくても作業が外に出ることがある
安い自動調理鍋は、ホットクックより本体価格やサイズを抑えやすい
一人暮らしや小さめのキッチンでは、この点は扱いやすい
ただし、事前炒めでフライパンを出す
後からルーを混ぜる
煮汁を煮詰める
こうした作業が外に出ると、結局コンロや作業台を使う
本体だけを見て「省スペース」と判断すると、夕飯時にまな板、フライパン、内鍋が並んで狭く感じることがある
置き場所は本体サイズだけでなく、調理中に外へ出る道具まで含めて考える
安い自動調理鍋で十分な人
安い自動調理鍋で十分な人は、作りたい料理がはっきりしている人
角煮
牛すじ
手羽元
炊飯
蒸し料理
離乳食
圧力で柔らかくする煮込み
こうした料理が中心なら、混ぜる機能がなくても満足しやすい
夕飯前に少しキッチンへ戻れる人も向いている
圧力レバーを見る
加圧後にルーを入れる
仕上げに煮詰める
この作業が苦にならないなら、価格を抑えた機種でも使い道はある
ただし、買う前にレシピブックの工程を見る
料理名だけでなく、途中で何をするかを見る
安い自動調理鍋は、混ぜる手間をなくす家電ではなく、圧力調理を楽にする家電として選ぶと失敗しにくい
ホットクック系を選んだほうがいい人
ホットクック系を選びやすいのは、夕方にキッチンへ戻りにくい人
子どもを見ながら夕飯を作る
在宅勤務の合間に仕込みたい
帰宅後に火の番をしたくない
カレーやシチューをよく作る
混ぜる料理で焦げや味ムラが気になる
こういう使い方なら、まぜ技ユニットの価値が出やすい
特に、料理中に「今混ぜないと焦げるかも」と気にする時間が減るのは大きい
5分早くできるというより、火の前に立つ意識を減らしやすい
ただし、ホットクックを選ぶ場合も、洗い物と置き場所は見る
まぜ技ユニットを毎回洗うのが苦になる人、棚下でフタが開かない人は、便利さを感じにくい
ホットクック系は、調理時間の短縮より、混ぜる・火加減を見る・夕方に戻る負担を減らしたい人に向く
ホットクックと安い自動調理鍋で迷う時の考え方
迷った時は、価格差より先に、普段の夕飯を思い出す
カレーやシチューをよく作るか
市販ルーを使うか
子ども対応でキッチンを離れることが多いか
朝セットして夜に食べたいか
角煮や牛すじのような圧力料理が多いか
夕飯前に10分戻れるか
この答えで、向き不向きはかなり見えやすくなる
自動調理鍋と電気圧力鍋の大きな違いを先に整理したい場合は、「自動調理鍋と電気圧力鍋の違いまとめ」で全体像を見てから比べると分かりやすい
ホットクック単体で失敗しやすい点を知りたい場合は、「ホットクックで後悔する人」のように、洗い物、置き場所、予約調理に絞って確認したほうがよい
クックフォーミーと迷っている場合は、圧力調理と自動かき混ぜの違いに絞って見ると、この記事との役割が分かれる
まとめ
ホットクックと安い自動調理鍋の違いは、値段の差だけではなく、調理中に人がどこまで戻る必要があるか に出やすい
混ぜる料理を任せたいなら、ホットクック系は使いやすい
カレー、シチュー、パスタ、市販ルーの料理では、まぜ技ユニットと温度管理が夕方の負担を減らしやすい
一方で、角煮、牛すじ、炊飯、離乳食のように圧力で柔らかくする料理が中心なら、安い自動調理鍋でも満足しやすい
ただし、加圧時間だけでなく、減圧を含めた総時間を見る必要がある
買う前に見る場所は、スペック表の価格だけではない
レシピブックの工程
予約できる料理
圧力レバーの確認
洗うパーツ
フタを開けた時の高さ
いつもの夕飯でキッチンへ戻れる回数
まずは、よく作る料理を3つだけ思い出す
その料理で混ぜる手間が重いならホットクック系、柔らかくする調理が中心なら安い自動調理鍋から見ると選びやすい
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
