衣類乾燥除湿機の掃除で臭いを防ぐタンクとフィルター
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衣類乾燥除湿機を掃除しないまま使い続けると、吸気フィルターのホコリ、水タンクのぬめり、内部に残った湿気が重なり、洗濯物ではなく除湿機の風そのものが臭く感じることがある
部屋干しの生乾き臭を減らすために使っているのに、運転した瞬間にカビっぽい臭いや酸っぱい臭いが広がる
その状態なら、洗剤や柔軟剤を変える前に、まず見るべきなのは衣類乾燥除湿機の掃除状態
特に「除湿機 臭い クエン酸」で調べている場合、クエン酸を使う場所は水タンク中心に考える
本体内部や電気部品まわりへ、自己判断で吹きかける使い方は避けたほうが安心
この記事は、衣類乾燥除湿機の選び方ではなく、すでに臭い・フィルター汚れ・タンクのぬめりで困っている人向けの掃除手順を整理する
梅雨の夜、窓のない脱衣所で部屋干しをして、翌朝タンクの水を捨て忘れる
夕方にそのまま再運転したら、洗濯物より先に除湿機の風が酸っぱく感じる
こういう場面では、フィルターだけを掃除しても臭いが戻りやすい
吸気フィルター、水タンク、排水口まわり、内部乾燥までセットで確認したい
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価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
衣類乾燥除湿機の掃除は臭いが出た場所から分けて見る
衣類乾燥除湿機の臭いは、フィルター掃除不足だけで起きるとは限らない
もちろん、最初に疑うのは吸気フィルターでよい
フィルターにホコリがたまると、湿気を含んだ空気を吸い込みにくくなる
ホコリには、衣類の繊維くず、皮脂、髪の毛、部屋のチリが混ざる
そこに湿気が加わると、吸気口まわりが臭いの出やすい状態になる
ただ、部屋干しで毎日8時間以上使っていた家庭では、購入から1年弱でもカビ臭い風が出た例がある
前日にタンクとフィルターを掃除しても臭いが残り、内部の汚れを疑う流れになっていた
4年ほど使った衣類乾燥除湿機では、洗剤変更、酸素系漂白剤、洗濯槽掃除を試しても改善せず、内部の冷却器まわりにカビが見つかった例もある
つまり、臭いが続く時は、洗濯物側だけでなく除湿機側の空気の通り道も見る必要がある
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吸気フィルターだけ掃除しても臭いが戻る理由
外から見えるフィルターだけきれいにしても、臭いが戻ることがある
原因として見たい場所は次の4つ
吸気フィルターのホコリ
水タンクのぬめり
タンクのフタ裏や排水口まわりの黒ずみ
使用後に本体内部へ残った湿気
フィルターは空気の入口
水タンクは除湿した水が集まる場所
内部乾燥は、使ったあとの湿気を逃がす仕上げ
この3つのうちどこかが抜けると、掃除した直後はよくても、次の運転でまた臭いが出やすい
特に部屋干しの終盤、衣類が乾きそうな時間帯に部屋全体が生乾き臭くなるなら、洗濯物だけでなく除湿機を通った風も疑ったほうがよい
洗濯物側の臭いと除湿機側の臭いを分ける
臭いの原因を一度に全部直そうとすると、かえって分かりにくくなる
まずは、洗濯物を干していない状態で、除湿機だけを30分ほど運転してみる
この時にカビっぽい臭いや酸っぱい臭いが出るなら、除湿機側の汚れを強く疑う
逆に、単独運転では臭わず、洗濯物を干した時だけ臭うなら、洗濯槽や干し方も見直す
見る順番はシンプルでいい
洗濯直後から臭うなら、洗濯槽や洗剤量を見る
乾き始めてから臭うなら、干す間隔や風の通りを見る
除湿機だけで臭うなら、フィルターとタンクを見る
乾き終わりに部屋中が臭うなら、内部の湿気も疑う
ここで原因を分けておくと、掃除する場所を絞りやすい
部屋干し臭全般や洗濯槽の汚れは別記事で深く扱う内容になる
この記事では、除湿機本体の掃除と臭い対策に絞って進める
除湿機の臭いにクエン酸を使うなら水タンク中心にする
「除湿機 臭い クエン酸」で調べる人は、水タンクの酸っぱい臭い、ぬめり、水あかが気になっていることが多い
クエン酸は、水あかや白っぽい汚れには使いやすい
ただし、衣類乾燥除湿機の本体内部に使う洗剤ではないと考えたほうが安全
本体内部、送風口の奥、電気部品まわりへクエン酸水を吹きかけるのは避ける
機種によって使える洗剤や掃除範囲が違うため、最終的には取扱説明書を優先したい
水タンクのぬめりと水あかを見る
水タンクは、除湿した水が毎回たまる場所
夜に部屋干しをして、朝に満水
そのまま出勤して、夜まで水を入れっぱなし
この流れが続くと、タンク内は長い時間湿ったままになる
特に梅雨、夏場、窓のない脱衣所、風呂場近くの洗面所では、ぬめりや臭いが出やすい
確認する場所は、広い面よりも細かい部分
タンクの底
角のすき間
フタの裏
パッキンまわり
排水口のまわり
タンクを外した時、底にぬるっとした膜がある
フタ裏に水滴が残っている
排水口の近くが黒ずんでいる
この状態なら、水を捨てるだけでは足りない
タンクは「空にする」だけでなく、ぬめりが残る場所を洗う
クエン酸水の目安と注意点
水あかが気になる場合は、薄めたクエン酸水を使う方法がある
目安としては、水200mlにクエン酸小さじ1弱くらいから考える
ただし、素材や機種によって扱いが変わるため、取扱説明書に別の指定があればそちらを優先する
使う流れは次の通り
タンクの水を捨てる
水で軽くすすぐ
ぬめりをやわらかいスポンジで落とす
水あかが気になる部分だけクエン酸水で10〜20分ほど置く
しっかりすすぐ
フタを外せる場合は外して乾かす
クエン酸を使ったあとは、すすぎ残しを作らないことが大事
次に運転した時、クエン酸のにおいが別の違和感になることもある
また、漂白剤とクエン酸を同時に使わない
ここは安全面で必ず守りたい
黒ずみやカビが強い場合は、自己判断で強い洗剤を混ぜず、説明書で使える洗剤を確認するほうが安心だ
衣類乾燥除湿機のフィルター掃除は部屋干し回数で見る
衣類乾燥除湿機のフィルター掃除は、2週間に1回が目安として出ることが多い
ただ、実際には使い方で汚れ方がかなり変わる
週末だけ使う家庭と、雨の日も夜も毎日8時間使う家庭では、吸い込むホコリの量が違う
タオルを多く干す家族世帯なら、細かい繊維くずも増えやすい
だから、掃除間隔は日数だけで決めない
部屋干しの回数と設置場所で見るほうが現実的
吸気フィルターにホコリがたまりやすい使い方
次の使い方をしているなら、2週間待たずに一度フィルターを見る
脱衣所や洗面所で使う
風呂場の近くに置いている
部屋干しをほぼ毎日する
タオル類をまとめて乾かす
ペットの毛や髪の毛が舞いやすい部屋で使う
布団や衣類のすぐ近くで運転する
脱衣所では、髪の毛やホコリが吸気口に集まりやすい
窓のない洗面所では、湿気が抜けにくく、ホコリも湿りやすい
フィルターを外した時、表面が灰色に見える
指で軽くなぞると、細かいホコリが線のように取れる
この状態なら、臭いが出る前に掃除したほうがよい
吸気フィルター掃除の順番
フィルター掃除は、難しく考えなくていい
最初にやることは、電源を切ってコンセントを抜くこと
そのあと、吸気フィルターを外して表面のホコリを見る
掃除の順番はこれで十分
電源を切り、コンセントを抜く
吸気フィルターを外す
掃除機で表面のホコリを吸う
枠のすき間や裏側も見る
汚れが強い場合だけ水洗いする
完全に乾かしてから戻す
水洗いしたフィルターを半乾きで戻すのは避けたい
吸気口まわりへ湿気を持ち込むことになる
夜に掃除してすぐ使いたい時は、水洗いより掃除機で吸うだけにする
水洗いは休日の昼間など、数時間しっかり乾かせる時に回すほうが失敗しにくい
フィルター掃除前後を比べるなら、外した直後の灰色の面と、掃除機で吸った後の網目を見る
網目が見えるかどうかが、写真でも文章でも伝わりやすい判断基準になる
除湿機の水タンク掃除はフタ裏と排水口まで見る
除湿機の水タンクは、水を捨てていれば大丈夫と思いやすい
でも、臭い対策としてはそれだけでは足りないことがある
水を捨てても、タンクの角やフタ裏には水滴が残る
特に酸っぱい臭いが気になる時は、タンクの中を空にしたあと、フタの裏まで見る
タンクの底はきれいに見えても、フタ裏に水滴が残っている
排水口のまわりだけ、少しぬるっとする
この状態なら、次の運転で臭いが戻りやすい
水タンクを毎回乾かす時の見方
毎回の手入れは大げさでなくていい
衣類乾燥が終わったら、まずタンクの水を捨てる
そのままフタを閉めず、口を少し開けて乾かす
ここで見るのは、タンク全体ではなく残りやすい場所
タンクの底の角
フタの裏
パッキンまわり
排水口のくぼみ
朝に水を捨てられなかった日だけでも、夜に軽くすすぐ
それだけでも、ぬめりが厚くなる前に気づきやすい
一人暮らしで帰宅が遅い場合や、家族分のタオルをまとめて乾かす家庭では、タンクが満水のまま長く残りやすい
水を捨てるタイミングが遅れた日は、すすぎまでやると覚えておくと続けやすい
水タンク掃除の頻度は週1回を目安にする
日常では水を捨てて乾かす
週1回はタンクを洗う
このくらいに分けると、掃除が重くなりにくい
週1回の掃除では、やわらかいスポンジでタンクの底と角を洗う
フタを外せる機種なら、フタ裏も水洗いする
洗ったあとは、フタを付けたまま放置しない
内側に水滴が残り、乾いたつもりでも湿気がこもる
一晩立てかけて乾かすと、翌朝にタンクを開けた時のこもった臭いが変わることがある
除湿機の内部乾燥はカビ取りではなく臭い予防に使う
衣類乾燥除湿機には、内部乾燥機能や送風運転が付いている機種がある
これは、使ったあとに本体内部の湿気を減らすための機能
すでに発生した黒カビや汚れを落とす機能ではない
ここを誤解すると、臭くなってから内部乾燥だけで何とかしようとしてしまう
でも、内部乾燥は掃除の代わりではなく、掃除後の予防として使うほうが合っている
内部乾燥を使うタイミング
使うタイミングは、衣類乾燥が終わった直後
洗濯物を取り込む
タンクの水を捨てる
フィルターに大きなホコリが付いていないか見る
最後に内部乾燥や送風をかける
この順番にすると、掃除と乾燥がひとつの流れになる
梅雨時期、冬の部屋干し、花粉シーズンに毎日使うなら、内部乾燥は「たまにやる特別なお手入れ」ではなく、運転後の締め作業にしたい
4年ほど使った除湿機で、内部の冷却器まわりにカビが見つかった例では、使用後に送風で乾かす重要性に気づいたという流れがあった
見えない場所ほど、臭くなってからでは確認しにくい
内部乾燥は、臭いが出る前の湿気逃がしとして考える
内部に黒カビが見える時は無理に分解しない
送風口の奥に黒い汚れが見える
掃除後も数日で強いカビ臭が戻る
点検ランプや異音がある
この状態なら、家庭で無理に分解しないほうがいい
内部には電装部品があり、水濡れや破損のリスクがある
分解によって保証対象外になる場合もある
掃除機の細いノズルで届く範囲のホコリを吸う程度にとどめ、奥の汚れはメーカーや修理窓口に確認する
見える範囲を超えた掃除は、自己判断で深追いしないほうが安心だ
除湿機の臭いが消えない時は30分単独運転で確認する
フィルター掃除とタンク掃除をしても、臭いが残ることがある
その時は、洗濯物を干す前に除湿機だけを30分ほど動かす
部屋に洗濯物がない状態なら、臭いの出どころを分けやすい
確認するのは、運転開始直後と20〜30分後
最初だけにおうなら、タンクやフィルターまわりの残り臭の可能性
時間がたつほどカビっぽくなるなら、内部に残った湿気や汚れも疑う
この確認をしておくと、洗剤、柔軟剤、洗濯槽、干し方を一気に変えずに済む
掃除後も臭いが戻る時の確認順
臭いが戻る時は、次の順番で見る
水タンクの底とフタ裏
吸気フィルターの表と裏
フィルターを外した奥の吸気口
排水口まわり
内部乾燥や送風の使用状況
最初に水タンクを見るのは、湿った状態が残りやすいから
次にフィルターを見るのは、空気の入口だから
フィルターを外した奥にホコリが固まっている場合は、掃除機の細いノズルで届く範囲だけ吸う
奥へブラシを強く入れたり、水や洗剤をかけたりするのは避けたい
この順番で見ても臭いが強い場合は、内部の熱交換器や冷却器まわりに汚れが進んでいる可能性もある
その場合は、家庭でできる掃除の範囲を超えているかもしれない
買い替えを考える前に、点検や修理の対象になるかを確認するほうが冷静に判断しやすい
衣類乾燥除湿機の選び方や買い替え判断は別の記事で扱う内容になる
ここでは、今ある除湿機で確認できる掃除範囲に絞る
衣類乾燥除湿機の掃除を使った日の終わりに小さく分ける
衣類乾燥除湿機の掃除は、まとめてやろうとすると面倒になる
だから、毎回の終わりに小さく分けるほうが続きやすい
部屋干し後にやることは、まず3つで十分
タンクの水を捨てる
フィルター表面のホコリを見る
内部乾燥や送風を使う
これなら数分で終わる
週1回だけ、タンクを洗う
2週間に1回を目安に、フィルターをしっかり掃除する
月1回、本体まわりと吸気口を確認する
ただし、毎日使う時期は早めに見る
梅雨、冬の部屋干し、花粉シーズン、窓のない脱衣所では、汚れ方が早くなることがある
掃除前後で見たい変化
掃除の効果は、臭いだけで判断しない
フィルターなら、網目が見えるようになったか
タンクなら、底のぬめりが消えたか
フタ裏なら、水滴が残っていないか
単独運転なら、30分後の風の臭いが変わったか
この4つを見ると、掃除前後の違いが分かりやすい
写真を撮るなら、フィルターの灰色のホコリ、タンク底のぬめり、フタ裏の水滴、掃除後の乾いた状態を比べると伝わりやすい
文章だけでも、どこを見ればいいか分かる
臭い対策は、掃除した気分ではなく、湿気と汚れが残る場所を見たかで変わる
衣類乾燥除湿機の掃除で臭いを広げにくくするまとめ
衣類乾燥除湿機は、部屋干しの湿気を減らすための家電
ただ、掃除を後回しにすると、ホコリを吸ったフィルター、ぬめりが残った水タンク、湿った内部を通った風が、部屋側へ戻ることがある
その状態で衣類を乾かすと、洗濯物の臭い対策をしているつもりでも、除湿機の風そのものが気になりやすい
最初に見る場所は、吸気フィルターと水タンク
次に、フタ裏、排水口まわり、内部乾燥の使い方を見る
クエン酸は、水タンクの水あかやぬめり対策を中心に使う
本体内部へむやみに吹きかけない
フィルター掃除は、日数だけでなく部屋干し回数で判断する
毎日使うなら、2週間を待たずに一度見る
掃除しても臭いが戻るなら、洗濯物を干さずに30分だけ単独運転する
そこで臭うなら、洗濯物より除湿機側を先に確認したほうがよい
今日から全部を完璧に変える必要はない
まずは、次に使い終わった時にタンクの水を捨て、フィルター表面を見て、内部乾燥までかける
この流れを1回セットにするだけでも、臭いの原因を見つけやすくなる
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
