一人暮らし用冷蔵庫で後悔する容量と使い方夕飯後の鍋
目次
夕飯のあと、半分残った鍋を冷蔵庫に入れようとして、麦茶ボトル、卵、調味料、冷凍ご飯の置き場を何度も動かす
この場面で詰まりやすいなら、見るべきなのは冷蔵庫の総容量だけではない
冷凍室の広さ、ドアポケットの段数、保存容器を置ける平面の余白が足りていない可能性が高い
一人暮らし用冷蔵庫で後悔しやすいのは、100〜150L台を「一人用だから十分」と考えて選ぶこと
外食中心なら足りても、自炊、冷凍ご飯、作り置き、飲み物、調味料が重なると、冷蔵室より先に冷凍室とドアポケットが詰まりやすい
ざっくり見るなら、外食や惣菜中心なら100〜150L台でも足りることがある
週3回以上自炊するなら160〜200L以上、まとめ買いや冷凍保存を使うなら200L前後以上を見たほうが失敗しにくい
一人暮らし用冷蔵庫は100〜150L台で後悔しやすい
一人暮らし用としてよく選ばれるのは、100〜150L台の冷蔵庫
家電セットにも入りやすく、価格も抑えやすい
飲み物、卵、少量の食材、冷凍食品を2〜3個置くくらいなら、十分に感じる人も多い
問題は、生活が少し変わった時に出やすい
引っ越し直後はコンビニ弁当や外食が多くても、数か月後に節約を意識して自炊を始める
休日に肉を2〜3日分買う
ご飯を5食分ほど冷凍する
麦茶を作って2Lボトルを冷やす
このあたりが重なると、100〜150L台は急に狭くなる
実際、2ドア138L前後の冷蔵庫では、調味料、野菜、作り置き、ペットボトルが入るだけで棚の余白がかなり減る
さらに冷凍室へ冷凍ご飯や肉の小分けを入れると、野菜を冷凍したくても逃げ場がない
150L前後は「一人暮らし用」ではあっても、「自炊が続く一人暮らし用」とは限らない
ここを分けて考えるだけで、容量選びの失敗はかなり減らしやすい
冷蔵室より先に冷凍室が足りなくなる
一人暮らしでは、食材を一度で使い切れないことが多い
肉を買えば半分残る
野菜を買えば一袋を数回に分ける
ご飯を炊けば、一食分ずつ冷凍する
冷凍うどん、冷凍野菜、冷凍食品、アイスも入る
この時、冷凍室が小さいと保存の逃げ場がなくなる
たとえば冷凍室に、冷凍ご飯5食分、冷凍食品2袋、肉の小分けを入れる
そこに冷凍野菜をもう1袋入れようとすると、浅い冷凍室ではすぐに押し込む形になりやすい
奥のものが見えなくなり、使うつもりだった肉やご飯が下に埋まる
取り出すたびに袋をどかすので、疲れている日は結局コンビニや弁当に戻りやすい
冷凍室が狭い不便は、単に入らないだけでは終わらない
買い物回数が増える
安い日のまとめ買いを諦める
冷凍食品を常備しにくい
余った食材を保存しにくくなる
冷凍室は、一人暮らしの食材を逃がす場所
総容量より先に、冷凍室が何Lあるか、何段に分かれているかを見るほうが現実的だ
調味料と飲み物だけでドアポケットは埋まりやすい
冷蔵庫を空の状態で見ると、150L前後でも広く見える
ところが生活が始まると、主役の食材より先に細かいものが増える
牛乳
卵
バター
ケチャップ
マヨネーズ
ドレッシング
めんつゆ
焼肉のたれ
チューブ調味料
麦茶
2Lペットボトル
ヨーグルト
納豆
ハム
チーズ
これだけで、ドアポケットと棚の一部はかなり埋まる
150L前後を想定して、牛乳1本、麦茶ボトル1本、卵、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシングを並べると、先に詰まりやすいのは棚よりドアポケット
飲み物を2段で置けない冷蔵庫だと、調味料が棚に流れ込み、作り置きの場所を削りやすい
138Lから168L前後へ変えても、冷蔵室の数字だけを見ると差は小さく見えることがある
それでも、ドアポケットが1段増えるだけで、牛乳、麦茶、調味料の置き場が分かれ、毎日の出し入れはかなり楽になる
冷蔵庫の使いやすさは、リットル数よりドアポケットで体感が変わることがある
買う前は、牛乳パックや2Lペットボトルが何本立つか
卵を置いたあとに調味料が入るか
ここを見たほうが、生活後の詰まり方を想像しやすい

商品リンク
価格や在庫状況は各販売ページで確認してください
作り置きや鍋を入れる人は平面の余白を見る
一人暮らし用冷蔵庫で見落としやすいのが、棚の平面の余白
細かい食材だけなら、少し詰めれば何とかなる
でも、作り置き容器、弁当箱、半分残った鍋、惣菜パック、ケーキ箱はごまかしにくい
夜にカレーや味噌汁を作る
一人分だけ作るのは難しく、鍋に半分残る
翌朝か翌晩に食べるつもりで、そのまま冷蔵庫に入れたい
ところが棚の高さが足りない
ドアポケットには飲み物と調味料
棚には卵、納豆、作り置き容器
冷凍室には冷凍ご飯
この状態だと、鍋を入れるために中身を出し、保存容器に移し、また棚を組み直すことになる
疲れている夜ほど、このひと手間が重く感じやすい
角型の保存容器に移せば少し入れやすくなる
ただ、毎回それをしないと入らないなら、整理の問題ではなく容量の問題に近い
鍋や弁当箱をそのまま入れたい人は、棚の広さと高さを見る
容量の数字だけでは、この不便は分かりにくい
145L前後で足りる人と足りない人
145L前後が必ず悪いわけではない
外食、コンビニ、スーパーの弁当が中心で、飲み物と少量の食材だけを入れるなら十分なこともある
足りやすいのは、次のような生活
自炊は週1〜2回ほど
買い物は毎日か2日に1回できる
作り置きはほとんどしない
冷凍ご飯は3食分くらいまで
冷凍食品は2〜3個あれば十分
2L飲料を何本も冷やさない
キッチンや部屋が狭く、設置性を優先したい
この使い方なら、145L前後でも不満は出にくい
一方で、足りにくいのは生活が少し自炊寄りになった時
平日に3〜5回料理する
弁当を作る
ご飯を5食分以上冷凍する
肉や野菜を週1〜2回まとめ買いする
麦茶やペットボトルを常備する
作り置きを2〜3日分入れる
この場合、冷蔵庫は食材だけでなく、残り物と保存容器で埋まっていく
買った時は足りていたのに、半年後に狭くなることもある
外食中心だった生活が、節約や健康意識で自炊寄りに変わるためだ
冷蔵庫は、引っ越し初日の生活ではなく、半年後の生活で選ぶほうが後悔しにくい
200L前後が安心になりやすい使い方
一人暮らしでも、200L前後の冷蔵庫が大げさとは限らない
特に、週3回以上自炊する人
冷凍ご飯を5食分以上置く人
冷凍食品を3〜5袋くらい常備したい人
作り置きを2〜3日分入れたい人
買い物回数を週1〜2回に減らしたい人
この使い方なら、100〜150L台より200L前後のほうが余白を残しやすい
150L前後では、牛乳、バター、卵、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシングだけで棚とドアポケットがかなり埋まる
そこに肉、野菜、惣菜パック、冷凍ご飯が入ると、買ってきた弁当やケーキ箱の逃げ場がなくなる
200L前後になると、冷蔵室に調味料や飲み物を入れても、作り置きの平面が残りやすい
冷凍室も、肉、冷凍ご飯、冷凍食品を分けやすくなる
特に冷凍室が3段に分かれている形は、一人暮らしでも扱いやすい
上段に冷凍ご飯、中段に冷凍食品、下段に肉や野菜のように分けられるため、奥に何があるか分からなくなりにくい
自炊と冷凍保存を続けたいなら、200L前後は贅沢ではなく、生活の余白として考えやすい
300L以上は容量より部屋との相性を見る
一人暮らしで300L以上というと、大きすぎる印象がある
ただ、料理を続ける人、冷凍食品をよく使う人、野菜室がほしい人には選択肢になる
外食や弁当中心の時期は145L前後で足りていても、食生活が変わると一気に狭くなる
冷凍野菜を数種類置く
牛乳パックやペットボトルを複数冷やす
肉やハム、チルド食品を分けて入れる
通販の冷凍食品を受け取る
この使い方なら、大きめ冷蔵庫の余白はかなり効く
ただし、300L以上は容量以外の後悔も出やすい
1Kやワンルームでは、冷蔵庫の存在感が強くなる
冷蔵庫上に物を置けなくなる
扉を開けた時に通路が狭くなる
搬入や引っ越しで扱いにくい
大きめを選ぶ時は、置けるかより、置いたあとに動きやすいかを見る
部屋に余裕があり、自炊や冷凍保存を長く続けるつもりならあり
料理頻度が低く、部屋が狭いなら、持て余す可能性もある

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50〜90L前後や1ドア型はメインにしにくい
50〜90L前後の小型冷蔵庫は、飲み物用やサブ用途なら便利
ただ、一人暮らしのメイン冷蔵庫としてはかなり割り切りが必要になる
特に注意したいのが、冷凍機能と霜取り
小型の1ドア冷蔵庫では、冷凍室のように見える場所があっても、冷凍食品やアイスを日常的に置く用途には合わない場合がある
製氷スペースに霜が増えると、その分だけ庫内の使える場所も減っていく
霜は、庫内の水分が冷やされて固まることで増えやすい
扉の開け閉めが多い、食品を詰めすぎる、冷気の通り道が狭い
こうした状態が重なると、小さい庫内ほど使える余白が削られやすい
飲み物、果物、少量の食品を冷やすだけならよい
でも、肉、野菜、冷凍ご飯、冷凍食品、作り置きを入れるならメインにはしにくい
50〜90L前後は、生活用の冷蔵庫というより、用途を絞った冷蔵庫として見るほうが失敗しにくい
セカンド冷凍庫を足す前に置き場所を見る
小さい冷蔵庫を買ってから、冷凍庫だけあとで足せばいい
そう考えることもある
ただ、ワンルームや1Kでは、その置き場所が意外とない
冷蔵庫置き場が狭くて小さい冷蔵庫しか置けない場合、別の冷凍庫を置く場所も限られる
部屋の中に置けば、生活感が出る
音や熱、掃除のしにくさも気になりやすい
冷凍食品をよく使う人
ご飯を冷凍する人
肉や野菜を小分け保存する人
この使い方が最初から見えているなら、あとで足すより、最初から冷凍室の広い一台を選ぶほうが現実的なこともある
容量不足が見えているなら、冷凍室の余白は最初の一台で取っておく
買う前は容量より生活の順番で見る
一人暮らし用冷蔵庫を選ぶ時は、価格や総容量から見るより、生活の使い方から逆算したほうが失敗しにくい
最初に見るのは、自炊頻度
週1〜2回なら小さめでも足りることがある
週3回以上なら、100〜150L台では詰まりやすい
週5回近く料理するなら、200L前後も候補に入る
次に見るのは、冷凍室
冷凍ご飯を3食分だけ置くのか、5食分以上置くのか
冷凍食品を2袋だけ置くのか、5袋ほど常備したいのか
この差で必要な余白は大きく変わる
次に見るのは、ドアポケット
牛乳パック、2Lペットボトル、麦茶、調味料を同時に置けるか
夏は麦茶や飲み物が増えやすく、冬は鍋や作り置きが増えやすい
季節で増えるものも見ておくと、容量不足に気づきやすい
次に見るのは、棚の平面
鍋、保存容器、弁当箱、惣菜パックを置けるか
棚の高さを変えられるか
翌朝まで鍋を入れたい日があるなら、この余白はかなり大事になる
最後に見るのは設置環境
幅、奥行き、高さ、扉の開き方、搬入経路
冷蔵庫上に電子レンジを置く予定があるかも確認したい
駅前で毎日買い物できる人と、郊外で週1〜2回まとめ買いする人では、必要な容量が変わる
毎日買えるなら小さめでも回しやすい
まとめ買いが多いなら、冷蔵室と冷凍室の余白がないと苦しくなる
容量は部屋の広さだけでなく、買い物の回数で決まる
すでに小さい冷蔵庫で困っている時の見直し方
すでに100〜150L台を使っていて、冷蔵庫がすぐいっぱいになるなら、いきなり買い替える前に中身の詰まり方を見る
最初に見るのはドアポケット
使い切っていないタレ、古いドレッシング、ほとんど使わない調味料が増えていると、飲み物や卵の場所を圧迫する
ドアポケットが詰まると、調味料が棚に移る
その棚が作り置きや鍋の場所を削る
まずは、ここを1回だけ整理すると詰まり方が見えやすい
次に見るのは冷凍室
冷凍ご飯、冷凍食品、肉、アイスが同じ場所に押し込まれているなら、種類ごとに分ける
分けても常にパンパンなら、整理より容量不足の可能性が高い
次に見るのは保存容器の形
丸い容器や高さのある容器ばかりだと、棚の中に隙間が残りやすい
角型で薄い容器にそろえると、同じ棚でも少し入れやすくなる
ただし、作り置き、冷凍ご飯、冷凍食品、飲み物、調味料が同時に入らないなら、工夫だけでは限界がある
買い物回数が増える
食材を使い切れず残しやすい
冷凍食品を買えない
鍋を入れるたびに中身を出している
この状態が続くなら、次は200L前後や冷凍室の広い機種を候補にしたほうがよい
一人暮らしの家電選びで迷う場合は、冷蔵庫だけでなく洗濯機や電子レンジも、同じように生活パターンから見ると失敗しにくい
「一人暮らしの家電選びで後悔しやすいポイントまとめ」のような親記事に戻れる形にしておくと、家電ごとの迷いを整理しやすい
まとめ
一人暮らし用冷蔵庫で後悔しやすいのは、100〜150L台を「一人用だから十分」と考え、自炊、冷凍保存、作り置き、飲み物、調味料の増え方を見込んでいない時
外食や惣菜中心なら145L前後でも足りることがある
ただ、週3回以上自炊し、冷凍ご飯を5食分ほど置き、冷凍食品や肉の小分けを使うなら、冷凍室の広い160〜200L以上を見たほうが後悔しにくい
まとめ買いや作り置きをするなら、200L前後の余白があると生活が回しやすい
見るべき場所は、総容量だけではない
冷凍室の広さ、ドアポケットの段数、鍋や保存容器を置ける平面
この3つを先に見ると、買ったあとの詰まり方を想像しやすくなる
今ある冷蔵庫で困っているなら、まずドアポケット、冷凍室、保存容器の形を見る
それでも毎回入れ替えが必要なら、整理より容量が合っていない可能性を考える
最初から全部を大きくする必要はない
まずは、自分の自炊頻度と冷凍保存の量を見て、半年後の生活でも無理なく使える容量を選ぶと安心しやすい
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
