冷蔵庫の音が夜だけ気になる布団前にまた戻るブーン音
目次
夜、部屋の電気を消して布団に入ったあと、キッチンのほうから低いブーン音が戻ってくる
昼間は気にならなかったのに、夜11時を過ぎてテレビや換気扇を止めた瞬間、冷蔵庫だけが動いているように聞こえることがある
冷蔵庫の音が夜だけ気になる原因は、故障だけではなく、部屋が静まり、寝床との距離が近くなり、コンプレッサー音や製氷音、壁や床への振動が目立つためと考えやすい
まず見るべきなのは、冷蔵庫そのものを買い替えることではない
いつ鳴るか、どんな音か、寝る場所から何m離れているか
ここを分けて見ると、原因をかなり絞り込みやすくなる
夜だけ気になる音は、静かな部屋で前に出てくる
冷蔵庫の音は、昼間にも鳴っている
ただ、昼はテレビ、換気扇、外の車、家族の足音、水道の音に紛れやすい
冷蔵庫のブーン音やジーという低い音だけを意識する時間が少ない
ところが夜になると、部屋の音が一気に減る
スマホを置く
照明を消す
布団に入る
その数分後に、冷蔵庫の低い音が始まる
この時につらいのは、音量そのものだけではない
一度静かになったあと、また同じ音が始まることが気になりやすい
冷蔵庫は庫内を冷やすために、動いたり止まったりする
その周期が、夜の静けさの中でははっきり聞こえる
昼なら流せる作動音でも、寝入りばなに始まると「また鳴った」と感じやすい
ワンルームでは冷蔵庫の音が寝る場所の音になる
ワンルームや一人暮らしの部屋では、冷蔵庫の音が気になりやすい
理由は単純で、キッチンと寝る場所の間にドアがないことが多いからだ
冷蔵庫は台所に置いているつもりでも、実際には寝室と同じ空間にある
ベッドから冷蔵庫までが1〜2mほどしかない部屋では、低い作動音がそのまま耳に届く
一人暮らし用の2ドア冷蔵庫で、20分ほどブーンと鳴り、20分ほど静かになり、また鳴るという流れに悩む体験もある
ドアの閉め忘れを見た
壁との隙間も見た
足元にゴムを置いてみた
それでも音が部屋中に残り、結局耳栓でしのぐ
この流れを見ると、問題は冷蔵庫の音量だけではない
冷蔵庫と寝床の間に、音を遮るものがあるかどうか
ここで体感は大きく変わる
キッチンが独立している部屋なら気になりにくい音でも、ワンルームでは寝る場所の音になる
賃貸アパートで床や壁が薄い場合は、本人の耳だけでなく、床に伝わる振動も気になりやすい
戸建てやキッチン独立の部屋とは、同じ冷蔵庫でも感じ方が変わる
ブーン音は周期を見たほうが原因を分けやすい
夜に気になりやすい代表的な音は、ブーン、ジー、ウーンという低い音
これは、コンプレッサーが動いている時の作動音として聞こえることが多い
冷蔵庫は庫内を冷やすために運転し、温度が下がると止まる
そのため、ずっと同じ音が続くというより、鳴る時間と静かな時間が分かれる
深夜に30分に1回、10〜15分ほど唸る
20分鳴って、20分止まって、また鳴る
こういう周期があると、寝る前にかなり気づきやすい
一度気づくと、次にいつ鳴るかを待つようになる
音そのものより、繰り返し戻ってくる感じが眠りを邪魔する
ただし、ブーン音があるだけで故障とは言い切れない
冷蔵庫が冷やすために動いている音なら、鳴って止まること自体は自然な場合がある
見るべきなのは、以前と比べて変わったかどうか
以前より急に大きくなった
止まるまでの時間が長くなった
一日中ほとんど止まらない
冷えが悪い
焦げたようなにおいがある
本体がいつもより熱い
こうした変化があるなら、夜だけの感じ方ではなく、状態確認が必要になる
まずは2〜3日だけ、何時に鳴り、何分続くかをメモする
修理相談をする場合も、この記録があると説明しやすい
寝る前のドア開閉で、再冷却の音が目立つ
夜だけ冷蔵庫の音が気になる時、見落としやすいのが寝る直前のドア開閉
寝る前に水を取る
アイスを出す
翌朝の弁当用に中身を見る
そのあとすぐ布団に入る
この流れだと、ドアを開けた時に庫内へ暖かい空気が入る
その後、冷蔵庫がもう一度冷やそうとして運転しやすくなる
昼間なら気にならない再冷却の音でも、夜は音が少ない
布団に入って5〜10分ほどしてからブーン音が始まると、冷蔵庫が急にうるさくなったように感じる
枕元1mほどに小型冷蔵庫を置いている場合は、さらに近く聞こえる
日中は問題なくても、夜にドアを開けた後だけ少し気になるという状態は起こりやすい
この場合、最初に変える行動はシンプルでよい
寝る直前に冷蔵庫を開けない
まずはこれだけを見る
飲み物は少し早めに出す
夜中に取るものを減らす
開ける時間を短くする
一晩だけでも、寝入りばなの音が変わるか確認しやすい

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ガタッという音は製氷機の動きと重なることがある
ブーン音ではなく、夜中にガタッ、ゴトッと鳴る場合は、製氷機の音も疑いやすい
自動製氷機能がある冷蔵庫では、氷ができたタイミングで貯氷ケースに落ちる
昼間なら気づかない音でも、夜中の静かな部屋では大きく響く
特に、寝る前に給水タンクへ水を入れた夜は分かりやすい
布団に入ったあと、深夜にガタッと鳴る
冷蔵庫本体がずっと唸るわけではなく、突然の単発音で目が覚める
この場合は、コンプレッサー音とは別に考えたほうがよい
確認するなら、製氷を一晩だけ止めて比べるのが早い
給水タンクへ寝る前に水を足した日
寝る前に水を足さなかった日
製氷オフにした日
この違いを見ると、夜中のガタッという音が製氷由来か切り分けやすい
音が止まるなら、夜だけ製氷を避ける
氷は日中に作る
寝る前の給水をやめる
これだけで、夜中の単発音はかなり減らせることがある
カタカタ音は冷蔵庫ではなく周囲の物が鳴っていることもある
夜の冷蔵庫音は、本体内部の音だけとは限らない
冷蔵庫が動いた時の細かな振動が、床、壁、棚、ドアポケットの瓶、冷蔵庫の上の物に伝わることがある
その結果、カタカタ、ビリビリという音になる
昼なら気づかない小さな音でも、夜ははっきり残る
見る場所は、冷蔵庫本体より周りからでよい
ドアポケットの瓶が詰まりすぎていないか
冷蔵庫の側面が棚に触れていないか
背面が壁に近すぎないか
冷蔵庫の上にトレーや箱を置いていないか
足元が少しがたついていないか
瓶が隣同士で触れているなら、少し離す
冷蔵庫の上に軽い箱があるなら、いったん下ろす
横の棚に当たっているなら、数cmだけ離す
それだけで、ブーン音に混ざっていたカタカタ音が減ることがある
冷蔵庫がうるさいと思った時ほど、先に周囲の物が一緒に鳴っていないかを見る
本体の故障と決めつける前にできる確認だ
底面や背面のホコリで唸る時間が長くなることもある
以前より夜のブーン音が長くなったと感じるなら、底面や背面のホコリも見る
冷蔵庫は熱を逃がしながら庫内を冷やしている
背面や下のほうにホコリがたまると、熱が逃げにくくなり、運転が増える可能性がある
すべての唸り音がホコリで解決するわけではない
ただ、冷蔵庫の下をしばらく掃除していない
壁との隙間にホコリがたまっている
夜の音が前より長くなった
止まるまでの時間が気になる
この状態なら、確認する価値はある
見る順番は、冷蔵庫の背面、下、壁との隙間、放熱スペース
無理に本体を引っ張らず、届く範囲から見るほうが安全
掃除前に、夜の音が何分続くかを一度メモする
掃除後も同じ時間帯で比べると、変化が分かりやすい
ホコリを見る時は、音だけでなく、掃除前後の違いを見る
ここまでできると、ただの一般論ではなく、自分の部屋で原因を切り分けやすくなる
夜の音が気になりやすい住環境
冷蔵庫の音は、使う人の敏感さだけで決まらない
同じ冷蔵庫でも、部屋の形や置き場所でかなり変わる
気になりやすいのは、ワンルームでベッドと冷蔵庫が同じ空間にある部屋
特に、寝床から1m以内ならかなり近い
1〜2mでも、間にドアがなければ音は届きやすい
フローリングの賃貸では、床に振動が伝わることもある
古い建物や壁が薄い部屋では、音の逃げ場が少なく感じることもある
反対に、キッチンと寝室が分かれている部屋なら、同じ作動音でも気になりにくい
ドア1枚あるだけで、夜の体感はかなり変わる
夏場は、室温が高くなりやすく、ドアを開けた後の再冷却も増えやすい
ただし、季節だけで決めつけるより、まずは自分の部屋で鳴るタイミングを見るほうが早い
この記事で見るべきなのは、冷蔵庫選びそのものではなく、今の部屋で夜だけ音が目立つ条件だ
一人暮らし用冷蔵庫の後悔や、寝室に小型冷蔵庫を置く注意点は、買う前の確認として別に整理したほうが分かりやすい
ここでは、すでに夜の音で困っている時の原因特定に絞って考える

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夜だけ気になる時は、音の種類から順番に見る
冷蔵庫の音が夜だけ気になる時は、いきなり故障や買い替えを考えるより、切り分ける順番を決める
最初に見るのは、鳴るタイミング
寝る前に鳴るのか
夜中に鳴るのか
ドアを開けた後に鳴るのか
製氷した後に鳴るのか
一日中ほとんど止まらないのか
次に見るのは、音の種類
ブーン、ジーなら、コンプレッサーの作動音が手がかりになりやすい
ガタッ、ゴトッなら、製氷や庫内の物を疑いやすい
カタカタなら、瓶や棚、設置のがたつきを見る
カラカラが続くなら、ファンまわりの可能性もあるため注意したい
最後に、寝床との距離を見る
冷蔵庫と枕が1m以内なら、かなり近い
1〜2mでも、間にドアがなければ音は届きやすい
別室なら、本体より床や壁への振動が気になる場合もある
ここまで見てから、できることを順番に試す
寝る直前に冷蔵庫を開けない
製氷を一晩だけ止める
ドアポケットの瓶を離す
冷蔵庫の上の物をどかす
壁や棚に触れていないか見る
底面や背面のホコリを見る
音が何分続くかを2〜3日だけメモする
最初に変えるなら、寝る直前の開閉と夜の製氷
ここはお金をかけず、変化も見えやすい
相談したほうがいい音もある
夜だけ気になる音の多くは、置き場所、使い方、製氷、作動音、共振で説明できることがある
ただし、自己判断で済ませないほうがよい音もある
以前より急に大きくなった
一日中ほとんど止まらない
冷えが悪い
焦げたようなにおいがある
本体が異常に熱い
カラカラ音が続く
ドアを開けると音が止まる
掃除や設置調整をしても変わらない
振動が明らかに強い
この場合は、分解して直そうとしない
取扱説明書を確認し、メーカーや販売店に相談するほうが安全だ
特に冷えが悪い、異臭がする、本体が熱すぎる場合は、単なる夜の聞こえ方とは別に考えたい
気になる音が急に変わった時は、生活対策だけで済ませない
ここは無理に判断しないほうが安心
まとめ
冷蔵庫の音が夜だけ気になる原因は、ひとつではない
部屋の生活音が減る時間帯に、コンプレッサーの周期音、製氷機の単発音、ドア開閉後の再冷却音、床や壁への振動が重なる
その結果、昼なら気づかない音が、寝る前だけ強く残りやすくなる
特にワンルームや寝室近くに冷蔵庫がある部屋では、音は台所ではなく寝る場所の音になる
まずは、音の種類を見る
次に、鳴るタイミングを見る
そのあと、冷蔵庫と寝床の距離、壁や棚との接触、ドアポケットの瓶、底面や背面のホコリを順番に見る
今日から全部を変える必要はない
まずは寝る直前に冷蔵庫を開けないことと、夜だけ製氷を止めて一晩比べること
この2つから始めると、夜の冷蔵庫音がどこから来ているのか、かなり判断しやすくなる
監修:鈴木隆
保有資格:家電製品アドバイザ
